12/7(土)、8(日)、14(土)、
15(日)、21(土)、22(日)の6日間、
渋谷PARCO4階「ほぼ日カルチャん」と
青山の「TOBICHI東京」にて、
東日本橋にある人気のパン屋さん、
BEAVER BREADのクロワッサンを販売します。
「おらがジャム・りんご」との相性ばつぐん。
この機会にぜひ、おためしください。
毎年人気の、ほぼ日の冬のジャム
「おらがジャム・りんご」。
紅玉を使った、りんご自体の
おいしさが凝縮したジャムです。
「あか」と「しろ」の2種類で、
ちょっと縁起のいい感じもあります。
毎年、この時期に作っている
このジャムの2019年ものが完成したので、
12月6日(金)より販売を開始します。
さて、ことし。
せっかくなので、いつもとひと味違う、
たのしい販売ができたらと思っていたら、
なんと、こんなかたが
力を貸してくださることになりました。
「第3回生活のたのしみ展」で、
連日、量り売りのカンパーニュが、
飛ぶように売れていた
「BEAVER BREAD(ビーバーブレッド)」の
割田健一さんです。
「ビーバーブレッド」は、東京の下町、
東日本橋にあるパン屋さんです。
問屋街のビルが立ち並ぶ、あまり目立つとは
言えない場所にありながら、
常にお客さんが絶えません。
お店には並ぶパンは、ひとつひとつに
どれも驚きや嬉しさがあります。
訪れるとついつい
「これも食べてみたいし‥‥いや、あれも
‥‥あっちも」
とたくさん買ってしまう、そんなパン屋さん。
そんなビーバーブレッドの割田さんに、
「おらがジャム・りんご」の話をしてみたところ、
なんと、前々から
「ビーバーブレッドならではのジャムパン」を
作りたいと考えていたのだそうです。
そして最近、ちょうどその答えが
見つかった、とのこと。
うわ、それ、めちゃくちゃ気になります‥‥。
それって、もしやほぼ日の
「おらがジャム・りんご」を使って、
作っていただくなんて、できたりしますか?
そしてそのジャムパンを実際に
販売させてもらう、なんてこともできますか?
そんな話をご相談してみると、
「いいですよ」とのお返事。
しかも「りんごジャムにもあいますから、
たのしみにしていてください」とのこと。
え、いいんですか‥‥やったー!
そんないきさつで、このたび、
ビーバーブレッドとほぼ日のジャムが
コラボレーションした、
「おらがジャム・りんご」のジャムサンドが
誕生することになりました。
それではさっそくお見せしましょう。
こちらです。
‥‥そう、割田さんが見つけた
「ビーバーブレッドならではのジャムパン」
というのは、
クロワッサンのジャムサンドなんです。
きっと想像されているとおりですが、
はっきり言って、これが、
すばらしくおいしいのです。
さくさくっとした軽い印象ながら、
噛むとぎゅっとうまみが
口じゅうに広がるクロワッサンに、
りんごの自然なおいしさが凝縮した
「おらがジャム・りんご」を
たっぷりはさんだもの、です。
そもそも、ビーバーブレッドのクロワッサンは、
本当においしいのです。
繊細でありながら、噛むとジューシー。
ちょっとひんやりして、ほのかな甘み。
なんだかさわやかさもあります。
食べたあと、口の中にふわっと
いい香りが残ります。
そこに、本気めんどくさ仕込みの
まっすぐなおいしさの、
「おらがジャム・りんご」がはさまれて、
力強い存在感を放ちます。
相性、ばっちり。
ジャムサンドひとつで、
なんだかケーキを食べているかのような
ごちそう感があります。
さて、販売情報です。
今回、このスペシャルなジャムサンドを、
12月の土日限定で、
「TOBICHI 東京」と
「ほぼ日カルチャん(渋谷PARCO 4階)」
の2か所で、販売します。
(詳細はこのページの最後に)
ただ‥‥ひとつだけ、
販売方法についてのお知らせがあります。
実は今回「TOBICHI」と「ほぼ日カルチャん」では、
ジャムサンド用のクロワッサンと、
「おらがジャム・りんご」を、
別々に販売させていただきます。
理由は、買ったあと、
ベストな状態で食べていただきたいから。
家に帰ったあと、
クロワッサンに切り込みを入れて、
そこに好きな量のりんごジャムをはさんで、
がぶり‥‥とお召し上がりください。
はさんですぐに食べるのもおいしいですし、
お好みで、あえてすこし時間を置いて
クロワッサンとジャムが
なじんだところで食べても。
紅茶やコーヒーと一緒にいただいても、
最高だと思います。
また、こちらもお好みですが、クロワッサンを
トースターでちょっと温めてもおいしいです。
生地にパリッとした感じが出て、
焼きたてのようなおいしさをたのしめます。
(とはいえ温めずに食べるのも、それはそれで、
ひんやりしたバターの感じがおいしい)
最後に、割田さんに聞いた、
このジャムサンドのくわしい誕生のきっかけを
ご紹介します。
ぼくはずっと「ブーランジェリー」と呼ばれる
フランス系のパン屋さんで働いてきました。
ですから、ジャムサンドって、
ちゃんと作ったことがなかったんです。
食べたことはもちろんありますし、
パンにジャムをつけて食べることはあるけれど、
それは自分たちで食べる用。
お客さんに向けたものではなかったんです。
ただ、ビーバーブレッドがいまちょうど2周年で、
これからは
あんパン、メロンパン、クリームパンといった、
みんながすぐに想像できる日本のパンを
もっとしっかり作りたいという思いがあり、
ジャムパンもそのなかで
これから作りたいパンの一つだったんです。
ただ、ジャムパンについては、
正直「どうすればできるんだろう?」と
思っていました。
コッペパンみたいなものにはさんでも、
しっくりこないし。
ほかのパンにジャムをのせて食べても、
普通っていうか、想像ができすぎて面白くない。
「ジャムパンのイメージがないなあ‥‥」
と思いながら、ぼんやり考えていたんです。
日々の仕事をしながら、なんとなくずっと
考えていたことのひとつというか。
で、あるとき急にふとひらめいて、
「これ、クロワッサンじゃん!」
って思ったんですよ。
自分が作りたいジャムパンの正解は、
きっと、クロワッサンだ‥‥って。
それもクロワッサンに
サンドするのがよさそうだぞ、と。
パン屋さんの発想としては、ふつうはそんなこと、
もったいなくてやらないんですよ。
クロワッサンって、それだけで売れるから(笑)。
でも、実際にやってみたら、
これこそが答えという気がしたんです。
クロワッサンって、内側と外側の
火の入りかたが違うから、中にバターが
ちょっと半生っぽくのこるんです。
その感じと、くだもののジャムとの
相性がいいんですね。
実際に作って食べてみても、
「あ、ジャムサンドを作るなら
クロワッサンだ」という確信がありました。
ただ、すぐに店に出すわけでもなく、
「いつかやろう」と思っていたら、
ちょうどいいタイミングで、
ほぼ日のみなさんから連絡をいただいたんです。
それで「いいのありますよ」とお伝えして、
今回販売することになった‥‥というのが、
このジャムサンドの誕生秘話?(笑)
みたいなものです。
りんごって酸味と甘味があるじゃないですか。
そこにクロワッサンの塩味(えんみ)と
バターの脂があると、
食べごたえと広がりが出るんです。
口の中でバターが
いい感じにのびてくれますから。
あと、このジャムサンドの
おいしさの理由のひとつには、
素材としてのこのジャム自体の良さもありますよね。
ほんとにコンポートみたいなジャムで、
このまま食べられますから。
アップルパイのフィリングにいけるくらい、
トロッとした加減もいいし、
果肉もしっかりしてる。
どれだけでも食べられますよね。
すごいことだと思います。
まあ‥‥あえて言えば、
本当は「生活のたのしみ展」などで
ブースを出して、お客さんにその場で
ハイって手わたして、ズシッとした重みも、
感じてもらいたかったんですけど(笑)。
今回はそこは難しかったので、このかたちで。
買って帰って家で作るときに、
そのあたりのジャムの重みの嬉しさを、
感じてもらえたらと思います。
12/7(土)12/8(日)
12/14(土)12/15(日)
12/21(土)12/22(日)