ほぼ日刊イトイ新聞
nooy(ヌーイ)

家での仕事着としてすごく優れていて、
ちょっとした外出にも着られる服。
その名も、「シャッポウギ」!です。
2019年の「生活のたのしみ展」で
初めて世に出た「シャッポウギ」が、
さらに改良を加え、進化して、
あらためて「ほぼ日」に登場します。

つくったのは、nooy(ヌーイ)。
若山夏子さんと平山良佳さん、ふたりのブランドです。
クラシックな雰囲気で、あたらしさもあり、
かわいくて、エッジのきいた服をつくるnooyが、
どうして「シャッポウギ」を?

おふたりに、いろいろ、お聞きしました。

10月21日(水)AM11時販売開始!

若山
割烹着は、10年以上前に、雑誌の企画で
一回作ったことがあったんです。
それからちょっとおもしろいなぁと思っていて。
その「割烹着」を進化させてみたい、って、ずっと。
普通の服みたいに着られるような割烹着。

それで「生活のたのしみ展」の
お話をいただいたときに、
じゃあ、ここででやろう、と。
家だけじゃなくて、外に出かけられる、
シャツみたい割烹着がいいよね。
「それってシャッポウギだね」って。
あ、それいい名前、っていうことで、
「シャッポウギ」という名前になりました。
ほぼ日
それで去年、2019年の「生活のたのしみ展」で、
「シャッポウギ」がデビューしたんですね。
今回は、さらにいろんなことを考えてくださって、
もっといいものに改良されたんですよね。
若山
そうですね。
今回はワークというか、機能性をより追求した感じ。
素材も、気にせず使える素材というか。
手を拭いちゃったり、ぞんざいに使っても大丈夫に。

あたらしいシャッポウギは
2デザイン✕3カラー。
こちらはふんわりやさしい印象の
「ギャザー」。写真はストライプです。

こちらはすっきりとしたシルエットで
ハンサムな印象の「プレーン」。
写真はネイビーです。

ほぼ日
私たちも、何回も、改良のたびに試着させていただいて。
たくさん要望をお伝えしましたもんね。
手を拭いたときにすっと吸収する生地がいいとか、
首がちょっと詰まっているからゆるめてほしいとか。
自由に動けるのがいいとか。
スナップの位置も調整してくださって。
若山
後ろのボタンをスナップにして、
開かないように、落ち着くところを探して。
リボンは、位置は同じで、長さをちょっと短く。
ポケットのサイズは大きめに。
ポケットは「ギャザー」のほうは四角、
「プレーン」は丸っぽいデザインにしました。

「ギャザー」の後ろ。
さっと留めやすいスナップボタンが2つ。

「プレーン」の後ろ。
スナップボタンとリボンで留めます。

平山
難しかったのは、サイズ感ですね。
サイズは1サイズです。
150センチの方でも170センチの方でも、
肩幅がある方も、なで肩でも、みんなに合うように。
若山
もともと割烹着って着物に似て、大きくて、
直線的なんですよね。
それを変えたくて、ちょっと狭めたんですけど。
今の洋服にも着られるような。
セーターの上に着てもかさばらないような感じ。
平山
袖ぐりがゆったりとしたので、よりサイズレスで。
インナーも考えず、ほんとにフワッと羽織るだけで。
それから、ジャバジャバ洗えるように。
若山
ステイホーム期間中に、自分たちも着ていて。
それで、どこをどうしたらいいかが
いろいろわかってきました。
平山
研究の時間になりました。

機能性をこまやかに工夫しています。
たとえば袖口は見た目はふつうの袖口ですが、
二重になっていて内側の隠れたところにゴムが。
見栄えはうつくしく、機能は実用的です。

ほぼ日
「ほぼ日」でも3人がテストして、
ステイホーム期間中に着倒しましたもんね。
ほんとに便利で、ずっと着てる感じでした。
洗濯も、毎日していたんですよ。
でもビクともしなかったです。
平山
知り合いの人にも着てもらったんですけど、
決まった家事をしようというときだけじゃなくて、
これを着たら気合が入る、って。
ちょっと気分がキリッとして、仕事がはかどる。
ほぼ日
家で仕事していると、
日常との境界線がなくなってきますよね。
だからといって、
わざわざ外出着に着替えるんじゃなくて、
これを羽織って気分を変えるみたいな。
リモート会議なんかにもね。シャッと着て。
若山
家に帰ったらまずこれをサッて着て、
夕食の下ごしらえとか、何かひと仕事する、
そういう使い方もあると思います。
平山
臨機応変に、どんなふうにも。
ほぼ日
おふたりの使い方は、どうですか?
若山
作業を、ほんとに本気でやるときは「プレーン」かな。
でも「ギャザー」もかわいいんですよね。
平山
仕事場だったら、たぶん「プレーン」のほうですね。
打合せがあるなら「ギャザー」にしようかな、とか。
ほぼ日
これを着るとモードが変わる、
自分なりの、ユニフォームって感じがしますね。
若山
自分のユニフォーム。うん。そうですね。
オールシーズン着られますし。
平山
素材も色も、何にでも合わせやすいと思いますし。
下に柄ものを着て、
背中からチラっと見えるのもおもしろいですよ。
ほぼ日
お手持ちの服に合わせるのもいいですね。
プレゼントにも、よさそうです。
お話、ありがとうございました!

販売は10月21日(水)
AM11時スタートです。
どうぞよろしくお願いします!

STAFF

撮影
吉森 慎之介(モデル)
大江 弘之(商品)
モデル
坂巻 弓華
田中 聖子(ごはん屋ヒバリ)
スタイリング
轟木 節子
ヘアメイク
吉川 陽子
テキスト
武田 景
撮影協力
ごはん屋ヒバリ

「ごはん屋ヒバリ」

モデルになってくださった、田中聖子さんのお店です。
農家さんから届く、無農薬栽培されている
旬の野菜を中心にしたお料理を提供されています。

〒157-0073
東京都世田谷区砧8-7-1 2F
tel 03-3415-4122
http://hibarigohan.com/
instagram @gohan_hibari

※コロナウイルス感染拡大防止のため、
2020年3月27日より通常営業はお休み、
テイクアウト営業中です。
詳細はSNSなどでご確認ください。

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INFORMATION

販売時期
2020年10月21日(水)午前11時販売開始
販売方法
数量限定販売※なくなり次第、販売を終了します。
出荷時期
お申し込み後、1〜3営業日に出荷