O2 SPRING & SUMMER & ANYTIME

品質よし、スタイルよし、 ぱっと目をひくきれいな色。 オトナが考える2021年の定番Tシャツ、 〈O2〉に登場です。

〈O2〉ピュアブリーズ シリーズ

予告01

品のよい、かすかな光沢としなやかさ。
繰り返し洗濯しても型くずれしにくい丈夫さ。
うれしい個性をあわせもつ生地を使った
〈O2〉の「PURE BREEZE®(ピュアブリーズ®)」シリーズ。
「KATO’」(カトー)創設デザイナーの加藤博さんと
「GRANDMA MAMA DAUGHTER」
(グランマ ママ ドーター)の宇和川恵美子さん
(おふたりはご夫婦)といっしょにつくったアイテムが、
昨年〈O2〉に初登場、大好評をいただきました。

このピュアブリーズ®シリーズに、
今年はあたらしく、
「レディスハーフスリーブベーシックTシャツ」
が仲間入り。
着るだけで元気になりそうな
あかるいカラーのアイテムが登場します。

加藤さんと宇和川さんにうかがった
デザインのお話と、
スタイリストの川上薫さんにうかがった
Tシャツを着こなすためのヒント、
どうぞお読みください。

加藤 博(かとう ひろし)

自身の名前をブランド名にした「KATO’」 の創設デザイナーであり、
株式会社チームキットジャパン代表取締役社長。
これまで様々な国内外の商品の企画開発に携わるだけでなく、
生地開発や、 日本生地の海外輸出の際のディレクションなど
幅広く活躍する。
フランスの 「ET.VOUS」 のメンズライン開設時の
デザイナーとして活躍した後、
アドリアーノ・ ゴールドシュミット氏との仕事や、
RRLの商品企画開発・イタリア「Legra」の 生地開発など
世界のブランドで様々な役割を果たしてきた。

宇和川 恵美子(うわがわ えみこ)

セレクトショップの店長、バイヤーを皮切りに、
海外ブランド向け素材の企画・プロデュース、
アパレルブランド製品の企画・生産などの業務を経て、
2010年、
自身のブランド GRANDMA MAMA DAUGHTER を設立。
祖母から母へ、娘へと受け継がれていく
洋服作りをコンセプトに、
ユーザー目線を反映したゆきとどいた製品づくりで
人気を博している。

川上 薫(かわかみ かおり)

服飾スタイリスト。
東京生まれ。
2009年竹淵智子氏より独立。
レディスウェア、メンズウェアをとわず、
雑誌を中心に、広告やCMなどで
スタイリングを手がけている。

レディス
ハーフスリーブベーシックTシャツ

O2チーム
(以下O2)
昨年つくっていただいた、
フレアシルエットのフェミニンなTシャツも、
宇和川さんが「完ぺきなバランス」と表現した
ユニセックスTシャツもすばらしい出来ばえでしたが、
今回も、女性用Tシャツのあたらしいスタンダードに
なりそうなものができあがりましたね。
宇和川
前回のレディスのTシャツは
「こう見せたい」という意図があって
フレアシルエットにデザインしましたが、
今回はどちらかというと
お客さまからいただいた声を
いかしたかたちになっています。
O2
どんな声があったんでしょう。
宇和川
大きくはふたつあります。
まず、カジュアルすぎる雰囲気ではなくて
仕事でも着られるような
Tシャツがあればいいなという声。
もうひとつは、Tシャツを着ても
腕まわりを出したくないということ。
O2
Tシャツというと、
だいたい腕まわりが出るものが多いですが、
年齢を重ねてくると、
腕まわり‥‥とくに、二の腕を出すのは
ちょっと気恥ずかしい気持ちになりますよね。
カーディガンを着たりしてもいいけど、
できれば一枚で着たい。
宇和川
ええ、そうですよね。
女性の悩みを解決できるような
Tシャツがあったらいいなと思って、
腕まわりをほどよく隠せるような
五分袖にしたのが今回の特徴です。
ギリギリひじが隠れるくらい。
そして、ビジネスカジュアルにも対応できるような、
奇をてらわないベーシックなシルエットに仕上げました。
O2
ひじが隠れることで、
縦のラインが強調されて、
着やせして見える効果もありそうですね。
宇和川
袖も太くしていないので、
すっきりして見えると思いますよ。
O2
襟ぐりはクルーネックというよりは、
ちょっとボートネックっぽく広がっています。
宇和川
そうですね。
前のフレアTシャツやユニセックスTシャツより
横に2.5センチほど広げました。
そのほうがインナーとして
より使いやすいかなって思うんです。
かっちりしたジャケットの中に着ていただいても
ほどよくドレッシーなイメージになります。
O2
ふつうのときも仕事でも着られて、
着まわしの幅がすごく広いですよね。
裾のスリットや、太めの折り返しは、
前回のものを受け継いでいますね。
宇和川
前々から使っているアイデアですが、
一枚で着たときの
外着としての見え方がいいので採用しています。
サイドスリットがあることで
横から見たときにかわいく見える印象だったり、
袖口や裾の折り返しを太くしているのは
カフス感を出したかったからですね。
O2
すごくかわいいです。
ブラウスみたいな感覚で着ていただけそう。
宇和川
今の気分に合った
すてきなTシャツができたなって思います。
O2
そして今回は、
「大人のためのアクセントカラー」をテーマに、
ぱっと目を引くきれいな色みを提案してくださいました。
レディスは、
品のいい「オフホワイト」と「スノーグレー」に、
鮮やかな「オリエンタルブルー」と
「ブーゲンビリア」。
家の近くで過ごす時間が増えて、
明るい色を着て気分だけでも上げたいと
思っていらっしゃる方にもいいなって思うんです。
宇和川
そうですね。
明るい色を着ると気持ちが前向きになりますよね。
特にこの「ブーゲンビリア」。
なかなかピンクって着る機会が少ないですが、
大人が着られる、かっこいい明るいピンクです。
とてもすてきな色になったと思います。
O2
宇和川さんだったら
このピンクをどのように着られますか?
宇和川
そうですねぇ、
うすいグレーのパンツと合わせたら、
おとなっぽく上品なスタイルになりそうです。
ベージュのボトムも合いそうですね。
O2
着まわすのがたのしくなりそうですね。
そして、「オリエンタルブルー」も
アイキャッチな色みです。
宇和川
このブルーもとても大人っぽくて、
クリアな色みになりましたね。
あざやかなんだけど、スポーティーすぎず
絶妙な塩梅になったと思います。
O2
ピュアブリーズの生地の光沢感もあってきれい。
宇和川
そうそう。
生地のつやっぽい質感も
上品な雰囲気を後押ししてくれていますしね。
O2
「オリエンタルブルー」はどんな着こなしができそうですか?
宇和川
濃いブルーはかなり万能ですから、
白いパンツでもかっこいいし、
トーンの近いブルージーンズでもいいし、
どんな色でもすてきに着られる色だと思います。
青は小さく見える収縮色なので、
細く見える引き締め効果も期待できますよ。
O2
メンズTシャツ、ユニセックスTシャツは、
定番色の「オフホワイト」と
「ミッドナイトブルー」に、
ニュアンスカラーの「ピスタチオ」と「ブロンズ」。
加藤
カジュアルすぎず、どちらかというと
シックに見える4色を選びました。
僕らも街に出る機会が減って、
家のまわりで用事をすませたり、
身近なコミュニティーに参加することが多くなったので、
家のなかでも着られて外にちょっと出たときも
品よく見える色にしたかったんですよね。
O2
「ミッドナイトブルー」はその名前のとおり、
宵闇のような深くて暗い紺色が上品です。
加藤
紺色は製品染めでこの色合いを出すのは
すごくむずかしいんですが、
いい色を出してもらったなぁって思います。
この色が褪せてきたときにも
かっこよく着られるだろうなぁ。
それを想定して、ちょっと濃いめの色に。
O2
着込んで洗濯を繰り返して、日に焼けたりして、
生地にアタリが出てきて風合いが出そうですね。
加藤
「ブロンズ」に関していえば、
男性はベージュのTシャツってあまり着ないし、
赤みの強い濃いブラウンだと抵抗がある人も多いので、
上品にみえる黄味がかったブラウンにしました。
とてもおしゃれな色みになったとおもいます。
ぼくもこの色着てみたいなぁ。
O2
どちらかというとマスタードっぽい
ブラウンのような感じがありますね。
加藤
ええ、そうですね。
ボトムスとの合わせを考えるならアイボリーや
うすめのベージュでトーンをそろえるときれいです。
「ピスタチオ」は、ブルーともグリーンとも
グレーともつかないような
ニュアンスのある色にできました。
O2
ほかにない色みですよね。
加藤
実際に着てみるとすごくおしゃれに見えるし、
軽く見える感じもいいですね。
着なれない色かもしれませんが、
グレーを合わせる感覚で着ていただいていいと思います。
グレーを着ているよりもおしゃれに見えると思いますよ。
ベージュのチノパンにも、
オフホワイトのパンツなんかにも合いそう。
O2
夏がたのしみになる色がそろいました。
加藤
無地のベーシックなTシャツって
素材感で勝負することが多いですが、
このピュアブリーズという素材は
昨年はじめて使わせてもらってとてもよかったので、
今年は色でグレードアップできたかなって思います。
O2
ありがとうございました!

スタイリスト川上薫さんにきく、
アクセントカラーのTシャツを着こなすヒント。

オリエンタルブルー

「鮮やかなブルーのTシャツは、
ボーイッシュなイメージになりやすいので、
Tシャツのサイズをジャスト、もしくはやや小さめを選ぶことがコツ。
そうすることで女性らしさがでて、
スカートもパンツも取り入れやすくなります。
1枚めはデザイン性のある同系色のスカート、
サンダルをあわせて春らしいワントーンコーデに。
2枚目はTシャツをメインにするため、
白のパンツをタックインして清潔感のあるスタイルにしました。
ベルトをつけることでメリハリをつけています。」
(川上薫さん)

ブーゲンビリア

「今季トレンドカラーのひとつでもある
ピンクは顔まわりが明るくなります。
デニムやリネンのパンツなど、もしくはあえて
柄ものをとりいれると表情が変わって楽しめると思います。
1枚めは濃いインディゴデニムに、
白いスニーカーを合わせて定番のスタイルに仕上げました。
2枚めはワイドのネイビーパンツにサンダルを合わせ、
リラックス感あるコーデに。ピンクのTシャツは、
コーディネートの主役にもスパイスにもなって
着回しが楽しくなりますよ。
ぜひトライしてみてほしいです。」
(川上薫さん)

ピスタチオ

「女性はオーバーサイズのTシャツを取り入れ、
男女兼用に着ていただけるように選びました。
柔らかみのあるグリーンの色は、
肌馴染みがよく素材も柔らかいので、
オーバーサイズでも着やすくなります。
ほどよくドレープがでて、
大判のスカーフをあわせ綺麗めに仕上げました。
男性はピスタチオ色を主役にするため、他は黒で統一しました。
オーバーオールを着崩しで合わせることで、こなれた感を演出しました。
上着の下でも、一枚でも、着やすい色です。」 
(川上薫さん)

ブロンズ

「女性は、相性のよい淡いピンクのボトムスを合わせました。
カジュアルになりすぎないように、
ややソールのある太めのストラップサンダルと、
華奢なパールのチョーカーをあわせることでお出かけにも◎
男性はナチュラルカラーで統一し、上品な仕上がりにしました。
リネンパンツをタックインすることでメリハリがでます。
Tシャツの首周りがやや広く、
シンプルで着こなしが効くリラックスシルエット。 
好きな2色を重ね着するのも面白いかもしれません。」
(川上薫さん)

ミッドナイトブルー

「男性はネイビーのTシャツに、ヴィンテージのような風合いの
デニムとスウェードのブーツをあわせて、
メンズスタイルの王道アイテムをあわせました。
一般的なネイビーよりも黒に近いダークネイビーなので、
カジュアルすぎず、上品に着ていただけると思います。
女性は、70年代風のスタイリングにしました。
やや袖が長いのでサロペットとも相性抜群。
麦わら帽子や発色のよいスニーカーとあわせて小物で遊びました。
ドットのスカートやチノパンツでも、
何にでも合わせやすいので
ぜひ自由にスタイリングして欲しいです」
(川上薫さん)

ピュアブリーズ
レディス ハーフスリーブ
ベーシックTシャツ
各¥5,500(税込)

ピュアブリーズ
レディス フレアTシャツ
各¥5,500(税込)

ピュアブリーズ
メンズ ポケットTシャツ
各¥5,500(税込)

ピュアブリーズ
ユニセックス
ワイドポケットTシャツ
各¥5,500(税込)

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