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はじめて会った日のコハ、こんなに小さかったんだ！
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この日は、冬で寒かった。最初は、池ちゃんのことを
大きくておもしろいおばさんだと思ってたんだ。
5年前、何していたんだっけ。
5年後、どんなことをしているのかな。
「ほぼ日5年手帳」がそばにあることで、
きのう、きょう、あしたのことだけじゃなく、
「5年前」や「5年後」のことも
ほんのすこし、意識するようになるかもしれません。
5年って、長いのかな。短いのかな。
5年先には、じぶんはどのぐらい変わっているかな。
まだまだ見えないことばっかりだし、
思いもよらない未来がくるかもしれません。
でも、「5年」をひとつのかたまりとして考えて
過去を振り返り、この先を想像してみると、
「5年後のじぶん自身」に、
ちょっとだけ、わくわくしませんか？
5年手帳を使いはじめる前に、
その「わくわく」な気持ちを
みなさんといっしょにたのしめたら、と
ちいさなWEB上の写真集をつくりました。
写真を撮っているのは、
「あかるい写真館」の
すてきなポートレート作品でもおなじみ、
写真家の池田晶紀さん。
写っているのは、
小学5年生の女の子、こはるちゃんです。
ふたりは5年ほど前に、
池田さんの写真のモデルを
こはるちゃんがつとめたことがきっかけで、
とっても仲良くなったそうなんです。
「5年手帳」ということで、約5年ぶりに
（季節が違うので、正確にいうと4年半ですが）
同じ場所（小学校への通学路）で撮影することに。
また、これまでいっしょに撮影した写真もまじえて、
ふたりに、撮影した日のことを
振り返ってもらいました。
写真を見ながら、みなさんの5年間にも
どうぞ思いを巡らせてみてください。
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誕生日じゃなかったのに、
突然、池ちゃんがケーキを持って来てくれた。
歯が抜けてて、今見るとおもしろいなー。 -
そうそう。誕生日でもないのに
誕生日お祝いのマネして遊んだんだよね。
「誕生日じゃない日、おめでとう！」って
何回もやりながら写真を撮って。笑ったなあ。
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緑の服を池ちゃんがくれたんだよね。
駐車場で石を枕にして寝たりして、おもしろかった。
帰りにモスバーガーに行ったのが、
いちばんたのしかった。 -
なんにでもなれるコハ。この日は車を持っていない
タクシー運転手さんをやってくれた。
二宮金次郎さんに道聞いたり、駅前のタクシー乗り場に
立ってみたり、駐車場で寝てみたりと、
思いついたドラマを一瞬でおもしろくする天才です。
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はじめてのランドセルを背負って、嬉しかった。
ばあばにもじーちゃんにも、まだ見せてなかったけど、
池ちゃんが家まで来て写真撮ってくれて、
ママが喜んでた。
桜がすごいいっぱいあったよ！ -
ちっちゃいコハが、向こうへ駆けていって
どんどん小さくなっていく名場面。感動したなあ。
このとき、ママもこっそり泣いてたんだよ。
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池ちゃんとの旅行、
うれしくてずーーーっとたのしみにしてたんだ。
マタギの子供みたいな格好で電車乗ったら、
かわいいねってまわりのおばさんたちに言われて照れた。 -
これは、ふざけたよね〜。
「秋田の風物詩ぜんぶ使って遊ぼう！」って、
コハのパパがマタギの格好、池ちゃんはなまはげのお面で
北秋田の内陸線に2時間も乗ったのつらかった〜（笑）。
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ひさしぶりに、昔住んでた場所に行ってうれしかったよ。
枯葉をわーっとした時に、
5年前に桜をわーっとしたのが
すごくたのしかったなぁって思い出した。 -
コハはあの、1年生のときのことを
本当によく覚えているんだなあって思った。
同じ道の、あのときの写真どおりの場所で笑うんだもん。
言葉のいらない会話の時間って感じで、
撮りながら、また感動したんだよ。ママも大笑いだったね。
さいごにあらためて‥‥
短くてあっという間だった。
5年前、池ちゃんと会ったときから、ずっとたのしかった。
これからも、5年よりもっとずっと、
いっしょにおもしろいことしたいな。コハと池ちゃんはこの5年間で、
わざわざへんな思い出をつくる遊びをしてきました。
こうしてふり返ってみてみると、
「なつかし〜ね〜」ってしみじみするよりも、
わざわざへんなことをした過去のじぶんが、
未来のじぶんを笑わせてくれているみたいです。
思い出は、過去のものだけじゃないんですね。
いまは10歳、小学5年生のこはるちゃんも、
5年経ったら15歳、中学3年生です。
5年後に撮影をしたら、
どんな表情を見られるのでしょうか。
（「5年後に撮ろうね！」なんて話もしたので、
このページで、また会えるかもしれません）
過去のじぶんを思い出したり、
未来のことを想像したりしながら
「ほぼ日5年手帳」と過ごすこれからの5年間は
どんな時間になるのでしょうか。
みなさんにとって、
たのしく、うれしい5年間でありますように。