mizudori
三國さんがずっとあこがれていた、
スウェーデンのボーヒュースニットをヒントに
デザインされた「mizudori」の編みものキットです。
オリジナルのアンゴラ糸を贅沢に使った、
Miknits2020じまんの作品になりました。
ボーヒュースニットは、スウェーデンの
「ボーヒューススティックニング」によって、
1930年代から1960年代まで編まれていました。
多色の編み込みで裏目を駆使しながらつくられた、
とても手が込んでいるニット。
「みんながうつくしいと思えるものをつくった
奇跡のメーカーだと思います」と三國さんは話します。
ボーヒュースニットの実物に出会えたのは、昨年のこと。
三國さんとほぼ日はスウェーデンにある
ボーヒュースニットの博物館を訪れ、
現物やスワッチ（編み地見本）など
デザイナーたちの奮闘ぶりを目の当たりにしました。
歴史や旅の思い出はこちらへどうぞ。
「私たちも、こんなニットをつくりたい‥‥！」
ボーヒュースニットの再現を目指し、
オリジナルのアンゴラ糸開発からはじめました。
アンゴラの糸がきれいに立ち上がるよう
毛の入れ方を工夫したり、毛羽抜けを最小限におさえたり、
京都の糸メーカー「AVRIL」さんと改良を重ねた糸。
「編んでいくと、色が重なって、混じって、
煙るような感じになります。
夢の中にたたずむ感じというのでしょうか」と三國さん。
裏目の出し方によって色の混ざり方が絶妙に変化する、
いい色味をまとったセーターになりました。
糸は、編んでいるときはソリッドですが、
編んだり着たりすると摩擦で毛羽が立ち上がっていき、
「霧のようなうつくしさ」へと近づいていきます。
細い糸なので、見た目よりもずっと軽いのも特徴です。
名前は「mizudori」。
うつくしい羽を持つ水鳥のような色から、
三國さんが名付けました。
スキニージーンズやタイトスカートなど、
ニットを主役にコーディネートしたくなる贅沢なセーター。
だいぶ細い糸なので編む時間はかかりますが、
編んだ人だけが見られるいい景色が待っていますよ。
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ご要望の声をいただき、
サイズ調整用として
地色（フォレストグリーン）の糸単品30g巻を
発売することにいたしました。
数に限りがございますが、
よろしければお求めください。
＊お申込み時にロットのご指定はできません。
（10月7日 追記）
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＊商品の価格はすべて税込・配送手数料別
一緒に購入すると
便利なグッズ
極細糸から極太糸まで
糸始末ができます。
あると便利です。
短／長さ16cm
長／長さ20cm
あると便利です。
知っておいてほしいこと
アンゴラの毛は、繊維がつるっとして滑りやすく、
そのため、糸から毛羽が抜けやすい特徴があります。
摩擦に注意し、やさしくお取り扱いください。
保管時には、防虫剤を使用することをおすすめします。
「三國万里子さんの手編みキット」には、
指定棒針で編んだときに使う糸量よりも少し多めの毛糸をセットしております。
正しいゲージで編まずに、途中で毛糸が足りなくなった場合でも
返品、交換はお受けできません。
どうぞご了承ください。
ほぼ日ストアでは、
編み方の個々のご質問にお答えすることはできません。
周りの編み物が得意な方にきいてみたり、
インターネットの動画サイトで検索してみたりしてくださいね。
糸の途中に結び目がある場合があります。
これは製造都合上の仕様ですので、そのままお使いください。
力を入れて引っ張ると毛糸が切れることがあります。
毛に藁くずなどが混入していることがありますが、
取り除いてお使いください。
洗濯は常温の水で、おしゃれ着用洗剤をご使用ください。
絶対にこすらず、押し洗いしてネットに入れて洗濯機で軽く脱水します。
脱水が終わったら、編み地をやさしく引っ張り、
サイズを整え、平らに陰干しして、乾燥させてください。
編むときの糸の引き加減によって、サイズは変わってきます。
できあがりのサイズは参考にとどめてください。
濃色の毛糸は、摩擦や汗などの影響で
編み針や手、お洋服などに色が移ることがあります。
太さの目安：
1gあたり約6m
混率：
アンゴラ50％
ウール50％
2号4本棒針
毛糸とじ針
（すくいとじ、メリヤスはぎ、糸始末用）
Photo : Hiroko Matsubara, Satoru Okita (item)
Hair & Make : Chinone Hiromi (Cirque）
Model : Malta.L