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これまでmioasseと〈O2〉でいっしょにつくった靴下は、
定番の「クルーソックス」と
ちょっと短めの「ショートソックス」、
つま先部分のない「オープントゥソックス」があります。
- そして、この春、スニーカー用の靴下が誕生しました。
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くるぶしが隠れるくらいに丈が短くなったとはいえ、
ただ短くしたわけではないんですよ。
履き口のところを締めつけるようなきつさがなく、
ずり下がらないようなフィット感に調整したり、
かかとを深めにして脱げないような形状にリデザイン。
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季節的なことも考えて和紙の混率をアップして、
さらりとした履き心地を追求しています。
そのぶんピリングも起きにくくなったのもうれしいところ。
靴の中で回らないように土踏まずの部分に
ゴムを入れていたりと、サポートも完ぺきです。
スニーカーを履きたいけれど、汗蒸れが気になる方や
かかとがずり落ちないソックスを求めていた方に
ぜひ履いていただきたい1足になりました。
オープントゥソックス(グレー) ×
Organic handloom(日本)のサンダル
- 二村
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夏でも意外に足元って冷えやすいですよね。
電車の中でもオフィスでも、冷房がガンガン効いていて。
でも、一歩外に出ると炎天下で足の汗蒸れも気になる。
そんなとき、つま先部分のないオープントゥソックスと
レザーサンダルを組み合わせると真価を発揮してくれそう。
素足の気持ちよさを味わいつつ、足首の冷えを防いでくれる。
オープントゥソックスにはもうひとつメリットもあります。
革製の靴って基本的に既製品なので、
持ち主の方にフィットするまでに時間がかかるんです。
履いていくうちに革が足の形になじんできて、
自分だけの靴になっていく。
どうしてもその期間は靴ずれして痛くなることもあるので、
オープントゥソックスがその痛みを軽減してくれます。
このクロスストラップサンダルは、
2022年にスタートした
Organic handloom(オーガニック ハンドルーム)
というブランドのもの。
静岡県にある自社工場の職人の手で、
1足ずつ丁寧に作っている靴です。
オープントゥソックスって柄ものが多いイメージでしたが、
無地のグレーを革製サンダルとコーディネートすると、
リラックス感もあって、きれいな印象になりますね。
クルーソックス(ライム) ×
Blundstone(オーストラリア)のブーツ
- 二村
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ライムのクルーソックスは
明るく見えて落ち着いた色味なので、
靴と合わせやすそうと思ったのが第一印象です。
靴下でアクセントになる色を入れたいとなると、
ショッキングイエローや蛍光オレンジみたいな
ビビッドカラーのものが多かったりしますから。
これは大人の差し色にぴったりですね。
最近は、気がついたらオールブラックで落ち着いちゃう、
という方もよくいらっしゃいます。
そういった方には、
いきなり派手色の靴はハードルが高いと思うので、
まずは靴下から明るい色に挑戦してみてほしいですね。
たとえば、ほぼ日の乗組員さんたちにもファンが多い
Blundstone(ブランドストーン)の
黒のブーツに差してみるのはどうでしょう。
雨の日もガシガシ使えて、タフな大人見えする一足です。
泥落ちの良いセルフクリーニング機能を持ち合わせたソールで、
悪路だってへっちゃら。機能面でもおすすめですよ。
ブラックブーツにビタミンカラー、合いますね!
ショートソックス(アイリス) ×
VEJA(フランス)のスニーカー
- 二村
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靴下は丈が長ければ長いほどドレス度が高くなります。
スーツを着るときは長い靴下を履いて、
肌を見せない不文律もあるぐらいで。
英国のジェントルマンのように、ロングホーズを履いて
すね毛をいっさい見せない文化もあるんですよ。
だから、丈が短めのショートソックスなら
思いっきりカジュアルに振ってもいいと思います。
ドレッシーな革靴でなく軽快なスニーカーで。
あざやかなアイリスのソックスなら、
VEJA(ヴェジャ)のオールホワイトのスニーカーとの
爽快で清潔感のある組み合わせをイメージしました。
VEJAがフランス発のブランドだけあって、
フレンチらしいカラーリングになりましたね。
mioasseの靴下はリブが細めで、
きれいめなコーディネートに使いやすい。
男性がよく履くソックスってリブが太いものが多くて、
アメリカっぽいというか無骨さがありますから、
しっかりしているのに繊細なソックスは
めずらしいと思います。
スニーカーソックス(ホワイト) ×
KARHU(フィンランド)のスニーカー
- 二村
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個人的に、スニーカーソックスは
靴の中が蒸れたくないときに履くことが多いです。
足首が出て涼しいですし。
暑さや衛生的な対策の一環です。
mioasseのスニーカーソックスはくるぶしが隠れるんですね。
そうすると、スニーカーのベロの部分が
足の甲に直接当たらないからいいかも。
くるぶし下のスニーカーソックスって、
ベロが当たって履いていると痛くなるんですよね。
外から見た感じもほぼ裸足でカジュアルすぎたり、
内側にすべり止めがついていて心地よくなかったりと
抵抗ある人も少なくないかもしれません。
色もホワイトとはいえ真っ白じゃないのがいい。
ほんのり生成りがかってナチュラル。
ソックスに合わせたフィンランド発
KARHU(カルフ)のスニーカーも
「これ!」って言い表せないくすみがかった色。
フィンランドって、晴れの日が少ないんですね。
どんより曇っている日が多くて、
それが色彩にあらわれているのかもしれません。
ニュアンスカラーのコンビネーションが
ほかにはない足元を演出してくれます。
- 二村さん、ありがとうございました!