ほぼにちわ。
「ほぼ日のくびまき」と「やさしいタオル2009」の
販売がはじまって、今日で4日目。
週末にもたくさんの方にご注文いただきました。
ありがとうございます!
「やさしいタオル」のふんわりやわらかなパイルの糸、
スーピマコットンに、特別な「LA加工」をほどこした
「ほぼ日のくびまき」。
糸だけでなく、その織りにも工夫を重ねて、
よりやわらかく、しなやかに、
気持ちよくお使いいただけるように仕上げました。
特別な加工「LA加工」をほどこした
本日は、「ほぼ日のくびまき」の織りの工夫について
ご紹介します。

織りは、格子柄のデザインが美しく織りあがる平織り。

縦糸と横糸が直角に交わり、
それぞれの糸がまっすぐにのびている平織り。
チェックやボーダーのラインが
くっきりと美しく仕上がる織り方です。
「ほぼ日のくびまき」の織りには、
タータン、ギンガムチェック、ブロックチェックなど、
今回のデザインを
もっともひきたてる平織りを採用しました。

「ほぼ日のくびまき」の横(長辺)の留めは、なめらかなドレープを生み出す「からみ織り」。

横(長辺)の端は平安時代から伝わる織り方、
「からみ織り」で留めました。
「からみ織り」はヨコ糸にタテ糸をからめてしばる方法です。
縫い目を作らずに、しっかりと端の糸を留めることができ、
端がほつれたり、糸がぬけたりしません。
端に縫い目がないため、巻いたときに、
なめらかなドレープが生まれます。

▲ヨコ糸にタテ糸をからめて留める「からみ織り」の図解です。
 「ほぼ日のくびまき」は、2列のからみ織りが、端をしっかり留めています。

▲からみ織り部分の拡大写真です。中央部分をカットして、
 2本の「ほぼ日のくびまき」に分かれます。

▲からみ織り部分の中央をカットしているところです。

▲「からみ織り」から生まれたヨコ糸の小さなふさも
 「ほぼ日のくびまき」のチャームポイントです。

巻いたときに美しいドレープが生まれる「からみ織り」。
縫い目がないので、デリケートな肌の方にも、
やさしい「くびまき」です。

さて、次回は12月16日(火)、
「ほぼ日のくびまき」のフリンジ(ふさ)の作り方について
ご紹介します。

「ほぼ日のくびまき」へのメールをお待ちしてます。
気に入ったデザインや、ご感想などありましたら、
ぜひ、postman@1101.comまでお送りください。
お待ちしております。


2008-12-15-MON

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