バードハウスを清掃&点検して、
あたらしい家族を迎え入れる準備をする。
巣づくり
産卵
子育て
巣立ち
巣づくりと巣立ちがくり返される
産卵、育児後の清掃
(スズメバチなどが営巣している場合は
安全を考え、時期を見て清掃する)
冬の寒さや
風雪をしのいで
ねぐらにする
来年の巣づくりの下見
(つづきます)
2015-07-29-WED
スズメは人の環境になじんで暮らすので、
人間がもっとも身近に感じている
鳥かもしれません。
人がいなくなった場所にはスズメもいなくなる、と
言われています。
赤茶色の頭、白いほほとおなかを持ち、
雑食で、なんでも食べます。
民家の瓦屋根の下に巣をつくることが多いのですが、
瓦屋根やひさしのある家が減っていることで
現代のスズメは巣づくりに苦労しているようです。
みのりの季節を迎えた稲の食害をおこしますが、
稲の害虫も食べるため、その時期までは
「益鳥」であるともいわれています。
バードハウスにスズメを呼ぶためには、
穴を30mmにしましょう。
30mmのバードハウスには
シジュウカラが入ることもあります。
壁や樹にはなかなか穴をあけたくないから、
バードハウスをどうやって固定するか、
悩ましいところですね。
ヒートン(フック)を屋根の上につけて、
樹やポールからぶらさげてもよいと思いますが、
風が強い場所にはあまり適しません。
もっとも汎用性が高い固定のしかたは、
バードハウスの裏面と底面に穴をあけて
そこから通した縄でくくりつける方法です。
こうすると、樹木に固定する場合も、
釘などを使わなくても
しっかり付けられるのでおすすめです。
その際、入口の穴は雨水が入らないように
まっすぐかやや下向きにするのがコツです。
(東北ツリーハウス観光協会のバードハウスは
底と裏の穴をあらかじめあけていて、
麻縄をキットにつけています)