今週は、なんと言ってもコレ！
ふだんのコンテンツの更新のなかった
「ほぼ日大ミーティング」の２日間を、
いつもより長めに、ご紹介しましょう！
【オレたち、どうなりたいんだろう？】
ものは言いよう、ともうしますが、
今日は、ほぼ日刊イトイ新聞の
「準休日」とさせていただきます。
いつにまして
活動はしているので休日じゃないのですが、
いつもの更新が、ありません。
1998年の6月6日から、
ずっと休まずにやってきている
ほぼ日刊イトイ新聞なのですが、
なんでもそうですけれど、
やっているうちに
忘れちゃいけないことを忘れていったり、
変えなきゃいけないことなのに、
頑固に変えなかったり、
大きな跳躍をすべきところで
尻込みしたり、
鷹揚にしたほうがいいことを
厳しくチェックしたり、
ほんとはやりたいことを後回しにしたり、
ただただ無理を続けたり、
単純に自分に甘かったり、
意味もなく読者を怖れたり、
悪いくせがついてしまったり、
健康や元気の総量が減っていったり、
というようなことが、ま、自然に
積み重なってくるわけであります。
だんだん、ぼくらが
どういう場をつくってきたのか、
であるとか、もともと
どういうことをしたかったのかとかが
見えにくくなってもきます。
それは、読む側の人たちについても同じで、
なんだか休まずに
毎日更新する無料で素人くさいサイト、
だと思っている人もいれば、
通信販売のサービスとして
運営されているサイトだと
考えている人もいるでしょう。
社会の木鐸であると思っている人も、
公共の媒体のように
考えている人さえもいるようです。
どれも、ちがうとは思うんですけれどねぇ。
「ほぼ日」というのは、
どういうものなのか、
いままでどうやってきて、
どうなっていきたいのか、
そういったことを、
あらためて話しあったり、
決めていったりしないと、
無数の意見に流されて、目の前のことに
いちいち右往左往しているというような
情けない状況に陥ってしまう
と思っていたのでした。
でも、日々の、
毎日の目の前の仕事に追われて、
ついつい忙しいままに、
そのままにされていたことが、
たっぷりたまっていたのです。
そこんとこ、どうよ？
ということなのです。
しっかりしようぜ、でもあり、
もっとたのしくやるために
どうしていこうか、でもあるのです。
もちろん、そんなたいした
ご立派なチームではないのですが
たいしたことないなりに、
いい試合を、いい航海を
していきたいと思いますので、
5周年の山場をひとつ越えたいまの時期に、
「ほぼ日」全員がひとところに集まって、
時間無制限で大ミーティングを
やることにしたのです。
決めたこと、話し合ったことの一部は、
もしかしたら「ほぼ日」紙上で
掲載するかもしれませんが、
しないかもしれません。
どちらにしても、きっといろんな局面で、
この二日間の成果が
あらわれてくると思います。
一皮むけて新発売、みたいになるかどうか、
これからのほぼ日刊イトイ新聞に、
どうそご期待ください。
明日も、この
『今日のダーリン』だけ更新します。
今日の報告も、できると思います。
準休日ではありますが、
どうぞ、いつものように
訪ねてきてくださればうれしいです。
【ゼミのような８時間】
火星大接近の日。
さてさて、「ほぼ日」準休日の
2日目にして、最終日。
いかがでしょうか・・・と言っても、
今日までですが。
毎日、あるに決まっているものが
ないと、ちょっと
妙な気持ちかもしれませんね。
ぼくらも、
日々の更新をしないということに、
なんとなく身体が慣れなくて
ヘンでした。
「ほぼ日」乗組員全員は
魚籃坂を離れて、都内某所に集い、
約8時間にわたって、
いつもはできない
大ミーティングをやっていました。
たのしくやろう、
という方針だったので、
ある意味、気分転換にも
なったんじゃないかと思います。
「真剣であること」と
「たのしいこと」は、
矛盾しないはずですので、
ま、上々の
第一日だったと言えるでしょう。
大学とかにたとえると、
授業の時間以外の、
喫茶店に場所を移しての
ゼミみたいなものだったかなぁ。
ほんとうに大事なことというのは、
こんなふうにしてしか
語り合えないような気がします。
そして、今日は、昨日の続きです。
さらに
肩の力を抜いて、真剣にやります。
いずれ、かならず読者の方々にも
「実り」を
プレゼントできると思いますので、
あたたかく見守ってくださったら
うれしいです。
二日間にわたっての準休日、
たのしみにしていた人には
もうしわけありませんが、
明日から、
またいつもの「ほぼ日」です。
これからも、どうそよろしく。
【顔を見ながら話し合う機会】
二日間にわたる
「ほぼ日大ミーティング」
終わりました。
今日からは、平常通りに戻ります。
こういう報告だけ読んでいる人は、
さぞかし汗かきべそかき
やっていたと思うでしょうが、
とてもたのしく
過ごすことができました。
おもしろかったです、ほんとに。
いつのまにか
20名くらいにまで増えている
「ほぼ日」乗組員ではありますが、
互いの顔を見ながら、
他の用事で席を外したりせずに、
いろんなことを
話し合う機会というのは、
いいものですねぇ。 |
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