entoanのおさいふショルダー

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN

entoanのおさいふショルダー

バッグ? それともお財布? 
いわば、その両方をひとつにした
entoanの新作が「おさいふショルダー」です。
イタリア・トスカーナ地方でつくられた上質な牛革を使い、
靴職人である富澤智晶さん・櫻井義浩さんの高い技術で
できあがったこのアイテムは、
女性だけじゃなく、男性にも使っていただけるよう、
構造・デザイン・素材・つくりを徹底して追求しました。

これひとつで気軽に外出できる
あたらしい「おさいふショルダー」、デビューです。

>entoanさんのプロフィール

[販売時期]
2025年3月26日(水)

午前11時より数量限定販売

※なくなり次第、販売を終了いたします
[出荷時期]
1~3営業日以内
[スタッフ]

写真/神ノ川智早

スタイリング/髙品逸実

ヘアメイク/飯嶋恵太(mods hair)

モデル/横田美憧(LIGHT management)

entoanは、靴職人の櫻井義浩(さくらいよしひろ)さん、
富澤智晶(とみざわちあき)さんのふたりが、
オリジナルデザインで、手づくりの靴をつくる工房です。
セミオーダーの革靴をはじめ、
鞄や小物、最近では家具などにも着手。
素材の良さ、ていねいに仕上げるその技術と
しずかに「もの」と「ひと」をみつめるセンスで
注目を集め、その活動の幅をひろげています。

櫻井さんは1984年生まれ、靴職人。
大学で会計の勉強をするも、卒業を前に進路変更、
ちいさな頃から好きだった「靴」の世界にとびこみました。
エスペランサ靴学院で基本的な靴づくりをすべて学んだあと、
在学中からアルバイトをしていた靴修理の会社を経て、
クリエイターの独立支援をおこなう
「浅草ものづくり工房」内に「entoan」を設立。
3年間、浅草をベースに活動を続けたのち、
2012年、埼玉県越谷市に工房を移転しました。

富澤さんは高校卒業後、文化服装学院に入学、
ファッショングッズ基礎科で
シューズ、バッグ、帽子、ジュエリーの基礎を学びます。
2、3年生はシューズ科に進学、
3年生の夏にエスペランサ靴学院と合同で行った
靴のファッションショーで櫻井さんと出会いました。
卒業後、婦人靴メーカーに就職し、販売と企画を経験。
そののち、靴のアッパーを作る
製甲職人のもとで1年間働きます。
大量生産ではなく、ひとつひとつ人の手で
ものが生まれる経験と、一流の製甲職人の生きた技術を
学べたことが、富澤さんの転機となったそうです。

やがて櫻井さんの「entoan」が軌道にのり、
仕事が忙しくなってきたことをきっかけに、
富澤さんも正式に参加。
ふたりでものづくりをはじめ、
公私ともにパートナーとして、現在に至ります。

現在では年に数回の展示会をおこなうほか、
工房にショップを併設、
また最近ではネットショップにも力を入れ、
展示と販売をおこなっています。

ふたりはもちろん
オーダーメイドの革靴をつくることが本業ですが、
あまり革を使ってつくりはじめた小物も好評。
「ほぼ日」ではこれまでにトートバッグ、ポーチ、
ウォレット、パスケース、ルームシューズ、
フリンジサンダルなどを販売してきました。

entoan official website:
http://www.entoan.com/