ふと足をとめれば、街路樹の上や道ばたで、 自分たちとは違うものが 同じ世界を生きていることに気づきます。 スズメ、シジュウカラ、メジロ、ツバメ、 ヒヨドリ、ムクドリ。 ちいさな翼を持つ鳥たちです。 近くで息づく仲間を思いやることは、 いつか彼らの翼に跳ね返されて 自分のこころを包むものになるかもしれません。 鳥と友達になるシンボルとなるグッズとして、 「東北ツリーハウス観光協会+石巻工房」 のコラボレーションで バードハウスキットをつくります。 バードハウスの監修は、井筒明夫先生です。 ひとつのバードハウスを入口にして みなさんの毎日のたのしさが あちこちに転がっていけばうれしいです。 アシスタントは「ほぼ日」で修行中の宇宙鳥、 「フェザード・シジュちゃん」です。
キットに含まれるもの:木材7ピース、くぎ18本+予備2本、紙やすり1枚、
ビス、ヒートン、麻ひも2本、組み立て方リーフレット
バードハウスをシジュウカラ専用にする28mmのカバーです。
入口の穴を頑丈にする役割も果たします。
予想をうわまわるお申し込みをいただいたため、
販売調整中です。
販売時期が決まりしだい、このページでお知らせします。
キットには、
バードハウスをつくるための木材、釘、
木材をなめらかにする紙やすり、
掃除ドアのノブにするビス、ぶらさげ用のヒートン、
ぶらさげたりくくりつけるための麻ひもが
入っています。
とりあえず「トンカチ」さえあれば、
バードハウスを組み立てることができます。
(ドアノブのビスをつける場合は、プラスドライバーを使います)
組みあがったバードハウスは、
ペンキで塗ったりとまり木や飾りをつけたりして
自由に装飾してください。
もちろん、そのままのナチュラルな姿もかっこいいです!
玄関の入口の穴の直径は30mm。
このバードハウスでは、
スズメまたはシジュウカラを招くことができます。
シジュウカラ専用のハウスにしたい場合は
オプションの「シジュカバー(直径28mm)」を
穴にかぶせるようにつけてください。
雨やカラスの襲撃など、
バードハウスにとってもっとも大切な
「屋根」に充分な厚みを持たせ、
きっちり組み立てられる構造にしました。
組み立てるときに間違わないように
キットのパーツ板には番号がスタンプされています。
また、釘穴が打ってあるので
釘をうつときにゆがみにくくなります。
初心者の方でも安心です。
大雨が降ると、玄関の穴から
雨水が入り、ひなやたまごが
水に沈んでしまうおそれがあります。
このバードハウスには、底面に
水抜きのための穴があいていますので安心です。
屋根の上に付属のヒートンをつけると
バードハウスをぶらさげることができます。
また、底面と裏面にひもを通せる穴があいていますので
付属の麻ひもを使って、ポールや木にしっかりと
くくりつけることができます。
冬、次のシーズンに入ってくる
あたらしい鳥の家族のために
バードハウスの中をいったん掃除します。
そのために開閉できるドアをつけました。
このバードハウスは、石巻工房と 東北ツリーハウス観光協会の
協力によりつくられました。
利益はすべて東北ツリーハウス観光協会に寄付され、
東北にツリーハウスを建てる費用に充てられます。
さらに、この「100のバードハウス」をテーマにした
ツリーハウスをいつか建てられればと計画をしています。
その際には、購入くださったみなさまに
ご案内をさしあげたく思っております。
石巻工房は、宮城県石巻市沿岸部の商店街で
2011年に生まれた「地域のものづくりの場」です。
東日本大震災による津波によって
大きな被害を受けた地域で、
当初は首都圏のデザイナーを中心とした有志が
工房に補修道具や木材を集めて提供し、
復旧・復興のために自由に使える
公共的な施設としてスタートしました。
被災した人々が手を動かす「DIY(Do It Yourself)の
支援活動を行うほか、地元の店舗を復旧、
デザインワークショップを開催するなど、
コミュニティの場としても運営。
地元の高校生や子どもたちへ
技術指導を継続的に行うなど、
将来を担う人材育成にも協力しています。
石巻工房は、自らのアイデアとストーリーとともに、
DIYの世界と可能性をデザインの力で押し広げる
世界初の「DIYメーカー」としての一歩を
踏み出しました。
石巻工房は、地元の人々の自立運営する
小さな産業として、地域を活性化する
起爆剤になることをめざしています。
これまでの活動を通じ、DIYスキルとデザインが
どのような状況にあっても役立つことを実感し、
クリエイティブな製品企画には
人々の意識を変える力があることを確信しています。
そして、世界中の人々が自らの手に
創造性を取り戻し、暮らしや街が
より豊かなものになる姿を夢見ています。