「あたらしきカシミア」の最大の特長は、
なんといっても、袖の部分にあります。
カシミアでは見たことがないような、
とても個性的なデザインですが、
でも、全体的には、おとなっぽく上品で、
カシミアらしい上質感にあふれています。
これまで、ありそうでなかった感じでしょう?
「あたらしきカシミア」は、
まず半袖のTシャツ、ポロシャツをつくって、
そこに、さらに袖を継ぎ足して、つくられています。
いわば、長袖のカシミアのなかに、
半袖のT、半袖のポロが、うめこまれた状態。
継ぎ足した袖も、半袖部分と同色なので、
ユーモラスなムードはありつつ、
こどもっぽくはなりません。
カラーバリエーションは、
霜降りグレー、キャメル、チャコールグレー、
古代紫の4色。
袖を大胆に切り替えているので、カラーのほうは、
カシミアらしい、上品で落ち着きのある色をえらびました。
流行や季節にかかわらず、使いやすい色です。
実際のポロシャツによくあるように、
すそが、前にくらべて、後ろがわが長くなっています。
このタイプは、横から見ると、かっこいいんですよね。
スリットも入っていますので、
腰回りの動きやすさを、そこないません。
昨年の「気さくなカシミアのTシャツ」につづいて、
そで、すその始末を、よりTシャツらしい、
シンプルなデザインにしました。
半袖部分のすそも同様です。
こうすることで、デザイン全体のシンプルさが
強調されます。