ご自宅で、お米を育てるにあたっては
手順やコツなどはありますが
むずかしいことは、ほとんどありません。
できるだけ太陽の光に当てて
水を欠かさなければ、お米は育ちます！
（ただし米作の北限以南であれば。後述）
どうぞ、おきがるに、
たのしんで、トライしてみてください。

この「ちいさな田んぼキット」で育てる品種は
福島県産コシヒカリです。
しっかりした旨味と粘りがあり、艶もばつぐん。
言うまでもなく、おいしいお米の代表格です。

お手元に「ちいさな田んぼキット」がとどいたら
なるべく早めに、
育苗用コップへ種をまいてください。
遅くとも「５月中旬」くらいまでには
種まきを終えないと
その後の稲の生育に、支障が出てしまいます。
ただし、宮城県気仙沼市で育てたところ、
５月中旬より、
「５月下旬」まで種まきを待ったほうが
発芽率が高かったという結果が出ました。
参考になさってみてください。

お米には育てられる「北限」があります。
日本で言うと、具体的には
「北海道の旭川あたりまで」であり
「ちいさな田んぼ」でも同様にお考えください。
また栽培する品種「コシヒカリ」の場合、
「栽培に適している地域」として
山形くらいまでの東北南部が想定されています。
北限より南であったとしても
東北南部より北では
米粒の実りがよくない可能性がございます。
その点、あらかじめご了承ください。

お米づくりには、
正しい手順やちょっとしたコツ、
気をつけていただきたい注意点があります。
ブックレット「たのしく育てる。篇」には
季節ごと、生長の段階ごとに
それらをわかりやすく掲載していますので
ぜひ、よく読んでください。
ＪＡ郡山の「バケツ稲の達人」に
監修していただいた、
たよりになる「栽培マニュアル」です。

種には「発芽率」というものがあり、
どうしても
芽を出すことのできない種が混じります。
キットには育苗用のコップが「２つ」に、
種も多めに入っていますので
念のため２つのコップに種まきすることを
おすすめします。
栽培ケースへの「田植え」の際は
そこから、元気のよい苗を選びましょう。

例年「ほぼ日」スタッフも
合計「10」前後のバケツで栽培していますが
とれるお米の精米後の重量は
「200～300グラムくらい」（１合半～２合）です。
ですから、ひとつの「ちいさな田んぼ」から
収穫できる量は、ほんのわずか。
ほんとうに「ひとにぎり」なのです。
そのままでは炊飯できないので
稲刈り後の時期（11月下旬ごろ）にお届けする
コシヒカリの新米と一緒に炊いて
たいせつに、お召し上がりくださいね。

まず、種もみ・肥料入りの培土・栽培ケース・
ブックレット「たのしく育てる。篇」
（会津杉カバーセットをお申し込みのかたには
　会津杉カバーも）が、お手元に届きます。
その後、稲刈り後の時期（11月下旬目安）に
コシヒカリの新米３キロと
ブックレット「たのしく育てる。篇」が
追加で、お届けされます。
さらに、郡山ブランド野菜コースをお申込みの方は
冬、12月中の予定で
郡山ブランド野菜の詰め合わせBOXが届きます。

栽培ケースは、廃棄のしやすさを考えて
発泡スチロールの箱に
ユポ紙という特殊な紙を貼っています。
稲を育てるための丈夫さ・耐水性はありますが
半年間、日光や風雨にさらされますので、
外見上、どうしても劣化します。
（たとえば、汚れたり
　表面に貼ったユポ紙が剥がれてくるなど）
その点、あらかじめご了承くださいませ。

発泡スチロールとユポ紙でできた栽培ケース、
および使用済みの土の廃棄方法については
お住まいの自治体のルールに従ってください。

このキットは、配送が２回にわかれるなど、
特殊な商品のため、
他の商品と取りまとめてのご注文ができません。
恐れ入りますが、どうぞ、ご了承くださいませ。

検疫など正規の手続きを踏むことなく
種や土を海外へ送ることは法律で禁じられており、
申しわけないのですが
日本以外の国へ発送することができません。
あらかじめ、ご了承ください。

お使いのパソコンに寄って
表示される色味は、微妙に異なってきます。
そのため、実際にお手元にとどいたとき、
パソコンでごらんになったときの印象と
若干ちがった色味に見えることがあります。

・2017年３月23日（木）午前11時 販売開始
・数量限定販売
※限定数に達し次第、販売終了となります。
　完売時期によっては再生産を検討します。

2017年４月11日（火）以降、
順次発送を開始します。
※お手元にとどいてからは、
　できるだけ早く、
　遅くとも５月中旬までには種まきをしてください。
（東北地方の一部など、
　気温上昇のおそい地域については、５月下旬）