HERBIVORE(ハービヴォア)は、
シアトル発のスキンケアブランド。
100%ナチュラルな素材を使い
香り、テクスチャーにこだわった
五感に心地よく使えるアイテムをつくっています。
今回おとどけするのは、お風呂で使っていただける、
ボディスクラブ、2種類です。
どちらもきれいな色で、人気があります。
もちろん、違うのは色だけじゃないんですよ。
それぞれの個性を、ご説明しますね。
第2回
リッチな素材がつくる、
ふたつの個性。
落ち着いた雰囲気のAMETHYST
AMETHYST(アメジスト)は、
お砂糖とともに、エプソムソルトがベースです。
ソルトと呼ばれていますが、エプソムソルトは、
成分としては硫酸マグネシウムで、
お料理に使う塩とは違うものです。
一般的なお塩を使ったスクラブは、
敏感な方とか、肌がちょっと荒れていたり、
傷があったり、ニキビがあるときに使うと、
しみて、痛いんですけれど、
エプソムソルトは、塩ではないのでしみないんです。
海水に含まれるミネラルの一種、
と考えていただくのがいいと思います。
発汗作用があるといわれていて、
入浴剤に使われることが多いようです。
それからいちばんの特徴のある成分が、
天然のアメジスト鉱物をパウダー状にしたもの。
スクラブ成分として配合されています。
このきれいな紫色は、本物のアメジストの色と、
植物エキスの組み合わせで生まれた色なんです。
HERBIVOREのシアトルのオフィスって、
みんながデスクにパワーストーンを置いていたり、
日常に取り入れてるんですよね。
そんなパワーストーンを、コスメの原料として
取り入れられないかと探した結果、
アメジストをパウダーにしたらスクラブになるとわかり、
研究を重ねてできたのがこのアイテムなんです。
アメジストは、パワーストーンとしては、
癒しのエネルギーを持つ水晶といわれています。
平和や調和のエネルギーを発して、
ざわついた心を落ち着かせ、
消極的な気持ちをポジティブにさせる…、
そんなスピリチュアルなところもあるようです。
オイルは、ベースのバージンココナッツオイルに、
MCTオイルがプラスされています。
MCTオイルは、油の成分から長鎖脂肪酸を除いた、
中鎖脂肪酸のオイルで、ベタつきが少なく、
浸透しやすい性質なんですね。
ですからアメジストのスクラブは、
とっても保湿力があるのですけれど
もうひとつのココローズにくらべると、
肌になじみやすいと思います。
HERBIVOREでは、化学処理をしていない、
すごくいいMCTオイルを使っています。
香りはちょっと控えめです。
ほのかにココナッツが香って、
そして、HERBIVOREの香りのキーである
ジャスミンサンバックをベースに、
たくさん入っている植物エキスがミックスされて、
落ち着きのあるフローラル、という印象ですね。
エプソムソルトは、お砂糖より溶けにくいので、
ザラザラの感触、スクラブのほどよい刺激が
若干ですが、長く続きます。
ツブツブも2品を比べると
すこしだけ残りやすいので、
おもにボディに使うのがおすすめです。
あまくてやさしい、COCOROSE
COCOROSE(ココローズ)は、
スイーツのようなやさしい色。
やわらかなバラ色が可愛らしいですよね。
こちらは、スクラブとしての成分はお砂糖だけ。
オイルは、オーガニックのバージンココナッツオイル。
お砂糖のスクラブは溶けやすく、粒子も小さくて、
刺激が少ないので、スクラブをためらっていた方や、
日焼けあとの肌にもおすすめです。
首もとなどのやわらかい皮膚にもやさしく、
フェイスケアにも使っていただけるんです。
もちろん、ひじやひざ、かかとなどの
黒ずみやカサカサのケアもできますよ。
バージンココナッツオイルを、
100%生かして作られていますから、
使い心地はしっとり、リッチな感触で、
もっちり、ふっくらとした肌になります。
手にとると、ココナッツのあまい香り、
そこにローズの香りが追いかけてきて、
気持ちが明るくなるようです。
お風呂で使うと、ふんわりとした香りが
湯気と一緒に広がっていきます。
ココローズは、HERBIVOREの中でも、
人気の高い定番アイテムのひとつなんです。
シンプルだからこそ、
素材のよさが実感できる、ロングセラーです。
肌にマイルドで顔にも使えるココローズ、
エプソムソルトと天然石パウダーで
ちょっと個性的なアメジスト。
どちらも肌のタイプを選びません。
スクラブとオイルの成分の違いや、
色のお好み、そしてインスピレーションで、
選んでみてくださいね。
(つづきは来週、月曜日です)
2020-12-11-FRI