「茶トラと呼ばれる猫にすごく憧れていて、
そのイメージでつくりはじめたんです。
が、編んでいるうちに、
想定よりスリムな子になってしまって。
最初に思い描いていた茶トラでは
なくなっちゃったんですけど‥‥
真夜中、ふとこの子を見たら、
あの『談志師匠』みたいに見えたんです!
そこで急遽、この子のための
ヘアバンドとテディベアをつくりました」
聞くところによると、
立川談志師匠は、ぬいぐるみがお好きで、
ライオンのぬいぐるみや、
テディベアを大切にしていたんだとか。
目つきや、体つき、なで肩なところも、
なんとなく似てる気がする、おじいちゃん猫。
できあがったいきさつからも、
一筋縄ではいかない、際立つ個性を感じます。
「角度によっては、え! ‥‥っていうほど
似ていると思います(笑)」
ちなみに、Dのおしりは、しっとりふわふわ。
なでると気持ちのいいおしりをもっています。