おきがる寝グルメマガジンねむれないくまのために

トゥルントゥルンのやわらかさ。10層ミルフィーユのあたたかさ。ほどよい重さの安心感。冬の、掛けぶとんです。
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特集「くまもおちつくふとん」一枚で、冬にぐっすりねむれる理由。
PÄÄAIHEITA

特集

トゥルントゥルンのやわらかさ。10層ミルフィーユのあたたかさ。ほどよい重さの安心感。冬の、掛けぶとんです。

「おきがる寝グルメマガジン 
ねむれないくまのために」のVOL.33
では、
冬にぴったりの「敷き毛布」をご提案しました。

冬にうれしい「敷き毛布」と出合ったわたしたちは、
当然のように「冬の掛けぶとん」についても
寝具メーカー・ディーブレスさんに相談をしていました。

さすが、「快眠」を追求し続けるみなさんです。
ディーブレスさんが届けてくれたそのサンプルは、
「ねむくま編集部」が
まさに求めていた「掛けぶとん」でした。

それは、ディーブレスさんで
「殿様ふとん」という名前で販売されている寝具です。
これを、ねむくま仕様でお届けします。
その名も「くまもおちつくふとん」。

「くまもおちつくふとん」の特徴や魅力について、
おなじみ、ディーブレスの濱田徹さんに
お話をうかがいました。

落ちつく重さの、安心感。

──

冬になると昔は‥‥
昔というのはわたしの場合、
昭和のころなんですけど、
ぶあつい真綿のふとんを使っていました。
あたたかくてやわらかくて、
「心地よい重さ」で。そんな思い出が、
自分のなかにあるんですよ。

濱田

わかります。
昔ながらの真綿の布団。
空気の層で断熱するので、
冬用のものは分厚くて、その中に
真綿を3~4キロ入れてたんですよ。
だから、けっこう重いけど、あたたかい。

──

そんな話をしていたあるとき
ディーブレスさんの「殿様ふとん」を
会議室の長椅子で試させてもらったら、
うかつにも30分くらい
ほんとうに寝てしまいました。

濱田

え、会議中にですか(笑)。

──

やらかしてしまいました。
ほどよい重さが気持ちよくて、
なつかしくて、ついつい‥‥。

濱田

それはうれしいです。
「殿様ふとん」は冬用なんですけど、
現代の軽いふとんに、
昔なつかしい真綿の「おちつく重さ」を
プラスしたイメージなので。

──

現代の軽いふとんもすばらしいですけど、
しっとり守られているような、
このほどよい重みがいいですよね。
とくに冬には、
なつかしさだけでない、
機能的にもありがたいうれしさを感じます。

濱田

はい。

──

「重たい」というわけではなく適度な重さで、
なんでしょう‥‥
「ねんねんころりよ♪」と、
寝かせつけられているような。

濱田

そうそう、そうなんです。
「誰かに触られているような安心感」
とわたしたちはお伝えしています。

──

つつまれているような‥‥。
それがディーブレスさんの「殿様ふとん」。
ぴったりのネーミングだと思います。

濱田

ありがとうございます。

──

ただわたしたちは、
「ねむれないくまのために」ですので、
お殿様が急に登場するのは‥‥と(笑)。

濱田

そうですよね(笑)。

──

「ねむれないくまのために」の
世界観に合わせて、
「くまもおちつくふとん」
という名前でご提供することにいたしました。

濱田

はい。
それもぴったりな名前だと思います。

10枚重ねのミルフィーユ。

──

このふとんの構造について
教えていただけますでしょうか。

濱田

わかりました。
中身の素材は、
「スーパー長繊維まゆ玉」という
「長繊維」の太い束です。

──

ちょうせんい?

濱田

長い繊維のことです。
通常はポリエステルで細い糸をつくるとき、
3センチくらいに切って
それを集めて綿状にします。
これが「短繊維」。短い繊維です。
いま世に出ているふとんは、
短繊維のものがほとんどだと思います。

──

そうなんですね。

濱田

長繊維は加工に手間がかかる糸で、
長さはふとんの端から端まであります。

──

あ、そこまで長い。

濱田

「くまもおちつくふとん」は
フワフワで弾力のある長繊維の束を
職人さんがシート状に広げて、
それを10枚重ねてミルフィーユにしています。

──

10枚重ねのミルフィーユ‥‥。
いま、さらっと話してくださいましたが、
その技術はきっと手間のかかる‥‥

濱田

そうですね、たいへんな工程です。
最初束になってる長繊維を、
職人二人がかり手作業で
ていねいに繊維をさばいて広げて
10枚も重ねていくと、
トゥルントゥルンのやわらかさになるんですよ。

──

ほんと、トゥルントゥルンです。
ミルフィーユ感がすごい。

濱田

空気の層が豊富になって、
あたたかさをたっぷりキープします。

──

10枚も重ねているから、
この安心できるボリューム感が‥‥。

濱田

昔の真綿のふとんは、中身が3~4キロです。
本格的な羽毛布団だと、
中身は1キロから1.2キロくらい入ってます。

──

だいぶ違いますね。

濱田

「くまもおちつくふとん」は、
気持ちいい重さをさがして、
シングルサイズで約2キロにしました。

──

昔の重たいふとんと、
羽毛布団のあいだくらい。

濱田

軽すぎず、重すぎず、
いいバランスだと思います。

あたたかい空気をためて冷気は遮断。

濱田

ミルフィーユ状の中身を包む側地(がわじ)は、
肌に触れる部分なのでとても大切です。
(側地=側生地。ふとんの中身を包む外側の布地)
なので、ふとんの内側(体側)と
外側(外気側)は、別な素材なんですよ。

──

機能が別なんですか? 

濱田

そうです。
首や肩など体に触れる内側の生地は、
綿100%の「二重編みエアニットコットン」です。
二重編み構造なので
生地自体に空気層があります。
さらに二重編みの生地は
通気性と吸湿性もいいので、
蒸れないし、体温がミルフィーユに移って
あたたかさをキープしてくれます。

──

内側はふわっとしたコットンで、
とろんとつつんでくれるような。

濱田

ええ。

──

ほどよい重さがあるうえに、
内側の生地が柔らかいので、
布団が体の凹凸に沿って自然にフィットする。
冬はとくに、首や肩が冷えるので、
ここをしっとりとおさえてもらえるのは、
すごくうれしいです。

濱田

まさに、その安心感です。
内側の二重編みエアニットコットンは
やわらかく伸縮性もあるので、
毛布を使わなくても
体にフィットしてくれるんです。

──

外側の生地はどういうものなんでしょう。

濱田

外気にふれる外側の生地は、
気密性が高いものにしています。
外からの冷気を遮断して、
ミルフィーユ内のあったかい空気を
外に逃がしません。
なので、「くまもおちつくふとん」は
冬もこれ一枚でぐっすり眠れるんですよ。

──

冬でもこれ一枚だけでいい。

濱田

それを目指してつくったふとんです。
冬用の一般的な羽毛布団と
比較テストをしたら、
「くまもおちつくふとん」は
保温性、吸湿性、通気性が
より優れていることがわかったんです。
これ一枚だけなら、
羽毛布団と毛布を重ねて使うのと同じか、
より軽いんじゃないでしょうか。

洗濯などのお手入れ。

濱田

「長繊維」は保温性が高いほかにも
ホコリになりにくい、洗濯しやすい
というメリットもあります。

──

洗濯しやすい。

濱田

長繊維はふとんの端から端まで
つながっているので、
洗濯したときに中身がズレにくいんですよ。
ズレにくいということは耐久性が高いので、
初期性能をキープし続けます。

──

ありがたい特徴です。

濱田

「長繊維」は、
2メートル20センチくらいあるので、
繊維が側地の外に飛び出さないし、
ホコリが発生しにくいんです。

──

それもありがたい。
具体的には
どのように洗濯すればいいんですか?

濱田

ふとん用の洗濯ネットに入れて
手洗いができます。
洗濯機の場合は手洗いモードを選びます
で、脱水したら、
片寄りをなおして陰干ししてください。

──

大きさ的に家の洗濯機に入らない場合は、
コインランドリーの
大型の洗濯機で洗えますね。

濱田

はい。
ただし、手洗いモードを選んで、
乾燥機にはかけないでください。
素材ごとに熱による収縮率が違うので歪みます。
素材の脱水性がいいので、脱水したものを
家で陰干ししてください。

──

冬のあいだ使ったとして、
洗濯する回数はどのくらいが目安ですか。

濱田

まず、ときどき陰干ししてください。
これはわりと手軽にできると思うので、
陰干しするほど気持ちいいと思います。
それをしながら、ぼくの場合は、
ふとん本体を洗うのは、
春にしまうときの1回です。

──

1回だけでいい。

濱田

ただしそれは、
ふとんカバーに入れて使っている場合です。
今回、
「くまもおちつくふとん」の側地と同じ素材の、
ねむくまオリジナルふとんカバーをつくりました。
これに入れて使うのが、おすすめですね。
気になる汚れがついたら
カバーだけを洗えばいいですし。

──

なるほど。

濱田

洗濯がらくになるだけなく、
側地と同じ素材をさらに重ねるので、
あたたかさがもっと増すんです。

──

ああー、さらにあたたかく。
ますます、これ一枚でいけそうです。

濱田

本体のみで使うのもいいですが、
そうですね、
オリジナルのふとんカバーはおすすめです。

──

おすすめですね。
よりあたたかく、
よりお洗濯をらくに、のために。

濱田

はい。
‥‥いろいろとご説明してきましたが、
とにかくですね、
触っていただきたいです。
この中身がトゥルントゥルンに滑る感じ! 
これが長繊維の特長なんですよ。

──

ほんとにトゥルントゥルン。
インターネットなのがもどかしいです。
なんとかこれが伝わる例えはないですかね‥‥
ええと‥‥
バナナの皮を踏んだみたいな? 

濱田

たしかに(笑)。
おっしゃるとおりかもしれません。
滑るので、このふとんの上では
走らないでください(笑)。

──

ありがとうございます(笑)。
毎回ですが、
濱田さんの本気がうれしいです。

濱田

最後にもう一度言わせてください。
「くまもおちつくふとん」は、
メイドインジャパンで、
他にはない素材とふとん職人の技術を
たっぷり使ってつくっています。
ほどよい重さで、めっちゃとろけるし、
あたたかくて、気持ちよくて、
機能もメンテナンス性も充実しています。
冬でも、これ一枚で熟睡ですよ。

──

ありがとうございます。
ほんとうにありがとうございました!

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