水沢ダウンのトークショーにご出演いただいたご縁で、
以前わたしたちは、モデルのKIKIさんに
「ほぼ日の水沢ダウン」を進呈させていただきました。
それから3年経ちますが(トークショーは2013年)、
聞いたところによると、どうやらいまも、
ご愛用くださっているらしいのです。
さらには、もう1着、ご自分でもご購入されたとか。
水沢ダウンのどこを気に入ってくださっているのか、
ぜひ教えてもらいたくて、お話をうかがいました。
KIKIさんのプロフィールはこちら
モデル。東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部建築科在学中から
モデル活動を開始。
雑誌、広告・TV出演、連載の執筆など多方面で活躍中。
「ほぼ日」もさまざまな商品で、
たいへんお世話になっています。
山で使える性能のものを、
街で着られるうれしさ。
- トークショーのあと無理やり押しつけた感じなのに(笑)、
ずっと着てくださって、ありがとうございます。 - KIKI
- いえいえ、とんでもない(笑)。
自分でも購入したくらいですから、気に入ってます。 - いまお持ちなのは、「ほぼ日」バージョンのロングと‥‥
- KIKI
- デサントの通常ラインにある
「マウンテニア」というタイプの2着です。
そのころ山に頻繁に行っていたのと、
海外の高い山に登る予定があったので、
よりアウトドア色のつよいマウンテニアもゲットしました。
- 本格的な登山愛好家のKIKIさんに
気に入られるだけの性能が、水沢ダウンにはあるんですね。 - KIKI
- はい、充実した防水機能や
ベンチレーション(温度調節)機能に惚れました。
でも逆に、山で使える性能のものが、
街で着られるようにデザインされているところも、
いいなと思います。
山で濡れるのは仕方ないなって思えるけど、
意外と街のなかで雨に濡れたりするほうが、
不快だったりするじゃないですか。 - たしかに。冬の雨の日って、寒いですしね。
- KIKI
- そうなんです。
傘をささないわけじゃないけど、
防水性があって、なおかつあったかいんだったら、
それに勝るものはないですよね。
あたたかさと、
かるさのバランスがいい。
- ほかに気に入ってるところはありますか?
- kiki
- とにかく、かるいです。
それと、着たときの肌ざわりがしっとりしていて、
気持ちいいなぁと感じます。 - へえ、肌ざわりですか。
そういう感想は、はじめてです。 - KIKI
- なんだろう、ほかのダウンを着たときより、
フィットする心地よさがあるのかな。 - ああ、なるほど、キルティングしていないのと、
入っているダウンの量が比較的少ないから、
着ごこちがモコモコしないのかも知れませんね。 - KIKI
- 茨城のほうでロケが毎月あるんですけど、
1時間くらいロケバスに乗っていくんです。
いつも爆睡しちゃうんですけど、
ロングを布団みたいにかけると、すごく気持ちいい。
- 羽毛布団化しているわけですね(笑)。
その気持ちよさは、
かるいということも効いてるんでしょうか? - KIKI
- はい、なんていうか、
あたたかさと、かるさのバランスが、
すごくいいと思います。 - ああ、たしかに。わかります。
- KIKI
- 水沢ダウンよりかるいダウンはいっぱいあって、
たとえば山歩きするときのインナーダウンとかは、
びっくりするくらい、かるいのがあります。
でも、そういうのとくらべると、
水沢ダウンはあったかさの種類がちがうというか、
着ていてすごく安心感があります。 - なるほど。
- KIKI
- ダウン以外のコートとくらべても、
じゃっかん嵩(かさ)はあるけど、かるいので、
肩もこりにくいし、着ていてラクなんです。 - 年を経るごとにだんだん、
着ていて疲れる格好って、しなくなっていきますよね。 - KIKI
- そうですそうです。
でも、おしゃれはしていたいわけで、
そういう人にはちょうどいいかなと思います。
ダウンなのに、
シックに着られる。
- 基本的にはロングは、ふだんの街着として?
- KIKI
- はい、街着として着ています。
シルエットが細身につくられているので、
モコモコってならない。
電車とか乗ったときにダウン着てると、
座ると申し訳ないなと思うときがあるんですけど、
これだと、そこまで思わないですみます。 - どういうものを合わせていますか?
- KIKI
- 薄手のセーターとかタートルネックが好きなので、
その上に羽織ることが多いですね。
街で着るなら、中はそれくらいでだいじょうぶです。
あとは、スカートとかブーツにも合わせやすいです。
他に持っているダウンはわりとカジュアルなので、
パンツに合わせることが多くて、
あんまり女の子っぽい格好にならないんです。
でも、これはシックなコーディネイトでも合います。 - 丈が長いと、合わせやすいですよね。
- KIKI
- はい、腰が隠れるシルエットなので、
もちろんパンツとも合わせやすいし、
とくにスカート丈とのバランスが、
中途半端にならないのがいいですね。 - ふだん着ていらっしゃるところを拝見できたりしますか?
- KIKI
- あったかなあ?
(スマホで写真を探している)
あ、これ、その毎月行くロケのときに
撮ってもらったものです。
- わあ、きれいな写真。
なんだか山水画のようですね。 - KIKI
- そうなんです。
朝靄が立ち込めていて、寒い日でした。
そういう日に、このダウンはバッチリなんですよ。 - 首に巻いてるのは、ファーのマフラー?
- KIKI
- はい、おばあちゃんにもらったマフラーなんですけど、
こういうアイテムを合わせても、
おしゃれに着られるのがいいですよね。 - たしかに、ふつうのダウンだったら、
ファーを合わせようと思わないかもしれないですね。 - KIKI
- そうそう。
ちゃんとシックにまとまってくれます。
KIKIさん、
あたらしいロングモデルを着る。
- 実は、今年のロングはちょっとモデルチェンジして、
これまで以上にシックに着られるようになったんですよ。 - KIKI
- ほんとに?
見てみたいです。 - 今回の裏地はフェアアイル柄なんです。
- KIKI
- 裏地かわいい!
色とりどりだけど、落ち着いた雰囲気ですね。 - ダウンの量も、去年までよりすこし減らしています。
- KIKI
- ああ、じゅぶんあったかいから?
でもたしかに、街で着るんだったら。
これくらいでいいのかもしれない。
(声を大にして)
いやもう、ほんとにあったいですもん、これ(笑)。 - デサントさん、よろこぶと思います(笑)。
- KIKI
- 前立てとかポケットのところとか、スッキリしてる。
わあ、だいぶ変わりましたね。
着てみてもいいですか? - どうぞどうぞ。
- あー、なんか、ぜんぜんちがう。
よりシュッとしてて、いいですね。
色は黒ですよね? - 黒です。
- KIKI
- マットな質感のせいか、濃紺に見える気がします。
完全な真っ黒より、服にも合わせやすそう。
- はい、ぼくらもそう感じていました。
- KIKI
- 水沢ダウンも、どんどん進化していってるんですね。
持ってなかったら、また欲しくなってたかも(笑)。
着させてくださって、ありがとうございました。 - こちらこそ、今日はありがとうございました!
- 2016.10.03 都内にて