- ――
-
昨年登場した〈O2〉Tee "Rosy" がとっても好評で、
ことしあたらしい色が加わって
ふたたびお目見えします。
- 宇和川
-
ホワイトにあたらしく3色が加わって、
さらに心強いラインナップになりましたね。
- ――
-
まず、スモークライムと名前をつけた色から
聞いてみたいと思います。
- 宇和川
-
スモークライムは
蛍光のイエローでもグリーンでもない、
絶妙なくすみ感。
明るく華やかなのですが、前に出すぎない。
着てみると顔もパッと明るくなる印象です。
- ――
-
肌の色から浮きすぎず、
なじみもいいのかもしれません。
- 宇和川
-
アッシュブルーも本当にいい色です。
ネイビーよりも淡くて、軽薄な感じでもなくて、
グレーがかっているというか、えもいわれない。
あえてたとえるなら、おだやかな海のような色。
- ――
-
スモークライムもアッシュブルーも
いままでにあまり見たことない色ですね。
- 加藤
-
そうですね。
日本でよく展開されているのは
ネイビーとかグリーンとか、
もっとわかりやすい色が多いんです。
ぼくがヨーロッパのブランドと仕事をしたとき、
むこうの方々はよくこういう色を選んでいました。
ヨーロッパで活躍するデザイナーたちは、
自然界にあるような色をうまく取り入れています。
- ――
-
気候や風土もあるんでしょうね。
日本も「藍色」だといくつも色調があるように。
- 宇和川
-
ええ。
ヨーロッパらしい色使いを参考に、
いい色合いができましたね。
- ――
- そして、安定のブラックもご用意しました。
- 宇和川
-
やっぱり定番の色はひとつないと、ね。
ことしはブラックも着たい気分でしたから。
- ――
-
それでは、宇和川さんと加藤さんのおふたりに
新色の "Rosy" を使った
「今なら、こう着たい!」コーディネートを
披露していただきます。
レディス ハーフスリーブT(スモークライム)
- 宇和川
-
すてきなスモークライムの色に
何を合わせようか考えたときに
「あっ! いいのがあった」って思い出したのが
ライムグリーンのオープントゥサンダル。
小物と色を合わせるとまとまりが出ます。
迷彩柄のミニトートバッグで
ピリリと辛口の味を効かせて。
レディスTシャツのサイズは「2」です。
Tシャツはすっきりしたかたちですが、
タックインしてさらにコンパクトに。
パンツはゆったりシルエットを選んで
メリハリをつけています。
明るく、華やかで、
気取りのないスタイルが表現できました。
こんなスタイルで女子会に行きたいですね(笑)
ジェンダーレスワイドT(アッシュブルー)
- 宇和川
-
ひと目で分かると思いますが、気分は夏!
麦わら帽子に真っ白なオーバーオール。
かごバッグやアフリカンアンティークのネックレスで
夏らしいムードをいっそう高めています。
今回Tシャツは主役ではなく、
あくまでつなぎ役で登場してもらいました。
差し色にオレンジのトングサンダルを入れても。
Tシャツのアッシュブルーが
どんな色とも相性の良い器の広い色味なので、
ヴィヴィッドカラーを足しても反目しないというか、
しぜんになじんでくれる。
レディスのハーフスリーブTシャツは
上のコーディネートのように
ちょっときれいな装いをするときに使いやすいですが、
ジェンダーレスTシャツは
カジュアルなスタイル向きですね。
ジェンダーレスワイドT(スモークライム)
- 加藤
-
スモークライムの色がきれいで、
ジェンダーレスTシャツ1枚だけでサマになるから、
コーディネートは深く考えすぎず、
シンプルなカジュアルスタイルに。
オフホワイトのカーゴパンツなら、
上品さもありつつ大人らしい余裕も生まれます。
ポイントは、ソールがライムグリーンの
ニューバランスのスニーカーを入れて、
さりげなくカラーリンクさせたことかな。
スモークライムはあまり選ばない色だからと
及び腰になる男性もいるかもしれませんが、
手持ちの服でじゅうぶん合います。
極端に色のコントラストをつけなければ大丈夫。
このカーゴパンツを
ベージュのチノパンに代えてもOKですしね。
気がねせず、ぜひためしてみてください。
ジェンダーレスワイドT(ブラック)
- 加藤
-
さきほどのカジュアルなコーディネートとは一転、
ぐっとシックな装いです。
トップスに選んだのは
ジェンダーレスTのサイズ「3」のブラック。
メインに使う色を変えるだけで、
ぐっと大人っぽくなります。
Tシャツと揃えるようにレザーローファー、
中折れハット、サングラスといった小物も
すべて黒で統一しています。
シックな雰囲気をもつブラックTシャツに
合わせるパンツもきれいなウールのグレースラックス。
シャツ感覚で上にジャケットをはおっても
かっこいいと思います。
ドレスアップする気分でTシャツを着こなすのも
新鮮でたのしいですね。