今週は、ひきつづき流行中の
散歩途中で感じたことをふくめ、
「気づいたり、ふと思ったりしたこと」
を、４日ぶん、ご紹介しますね！！！！
【これまでもこれからもない経験】
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。
いままだ、ここ六本木ヒルズにおります。
上條恒彦さんのコンサートが
終わった直後で、まだ
歌の匂いが残っているようです。
簡単な打ち上げをやるということで、
ちょっと待ち時間があるのですが、
その時間を利用して、この
「今日のダーリン」を、
書いておこうと思いつきました。
家に帰ったらそのまま
眠ってしまいそうだったので。
2003年10月の3連休は、
忘れられないでしょうね、きっと。
朝から夜まで、ガラスの檻のなかに
自ら閉じこもって、
次々にお客さまと犬とを迎える役割など、
いままで経験したことが
ありませんでしたし、これからも、
絶対にないと断言できます」
【肌寒くなると思うこと】
「さて、そろそろ肌寒くなってきました。
おなじ秋でも、
冬寄りのほうの秋ですよね。
牡蛎だの河豚だの大根だの
松茸だのっていうような、
『きれいどころ』が準備中ですよね。
それはそれでいいんだけれど、
寒くなると、
ホームレスの人たちのことが、
妙に気になるようになるんですよねぇ。
何を本気で
してやるつもりでもないのですから、
思ってもしょうがないんだけれど、
つい、ねぇ。
昨日の朝は、歩道橋を屋根にして
すっごく高いところに
巣づくりをしている人を発見しました。
あんた、鳥か？
というような高い位置に寝てましたねぇ。
大昔の人間だったら、家のない人も
もっといたんだろうし、
それ、あんまりヘンじゃ
なかったんだろうけれど、
いまの時代だと、
すっごく特別に見えちゃうんですね」
【歩くと疲れがとれる！】
「三日坊主で終わるかもと
予想されていた朝の散歩が、
ますますおもしろくなってきている。
歩くのはおもしろい。
歩くのは映画よりおもしろい。
もともと部屋にいて
テレビを点けっぱなしにしてるのも、
大きな『社会の窓』を
開けているようなものだから、
現物の社会を歩くのが
つまらないはずはない。
テレビ局で、偶然に
タモリさんも歩くのに
こっていることがわかった。
仕事の帰りなどに歩くと、
疲れがとれるんだとも言っていた。
そうなんですよ、
歩くと疲れがとれるんですよ」
【朝から歩いて青山から三田へ】
「今日の『ほぼ日』が更新される
ちょっと前ころに、
ぼくは港区南青山から、
港区三田に到着するのです。
もちろん、流行の歩きで
たどりついたというわけです。
その前に、朝の9時からNHK衛星第一で、
ヤンキースとレッドソックスの
アメリカンリーグ決戦が
始まっているんですよねぇ。
たがいに3勝3敗で迎えた
エース同士のぶつかりあい。
しびれますよねぇ。
アメリカ野球のゴジラ、
日本の道路のドン、と続く時間に、
ぼくは歩いているわけですよ」 |
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