「カレー皿のおいしい盛りつけかた」
第2回目は、和惣菜編です。
菊の花のきれいな野菜の煮浸しを、
6寸の「ひとくちカレー皿」を使います。
盛りつける前に、ひと仕事。
おだしの中でよく和えて‥‥。
すべての具材をバランスよく箸でつまみます。
お皿のまんなかに、こんもりと、
高さを出すように盛りましょう。
(広げないほうが、おいしそうなんですよ)
そして最後に、だしを張れば、できあがりです。
ゆっくりと、野菜の上から注ぐように。
さてこんどは、野菜の揚げ浸し。
同じく6寸の「ひとくちカレー皿」を使います。
和惣菜の数は、奇数が基本。
まず、揚げ茄子を3切れ、お皿の中央からちょっと端によせて、
段々になるように盛ります。
あいたところに、かぼちゃを3切れ、
立て掛けるように。
シシトウも、3切れ。
これも茄子に立て掛けます。
最後に汁を張って、できあがり。
どちらも、とても上品にしあがりました!
さて、こんどは、買ってきたお刺し身
(3種盛りでした)をきれいに盛るコツを。
添えられていたケン(細切りのだいこん)を、血がついていたら洗って水を切り、
別のうつわでさっとほぐしておきます。
ここには、刻んだみょうがを加えて彩りに。
8寸の「ほんとにだいじなカレー皿」の、
真ん中よりやや端寄りに、高さが出るように、盛るのがこつです。
ふちにはかからないように注意。
大葉を立て掛けます。
まぐろが5切れあったので、
下に3切れ、上に2切れ、角度を変えてのせました。
薄切りの白身魚は、
くるっと巻いてから、皿に置きます。
こんなふうに、種類を分けて盛りましょう。
そして、添えられていた練りワサビ。
いちど掌の上で、形をととのえてから。
大葉とは離れた位置に、添えればできあがり!
なるほど、買ってきたお刺し身も、
こんなふうにきれいに盛りつけられるんですね。
(次回は洋風おつまみ編です!)
2012-08-30-THU