O2 BETTER THAN ONE
SPRING & SUMMER & ANYTIME

オツ史上、最高のなめらかさ。 〈O2〉Tee”Rosy”

〈O2〉Tee "Rosy"

予告06

おもわず頬ずりしたくなるような
なめらかな着心地と品のよさで大好評をいただいていた
〈O2〉の「ロータス」シリーズ。
それを継承するシリーズとして昨年リリースした
〈O2〉Tee “Lily”。
おかげさまで好評いただき、
継続を‥‥と考えていたのですが、
リサイクルコットンを原料としていたこともあり、
生産背景の都合で使うことができなくなってしまいました。
〈O2〉チームはふたたび、
あたらしい生地を探す旅に出ました。
たくさんの生地をさわっては試しをくりかえし、
ついに巡り会った生地が「Rosy(ロージー)」でした。
つるつるでしなやかで、うつくしい。
これなら、以前のロータスとLily、両方もっている方にも
きっと気に入ってもらえるはず、と確信めいた予感をもって、
みたび「グランマ ママ ドーター」の宇和川さんと
「カトー」の加藤さんご夫妻にデザインをお願いしました。
経験豊富なおふたりも感嘆した生地でつくったTシャツを、
ぜひふれてみてください。

加藤 博(かとう ひろし)

自身の名前をブランド名にした「KATO’」 の創設デザイナーであり、
株式会社チームキットジャパン代表取締役社長。
これまで様々な国内外の商品の企画開発に携わるだけでなく、
生地開発や、 日本生地の海外輸出の際のディレクションなど
幅広く活躍する。
フランスの 「ET.VOUS」 のメンズライン開設時の
デザイナーとして活躍した後、
アドリアーノ・ ゴールドシュミット氏との仕事や、
RRLの商品企画開発・イタリア「Legra」の 生地開発など
世界のブランドで様々な役割を果たしてきた。

宇和川 恵美子(うわがわ えみこ)

セレクトショップの店長、バイヤーを皮切りに、
海外ブランド向け素材の企画・プロデュース、
アパレルブランド製品の企画・生産などの業務を経て、
2010年、
自身のブランド GRANDMA MAMA DAUGHTER を設立。
祖母から母へ、娘へと受け継がれていく
洋服作りをコンセプトに、
ユーザー目線を反映したゆきとどいた製品づくりで
人気を博している。

――
長い生地探しの旅の果てに、ようやく出合えました。
いままでさわってきた生地とは
ひと味もふた味もちがう、「Rosy」に。
宇和川
わたしもさわった瞬間に「うわぁ」っておどろきました。
いままでいろんな生地でTシャツをつくってきましたが、
いちばんすべすべですね。
加藤
極細で上質な糸をカットソー用にひいているんでしょうね。
本来は高級なブロードのドレスシャツとかに使う糸なので、
やっぱりきれいですねぇ。
――
80番手の糸をスムース編みにして、
表面には「バラの花びらをイメージした」という
超微起毛の加工がほどこされているそうです。
宇和川
ああ、なるほど。
だから、高級感がありつつもふっくらしていて、
きれいすぎない風合いが出ているんですね。
加藤
うん、微起毛の風合いがすごくいい。
最初に生地見本を見せてもらったときは
まだ世の中に出ていなくて、
ほんとうにできるのかなって疑問もあったんですが、
つくってみたら本当によかった。
宇和川
きれいですが、気どりすぎていなくて
カジュアルにもよそいきっぽくも着られるし。
これまでのロータスやLilyよりも
さらにアップデートした生地だと思います。
加藤
80番手という極細の糸を使って、
スムース編みがでできているっていうのが
ほんとうにすごい。
これより糸が太いとちょっと重い感じになってしまうので。
宇和川
肌ざわりもいいし、しなやかです。
するするっと体になじむ感じ。
加藤
そして重くもない。
――
とろんと落ちる感じというか、
揺れる感じもきれいに見えますね。
加藤
今後すごい注目される素材に
なるんじゃないかなって気がします。
――
大絶賛ですね。
〈O2〉のTシャツで使うことができて、
うれしいです。
加藤
これはもうぜひ着ていただきたい素材です。
「Rosy」を一度着たら最後、
ガシガシした感じの素材には
戻ってこられなくなるかも(笑)
宇和川
さわったらびっくりしますよね。
一度ふれてみてくださいっていう感じです。
――
その「Rosy」を使って、
3つの形をデザインしていただきました。
ひとつずつみていきましょう。

ジェンダーレスワイドT

――
かたちはどのように決められたのでしょう?
加藤
特徴的なところで言うと、袖丈をやや長めにとっています。
女性が着たらひじが隠れるくらい。
男性だとちょうどひじにかかるくらい。
宇和川
長めの袖をくるくるっとまくり上げて
好きな丈に調整してもらってもいいですし。
加藤
袖口を折って着ると、ちょっとこなれて見えます。
シャツと同じような感覚で着ていただけるかなって思います。
宇和川
裾は切り替えのパーツをつけて、
ふわっとブラウジングできるデザインにしています。
きれいめなTシャツといっても
パンツの中にインして着るのはハードルが高いので、
裾を絞りぎみにして、そのまま着ても
インして見えるようなブラウジングが叶います。
――
タックインするのが照れくさくて
気おくれすることもあったので、
これはうれしいつくりです。
宇和川
裾と襟は、
リブとかフライスにするとそこだけ重く見えるので、
ボディと同じ素材にしています。
生地にナチュラルなストレッチ性があるので
首まわりにも同じ素材が使えたというのもありますね。
――
共地だから統一感があって、上品な雰囲気ですよね。
加藤
下着っぽくならない感じがいいな。
あと、今回は胸にポケットをつけるのをやめました。
ポケTは下着っぽく見せないために
デザインされているものが多いんですが、
この生地にはそもそも必要ないかなって思いました。
宇和川
女性はポケットがないほうが着やすいかなって思いますし、
ブラウス的な感覚でも着ていただけます。
加藤
きれいに見える生地なので、
その印象を損ねずつくることを心がけました。
省けるところは省いて、
ステッチもできるだけ隠すようにして。
縫製もはじめて中国の工場にお願いしましたが、
本当にきれいに仕上げていただいて感動しました。
宇和川
あと、すごくこだわったところがひとつあるんです。
――
ぜひお聞きしたいです!
宇和川
肩線なんです。
肩の縫い目をちょっと後ろ側に寄せているんですよ。
――
わぁ、ほんとだ。
肩の頂点でなく背中側に縫い目が少し寄っていますね。
宇和川
肩の出っ張ったところ、
いわゆる肩山のところに縫い目があるのがふつうなんですが、
やや後ろ側にもってきたことで、
肩に生地が沿うようになっているんです。
――
あぁ、なるほど。
直線的な縫い目が前から見えないぶん、
やわらかい印象になりますね。
宇和川
そのほうがこの素材に合っているのかなと。
――
素材の特性や長所に合わせて、
そこまで考えてくださっているなんて、さすがです。
加藤
服は素材。
いい素材を使うとよく見える。
それに尽きますね。
今回は生地のすばらしさに引っ張ってもらった感じです。
――
はやくみなさんに着ていただきたいですよね。
加藤
いままで〈O2〉のTシャツを着てくださった方々にも
新鮮に感じてもらえると思いますよ!
ジェンダーレスの言葉どおり、
男女どちらも着てもらえるのでシェア使いでも。

レディス ハーフスリーブT

レディス ワイドT

――
女性用のTシャツは、
ハーフスリーブTのかたちは継続。
あたらしく、フレンチスリーブのワイドTシャツも
用意しました。

ハーフスリーブのほうは、
ひじがギリギリ隠れるくらいの長めの袖丈で、
縦のラインが強調されて着やせして見える気がして、
うれしいです。

▲レディス ハーフスリーブT

▲レディス ワイドT

宇和川
仕事用としても使っていただけるように、
上品なシルエットでつくっています。
対してワイドTのほうは、
ばさっと着ていただくと
二の腕がちょっと隠れるくらい。
身幅はたっぷりありますが
コンパクトに見えるように設計したので、
背が低めの方でも
バランスよく着ていただけると思います。
――
それはうれしいですね。
宇和川
パターンの話をすると、
肩傾斜のラインがポイントで、
角度がつきすぎると腕が上げにくくなるし、
まっすぐすぎると裃(かみしも)みたいに
はね上がってしまうので、
ちょうどよく体に沿いながら
腕にふわっとかぶるような傾斜にしています。
かための生地だと袖がきれいに垂れてくれないので、
やわらかく落ちる感じが表現できましたね。
――
生地のやわらかさがいかされています。
宇和川
どちらの形も、
首元のバインダーの幅はできるだけ細くして、
女性らしさを演出。
ジャケットのインナーとしてももたつかず、
合わせやすいと思います。
――
裾のスリットもさりげなくきいていますね。
宇和川
スリットは前々からの〈O2〉Tシャツの
デザインディテールを継承しているポイントですね。
スリット、そして襟ぐりの内側にはテープを貼って補強。
レディスだとあまり意識されない箇所ですが、
メンズの服づくりでつちかった経験をいかしています。
――
しっかりしていてうれしいポイントです。
カラーは、レディスで4色。
オフホワイト、セピアローズ、
ミスティブルー、スチールグリーン。
メンズはセピアローズをのぞいた3色です。
加藤
「Rosy」の生地は色がすごくきれいに見えますよね。
ペールトーンも、光沢が活きてうつくしい色合いです。
宇和川
深みがあるというか。
生地にちょっとした厚みがあるからか、
品よく見えます。
どれもすっごくいい色。
落ち着いた色と春を感じさせる明るい色で
そろえられました。
とくにスチールグリーンは、
グレーにも緑にもみえる、ニュアンスのある色で。
加藤
単純な黒でも緑でもないっていう、
黒板のような深い色。
グレーのかわりになるような色ですね。
――
とびっきりの生地で、うつくしい色。
ことしの〈O2〉Teeもベストバイです!

〈O2〉Tee “Rosy”
ジェンダーレスワイドT
各¥6,600(税込)

〈O2〉Tee “Rosy”
レディス ハーフスリーブT
各¥6,490(税込)

〈O2〉Tee “Rosy”
レディスワイドT
各¥6,490(税込)

販売インフォメーション

販売開始:
2023年5月31日(水)午前11時

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