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ギンザ・グラフィック・ギャラリーで、 11月26日(土)まで開かれている展覧会。 展覧会の公式キャラクター 「三半ちゃん」が目印です。 1FとBF1の2つの大きな部屋を使った会場は、 「無理かもしれない造本計画」 「なんたって本文組みが命でしょ」など、 コンセプト別に12のコーナーに分かれています。 ここに展示されたすべての本に、 ひみつが隠されていると聞き、 「ほぼ日」が直撃取材してきました!
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会場に入るとさっそく、 祖父江さんを発見! なにをされているのかしら? と思いつつ、 ご挨拶をしたら、振り向きざまに一言。 「見たなぁ〜」。 ![]()
1Fの「ライブ!本の誕生!」コーナーでは、 現在制作中の本の途中経過を、ライブでお届け中。 印刷所から新しい校正紙が出るたびに、 祖父江さんがギャラリーに持っていらして、 自らトンカチをふるって、 指示書から本になっていく過程をまるごと見せてくれます。 世に出る前の本の誕生に立ち会うことができるのです! ![]()
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「無理かもしれない造本計画」のコーナーでは、 祖父江さんの造本計画と、 無理を乗り越えて生み出された本が セットで展示されてます。 デザインが好きな人にはたまらないです! ![]()
会場には巨大な『伝染るんです。』、 『殴るぞ』の10倍サイズのタペストリーが! 記念写真を撮るのにぴったり。 ![]()
![]() 「実験室」には文字通り、実験的な作品が‥‥。
「この本はね、 カバーが裏と表との2種類あって、 ひとつはね、ここがぴゅっと飛び出してるの。 ね! かわいいでしょう?」 ![]()
「でも、電車の中で読むときとか恥ずかしいときは、 この表紙を裏返すと、 ほ〜ら、まじめな本に早・変・わ・り!」 ![]()
![]() 「これはね、実は全部、同じ本なの。 同じ本なんだけど、ちょっとずつデザインを変えて、 だいたい64種類、作ったんです。 だから、どれが当たるか、買ってからのお楽しみ〜! でね、この本でじゃんけんができるんです。 ほら、この神様はグーを出してるでしょ。 だから、チョキ!」 ![]() 「いやん、負けちゃった〜!!」 1冊の本が64種類‥‥微妙に違う64種類。 それだけで、くらくらします。 ちなみに、グー・チョキ・パーそろっているから、 お友達も持っていれば、じゃんけんでも遊べる 楽しいご本でした。
「これはどこがひみつだと思います?」 わからないでしょう? ふふっ。 目をじょうずに近づけて、 平行合体視すれば、 絵が立体的に浮かび上がりまーす。」 ![]()
「平たく置いても立体的な本でーす。 うわー!」 ![]()
「ぱっと見ただけじゃ、わかりません。 本の中に、ちっちゃな本が隠れてます。 ほら、擬態してるでしょ?」 ![]()
![]() BF1に移動しましょう。 こちらは、階段です。 ![]() ![]() 「ここにはだじゃれが隠れてまーす。 さあ〜て、どこでしょう?」 えーっと、えーっと‥‥ 階段だから、怪談の本?? ![]() 次回は、さらにひみついっぱいのご本を ご紹介いたします! |
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