「はじまりのTシャツ。」のデザインは、
いたってシンプル。
よけいな飾りをつけずに、
「BEGINNING」のメッセージそのものを着る、
ストレートで、わかりやすいTシャツです。
アンリさんの手になる
「BEGINNING」のシンボルマークを、
「デカロゴタイプ」は、胸の真ん中におおきく、
「ミニロゴタイプ」は、ひかえめに左胸に、
プリントしました。
革に焼きごてで描かれた、もともとのマークの、
プリミティブな雰囲気をしっかり残しつつ、
「BEGINNING」の文字と、人(と犬)の色を変えて、
メッセージが伝わりやすいようにしました。
また、ボディの色ごとに、
カラーリングの組み合わせも変えています。
袖とすそのステッチを、ボディとちがう配色にして、
デザインにアクセントを効かせました。
ステッチは、手縫いでまつったように見える
「天地」という縫いかた。
手づくり感のある、ゆるやかさが、
ステッチの配色を、さらに魅力的にしています。
背中がわの首もとに、ハンガーループがついています。
まるで、首もとから「ぴょこん」と、
しっぽが出ているみたいなので、「しっぽループ」。
洗った「わたしのTシャツ」を干すときに、
しっぽループで吊るしてもいいですし、
なにより、なんだかかわいい。
2010年の「Love+LOVET」から継続している、
いまや、ほぼ日Tシャツの「あかし」ともいえる
ディテールです。
「みじかロング」の袖は、
すっきりとしたラインが特長です。
2011年の「わたしのTシャツ」のときとくらべてみると、
よくわかると思います。
袖とすそは、半袖と同様に、
配色を変えた「天地縫い」のステッチで仕上げています。
「みじかロング」では、
「わたしのTシャツ あかるい雨」の長袖につづいて、
ラグランスリーブを採用しました。
洋服の肩が合っているかどうか、
とくに女性は気になると思いますが、
ラグランスリーブなら、
そのへんを気にする必要がありません。
肩のラインがやわらかく、まるくなるのも特長です。
半袖は、いままで通り、
セットインスリーブを採用しています。