ほぼ日手帳2013のために、
三國万里子さんがデザインしてくださった、
「フェアアイル」と「エストニアンニット」。
どちらも、洋書をもとに独学で
長い間ニットを学んできた三國さんが選んだ
伝統柄をモチーフにしています。
フェアアイル
スコットランドのフェア島に伝わる
カラフルな幾何学柄が特徴の伝統柄。
近年メンズのセーターやベストを中心に
ブティックで見かけることも増えました。
フェアアイルを編むための毛糸は
200色を越える色数がそろっていて、
柄と色の組み合わせは無限大です。
時にはどきりとするくらい派手な色も使って
デザインされた三國さんのフェアアイルは、
明るくポップで、次々に糸色が変わるので、
編んでいておもしろいですよ。
エストニアンニット
バルト三国の1つ、エストニアの伝統柄が
モチーフになっています。
星をモチーフにした、ベーシックで、
男性でも身につけやすいデザインになっています。
紺色と、杢グレーのコントラストが強いので
くっきりと模様が浮かび上がり、
星柄を編み上げるたびに達成感があります。
さし色のあたたかい赤がぴりりと効いたデザインは
これからの季節に向けたプレゼントにもぴったりです。 |