読みかえす
「今日のダーリン」
2004/01/17
今週の「今日のダーリン」は、
「そういえば、こんなことに気づいたんだ」
という話が、年始から通常営業に切り替えた
いろんな人に、じっくり沁みたようでした。
今週の言葉から、いくつかを抜粋紹介です!


1月12日

【仕入れ先のない知恵】

「『ほぼ日』で
 『おとなの小論文教室』を連載している
 山田ズーニーさんの新しい本
 『あなたの話はなぜ「通じない」のか』が、
 韓国でも翻訳されて出版されるという
 ニュースがあった。
 ぼくらの知っている韓国の人たちは、
 思いきり自分の意見をぶつけあって、
 ケンカ寸前のところでコミュニケーションを
 成り立たせているという
 印象があったのだけれど、
 こういう本が必要とされるように
 なっているのか、と、
 しみじみなるほどなぁと思った。
 もしかすると、
 韓国で大ベストセラーになるかもしれない。
 ズーニーさんの書くものは、
 仕入れ先のない知識ばかりだ。
 いちいち、自分の皮膚で触れて、
 ケガしたりヤケドしたりしながら
 発見してきたことが、
 小さめに小さめに語られている。
 だから、読者との間に信頼関係が結ばれて
 真剣に読まれるのだと思う。
 この姿勢で書かれた
 コミュニケーション論なら、
 きっと他の国の人々にも通じると、
 ぼくは思う」


1月14日

【若いときにこれをやったという事実】

「『ほぼ日』のサポーターみたいな感じで、
 なにかといろいろお世話をしてくれている
 アナウンサーの今泉清保さんが、
 働きながら
 大学で勉強していたということを知った。
 昼間は仕事をして、
 夜は学校に通うということが
 どんなふうにたいへんなことなのか、
 想像することしかできないのだけれど、
 若いときにこれをやったという事実は、
 きっとその後の大きな自信に
 なることだろうと思った。
 カッコいいぜ、今泉さん。
 いまの時代は、昼間の職業を持っていて
 夜は学校に通っているという人が
 とても少なくなっているらしい。
 そりゃ、そうだろうと思う。
 学校は、合格して入学金を払えば、
 誰でも入れてもらえるが
 会社のほうは、
 入れてもらうのがもっと難しいものねー」


1月15日

【タモリさん、それなりにお喜びの様子】

「ブータンでも
 読まれている『ほぼ日』です。
 どうですか、今日のブータンは?
 日本、今年は正月気分が抜けるの、
 早い感じです。あちこち、
 みんなまったく通常運転ですね。

 昨夜、タモリさんにお会いしたので、
 「ほぼ日」の連載が、
 毎日3万人近くの人に
 読まれていることを、
 直接伝えておきました。
 『ほお、そう、ほーお』と、
 それなりにお喜びの様子でした。
 年末恒例の対談にしたいですね、
 と希望を述べました。
 あり得る、というような感触、でしたね」

2004-01-17-SAT


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