今回から7回にわけて、
「カレー皿のおいしい盛りつけかた」をお届けします。
講師は、おふたり。
まずは、このカレー皿の作り手でもある、土楽の福森道歩さん。
そして、道歩さんの(料理家としての修業先での)先輩である
フードコーディネーターの満留邦子(みつどめくにこ)さんです。
いつも家で食べるようなおそうざいやおかずの、
きれいな盛りつけかたを、教えていただきます。
満留さん、道歩さん、どうぞよろしくおねがいします!
まずは、カレー皿ですから、カレーを盛りましょう。
これは満留さん作のフレッシュトマトカレー。
使うのは8寸の「ほんとにだいじなカレー皿」。
ごはんは、中央よりやや端によせて、
なだらかな山になるように盛ります。
そして、「すその」の部分に、カレーをよそいます。
お皿の半個くらいが、カレーで覆われるように、
ごはんの上にもカレーをよそいましょう。
そして、カレーの隅っこ、
ごはんとのギリギリの際のところに、
水切りしてからちょっと練ったヨーグルトを。
ややごはん寄りに、ベビーリーフを添えて。
ゆでた枝豆を、ぱらぱらっと、これはやや自由に、盛ります。
なるほど! カレーとごはんのバランス、
ヨーグルトの存在感、
そしてグリーンのみずみずしさ、
それぞれがきわだった盛りつけになりました。
さてこんどは、カレーとごはんを別のお皿に盛ります。
満留さん作のスープカレーは、7寸の「中(なか)のカレー皿」に。
そしてごはん(これは、クミンをいっしょに炊いたごはんです)は、
6寸の「ひとくちカレー皿」に。
ポイントは、具を先に並べること。
手羽先は、ダイナミックに、お皿のふちに立てかけるように並べます。
そのまわりに、蒸し野菜。
カレーを全体にまわしかけます。
はい、できあがり!
手羽先がちょっとはみ出しているのが、いかにもおいしそうです。
そうそう、ごはんいっしょに盛るならこんな方法も。
8寸の「ほんとにだいじなカレー皿」に、
ごはん茶わんによそったごはんを、ぽんとひっくりかえしてのせます。
ちょっと端のほうが、いいですよ。
ごはんが埋もれないように、具を並べてから、
カレーをよそえばOKです。
(次回は、和惣菜編をおとどけします!)
2012-08-29-WED