販売は終了しました
「せっかくオリジナルの毛糸がつくれるのなら、
すごくいいものにしたいねって、話し合ったんです。
カシミヤとかシルクを使った高級な毛糸。
そういう素材は、やわらかいからちくちくしない。
ちくちくしないのは、首に巻くのにちょうどいい。
と、そういう順番で、
ストールやマフラーのキットにすることが決まりました」
(三國万里子さん)
カシミヤ30%、シルク10%、ウール60%の毛糸は、
京都「AVRIL」さんといっしょに開発しました。
「紺のバルキーマフラー」と同じ糸ですが、
こちらは3本撚(よ)りで毛糸にしてあります。
ふんわりさらっとした肌触りで
首から肩まわりをやさしく温めてくれる、
そんなストールが自分で編めるのです。
また、このストールは、
「ドライブ編み」という手法で編まれることも特徴です。
「たぶんロシア語の本だと思うんですが、
神保町に売っていた古本です」
と、一冊の本を見せてくれる三國さん。
「ぱらぱら見ていたら、
あ、きっとこれはかわいいんじゃないかと思う
編み地の写真があったんですね。
その下に編み図らしきものがあるんですが、
日本のJIS記号とはぜんぜんちがう。
編み方も書いてあるらしいけど、読めない」
「この柄を再現したくて、いろいろ試しました。
いろいろやっているうちに‥‥
わたしが知っている手法で、なんか近いものになった。
それがドライブ編みという編み方でした」
「ドライブ編み」は、
とくべつ難しい編み方ではないそうです。
コツさえつかめば、
編んでいてとてもたのしい手法なのだとか。
くわしい編み方を記したレシピがついてきます。
ポイントを動画で見られるURLもお教えします。
ぜひ、挑戦してみてください。
向こう側がやわらかく透けるこのストールには、
オフホワイトとピンクの2色をご用意しました。
「三國万里子さんの手編みキット」には、
指定棒針で編んだときに使う糸量よりも少し多めの毛糸をセットしております。
正しいゲージで編まずに、途中で毛糸が足りなくなった場合でも返品、交換、
個別の糸の買い足しはお受けできません。
どうぞご了承ください。
ほぼ日ストアでは、
編み方の個々のご質問にお答えすることはできません。
周りの編み物が得意な方にきいてみたり、
インターネットの動画サイトで検索してみたりしてくださいね。
糸の途中に結び目がある場合があります。
これは製造都合上の仕様ですので、そのままお使いください。
力を入れて引っ張ると毛糸が切れることがあります。
毛に藁くずなどが混入していることがありますが、
取り除いてお使いください。
洗濯は常温の水で、おしゃれ着用洗剤をご使用ください。
絶対にこすらず、押し洗いしてネットに入れて洗濯機で軽く脱水します。
脱水が終わったら、編み地をやさしく引っ張り、
サイズを整え、平らに陰干しして、乾燥させてください。
編むときの糸の引き加減によって、サイズは変わってきます。
できあがりのサイズは参考にとどめてください。
濃色の毛糸は、編み針や手に色が移ることがあります。ご了承ください。