Air-Inflatorというエアポンプ機構で、
フードのボリューム感、フィット感を調節できます。
フード側面のボタンを押すと、
中に入っているエアバッグが膨らみます。
前立てのファスナーは、とめる位置を変えられます。
メッシュ地がおもてに出すと通気性が高まり、
温度調節することができます。
保温力抜群の水沢ダウンならではの機構です。
脇下のファスナーの開け閉めでも、温度調節可能です。
たとえば自転車に乗るときなどに
前立てと脇下、両方のファスナーを開けておくと、
空気が前立てから入って脇下から抜けていくのが、
実感できます。
前立てファスナーには、水の侵入をふせぐ、
止水ファスナーを用いています。
また、脇ポケットは、隠しポケットのような
デザインになっています。
すそにドローコードが仕込まれており、
脇ポケットのなかにあるストッパーで、
すその絞り具合を調節することができます。
ストッパーの端にはフックがついていますので、
キーホルダーなどをつけておくこともできます。
一般的なキルトステッチではなく、
生地を「熱接着」することでダウンを仕切っているため、
水が浸入することがありません。
ミシン目がないため、ステッチ部分から
ダウンが抜け落ちることもありません。
また、生地そのものが、水は通さず湿度は通す
防水透湿機能をもっていますので、
生地表面から水が浸透することなく、
衣服内を快適な湿度に保ちます。
裏面全体に、ニット作家・三國万里子さんが編んだ、
「星のマリメッコ」柄がプリントされています。
実際の編み地がリアルに表現された、
かなり精密なプリントです。
株式会社デサントの水沢ダウンと「ほぼ日」が
コラボレーションした証(あかし)として、
裏地前身ごろの左がわには「ほぼ日の水沢ダウン」、
右がわには水沢ダウンのブランドタグが
プリントされています。
メンズモデルの「ほぼ日の水沢ダウン」タグは
グリーンです。
「ほぼ日の水沢ダウン」タグのすぐそばには、
内ポケットがあります。
けっこう大きめなので、
何かとべんりに使っていただけます。
ちなみにメンズモデルの場合、
ほぼ日手帳のオリジナルサイズも入ります。
裏地の脇あたりに、なぜかファスナーがあります。
ファスナーを開けると、メッシュ地が出てきて、
ものを入れたりはできません。
実はこのポケット、クリーニングのとき、
水や洗剤をボディ全体に行き渡らせるためのものなんです。
あまりにも防水機能がすぐれているため、
こういうものが必要になったそうなのですが、
ある意味、水沢ダウンのすごさを、
もっともよく表しているディテールと
言えるかもしれません。