古代の壁画のようだったり、
グラフィックアートのようだったり、
いろいろな見方ができる柄です。
ハラマキに、なにが描かれているのか‥‥。
じっくり見るのもたのしいですね。
洋服のすそからチラッと見えたときに、
ポイントになる色合いです。
素材:うすいタオリン
F/S/XS 3,400円 C(子供)3,000円
(消費税込)
「万が一ちらっと見えても、ありだと思える。
もしくは、見せるハラマキ。
まずは、そういうものにしようと思いました。
すこしだけ見えたときにわかるよう、
細かい柄がぜんたいにあるのがいいかな、と。
最初にそれくらいのことおおまかに決めておいて。
そこからは、なにも考えずに描いたっていうのが
正直なところです。
ぜんたいに行きわたる細かい紋様。
たとえばマヤの絵文字のようにも見えるし、
洞窟の壁画の紋様にも見える。
地上絵に見えるかもしれない。
そういう抽象や象形の
絵画的なものが基本的に嫌いじゃないし、
実際に見にいくことも好きなんです。
実際に見にいくと、
こういう美術館で見るよりも現場感があるから、
(取材はとある美術館のロビーで行いました)
かっこよく言えば、
『体が覚える』みたいな感覚があります。
だからなんにも考えないで描けば、
自分からはこういうものが出てくる。
これがひとつめに描いたハラマキのためのデザインです。
最後に、アイキャッチがほしかったので、
ワンポイントのマークを入れました。
『鍵』的なイメージとか、
『書道の落款』的なイメージに近いですね」