ほぼにちわ。

さて、昨日からお届けしている
「いろいろな人に巻いてもらいました」シリーズ。
今回は、ロック・ミュージシャンのみなさまに
ご協力をいただいて、
「男のくびまき」の続編ともいうべき内容で
お届けします。

ご協力くださったのは、
鈴木慶一さんと曽我部恵一さんたちのバンドのみなさんと、
ZAZEN BOYSの向井秀徳さん。
ロック・ミュージシャンたちは、
どんな「くびまき」を選んで、
どんな風に巻くのでしょう?

Captain HATE and The Seasick Sailorsのみなさん

まずはムーンライダーズ鈴木慶一さんの
ソロ・プロジェクト、
Captain HATE and The Seasick Sailorsの
メンバーのみなさんです。

このバンドには、
2008年に再結成を果たした
サニーデイサービスの曽我部恵一さんが、
プロデューサー、そして
バンドメンバーとして参加しているんですよ。
その曽我部さんをふくめた
バンドメンバー5人に、
それぞれご自身で「くびまき」を選んでいただきました。

まずは、バンドではパーカッションとドラム、
そしてウクレレを担当する
Pすけさん。
彼が最初に選んだのは、
マルチボーダー(パープル)でした。

「首に触れる感触がいいですねー。
 それに軽いところもいいです。」(Pすけさん)

「でも、やっぱり、
 今日の格好には、別のも、いいかもしれないなぁ。
 もう1枚ためしてみてもいいですか?」(Pすけさん)

Pすけさん、試着が楽しくなってきたみたいです。

次に巻いてくださったのは、ブロックチェック(パステル)。
こちらも相当似合っています。

「今日の服は、割合に色味が濃くて、
 重たい感じのする服なので、
 明るい色のくびまきをすると、
 気分が晴れ晴れしていいですね。」(Pすけさん)

わぁ、ホントに嬉しいです。
どうもありがとうございます!

さて、二人目は、
ふだんは「lake」という
男女5人バンドでご活躍されている、
ベーシスト、伊賀航さんです。

伊賀さんは、2枚巻きにチャレンジしてくれました。

「僕はあえて、最初から2枚巻きにして
 華やかにしようと思ったんです。」(伊賀さん)


たしかに、ボリューム感があって、
いい感じになっています。

「こういう感じの自分ははじめてですねぇ。
 今日は、くびまきに
 自分の新たな一面を教えてもらえた感じだなぁ。」(伊賀さん)

新たな自分を発見できた!
また褒められちゃった。
伊賀さんありがとうございました!

つづきましては、
日本ロック界の重鎮、鈴木慶一さんです。
前回の「男のくびまき」に続いて
2度目の登場です。

手にとったのは、
シャンブレー(ブルー)の「くびまき」でした。
前回はこれと、「ショコラ」の2枚巻きでしたね。

「これ、ムーンライダーズの
 撮影のときから気に入ってたんだよ。
 だから、また撮影があるって聞いたときから、
 この青いくびまきに決めてたんだ。
 今日の服も、それに合わせて着てきたんだから。」(鈴木さん)

ひゃー、なんともありがたいお気遣い、
どうもありがとうございます!
ブルー・オン・ブルーですね。

「この青はいいよね。
 僕は、ちょっと青にはうるさいんだよ。
 今、着ている服は
 チェコで買ってきた古着なんだけど、
 いい水色でしょ。
 ほぼ日のくびまきの青に合うはずだ、って考えたんだ。」
 (鈴木さん)

たしかに、とってもお似合いですね。
ちょうどこのとき、
チェコとオーストリアの旅行
(リンツで開かれたアルスエレクトロニカという
 音楽イベントにも行かれたそうです)
から戻ったばかりということも
関係しているのか、
どこかヨーロピアンな雰囲気がにじんでいる気がします。

さて、次は、
キーボード、そしてコーラスを担当している
このバンドの紅一点、上野洋子さんです。

「わたしは、シンプルに、
 今日の服に合ったくびまきを選んでみようかしら。」(上野さん)

と、選んだのはカスミ。
なかなか素敵な巻き方をしてくださいました。
もう少し近いところから、一枚撮らせてください。

上野さん、いかがですか?

「これ、意外と薄い感じで軽いんですね。
 さらさらした質感もいいわねぇ。 
 えっ、これ洗濯機で洗えるの!
 それは楽で助かるわね。」(上野さん)

女性らしいご意見をありがとうございます!

それでは、さいごに、
当バンドのプロデューサーであり、
歌とギターなどなどを担当する
曽我部恵一さんが登場です。
彼が、迷うことなしに選んだのは、
シャンブレー(ショコラ)でした。

「直感で、これにしてみました。
 あ、巻くと気持ちいいなぁ。」(曽我部さん)

ササッと、慣れた手つきで巻いてくださった感じが、
とても無造作でワイルドな感じになっています。
さすがロックミュージシャンという感じです。

「僕は、歌うことを仕事にしているから、
 冬はだいたい、マフラーを巻くんですよ。
 喉を守らないといけない、
 そういう気持ちがあるんです。
 これは軽くて持ち歩けそうでいいですね。」(曽我部さん)

横から見ても、
少し伸びた髪とフリンジの
ちょっとよれた感じが
よくマッチしていて、かっこいいです。

どうもありがとうござます!

それでは、さいごにみなさん揃って1枚、はい。

全員が揃ってみると、
ホントに彩り鮮やか!
見ているだけでも、気持ちがよくなりますね。

ちなみに、同バンド、
鈴木慶一 /Captain HATE and The Seasick Sailors feat. 曽我部恵一は、
『ヘイト船長とラヴ航海士』(2008年)
『シーシック・セイラーズ登場!』(2009年)の
2枚のアルバムを出しています。

とってもすてきな作品ですので、
気になる方はチェックしてみてくださいね。

ZAZEN BOYS 向井秀徳さん

そして、次に訪ねた先は、
ZAZEN BOYSの向井秀徳さんのスタジオ、
「MATSURI STUDIO」です。

伝説的なロックバンド、ナンバーガールの解散後、
さまざまな実験、試行錯誤を重ねる
ZAZEN BOYSを率いる
向井さんが、一体、どの「くびまき」を選ぶのか、
なかなか興味深いものがあります。
向井さん、よろしくお願いします!

向井さんが最初に選んだ1枚は、
シャンブレー(ピンク)でした。
ちょっと意外!

「いや、目立つ色だから、
 これを選んでみたんですよ。
 でも、外に巻いていくことはないかもなぁ。」(向井さん)

とっても似合っているのに‥‥。
そんなこと言わずに、ぜひ、外で巻いてください。

そして2枚目はシャンブレー(グレー)です。

「落ち着いた感じのする色がいいですね。
 僕は、普段、
 モノトーンのものを着ることがほとんどなんですよ。
 柄のある服はほとんど着ないから、
 こういうシンプルで落ち着いたのなら、
 外を出歩くのも悪くないかもしれないな。」(向井さん)

いや、悪くないどころか、
とても自然で、お似合いですよ。

ふだん、何かを首に
巻くことはほとんどないという向井さんなんですが、
3枚目に手を伸ばしてくれました。

「これは、モノトーンとストライプが、
 パッと見て、和風な感じなのがいいなぁ。
 そんなに似合うって言ってくれるんだぁ。
 でもホントに、これなら
 首に巻いて、外に出歩いてもいいね。
 出かけてみよう! そう思いました。」(向井さん)

ありがとうございます!
ほんとうに、この日の服と帽子のコーディネートに、
しっくり合っていて、
「くびまき」、よく似合っていらっしゃいます。
向井さんが、これを機会に、
「くびまき」を巻いて
出かけてくれるようになったりしたら、
嬉しいですねぇ。

向井さん率いるZAZEN BOYSに興味がある方は、
ぜひ、ZAZEN BOYSの公式サイトにアクセスしてみてください。
なかなかユニークなデザインで飾られていて、
たのしく、ZAZEN BOYSのライブ情報や、
新譜情報を入手できますよ。

2日間にわたってお届けした
「いろいろな人たちに巻いてもらいまいた」シリーズは、
いかがでしたでしょうか?

みなさんも、
自分に合う「くびまき」を選んで、
新しい自分、違った自分を
発見してみてくださいねー。

2009-09-26-SAT

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