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もともと景子さんが、お母さんにハラマキを
プレゼントしようと思ったきっかけは、
なんですか? |
景子さん |
私は、もともと冷え性なので、
自分がハラマキをしてみて、
「あたたかくていいな」という実感がありました。
それで、花屋で働く母のことを、すぐに思い出しました。
母は、夜中に花市場に行って
仕入れをしているのですが、
私も夜中の市場がすごく冷えるのを知っていたので、
いつも猫背で寒そうにしている母の姿を思い出して、
「ハラマキをプレゼントしよう!」
と思いつきました。 |
お母さん |
私は、花市場で競りがある月・水・金は、
夜中の2時に市場に入って、仕入れをしています。
夜中じゅう、ずっと市場にいるのですが、
真夜中より明け方6時くらいが一番冷えるんです。
冬になると、それはそれは、ものすごい寒さです。
でも、景子からもらったハラマキのおかげで、
あったかくしているので、
風邪をひかずにすんでいます。
冬は、ハラマキにくわえてカイロも貼っています。
セーターだけだとカイロの熱が逃げてしまうのですが、
カイロの上にハラマキをしていると、
熱が逃げなくていいんですよ。
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景子さん |
お母さんがしているハラマキを見て、
佳織ちゃんが「かわいい!」って言いはじめて、
それで佳織ちゃんにもプレゼントしたんだよね。 |
佳織さん |
はい、店長さんからもらいました。
『プレゼントのプレゼント』ですね~。
このハラマキをしていると、
あたたかさがぜんぜん違いますね。
以前に、別のハラマキを買ったことがあるのですが、
薄かったので、なかなか1枚身につけても、
あったかくはなりませんでした。
でも、これくらいかわいいと、
多少厚くても、洋服の外に出して見せられます。
この仕事は、しゃがんだり立ったりよく動くので、
どうしても、洋服の下から
ハラマキが見えてしまうことが多いんです。
なかなかかわいいハラマキって売っていないので、
このハラマキとの出会いは、
ほんとうにうれしかったです。
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景子さんは、ハラマキの販売のたびごとに、
購入枚数が増えているそうですが‥‥。 |
景子さん |
はい!
母にも、新しいシリーズには、
新しいデザインのものをプレゼントしています。
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お母さん |
毎日していると、
お花の汁などで多少汚れてくるんですよね。
それで、前回の販売のときに、
景子が洗濯替え用に、
また一枚新しいものを
プレゼントしてくれたんですよ。
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景子さん |
実は、最初に、母にハラマキをプレゼントしたときは、
めんどうがってなかなかしてくれないかなあ、
なんて思っていたのですが、
割とすぐにしてくれるようになって、
それから毎日してくれているのをみると、
ああ、これはやっぱりいいものなんだと再認識しました。
それで、今度は、夫のお義母さんやおばあちゃんにも
プレゼントしたんです。
そしたら、お義母さんから、
『親戚の女の子たちにもあげたいから』って言われて
それで、どんどん追加で注文しています。
みんな、自分が巻いてよかったから、
他の人にもあげたいと思うみたいですね。
プレゼントすると、
みなさなん
ぜったいによろこんでくれますからね。 |
お母さん |
うちのビルの上のフロアのオフィスの女の子たちも、
みんな『冷房が寒い』って言っているので、
すすめてあげたいですね~。 |