ほぼ日のジャムのお店

新ジャム、完成! “本気めんどくさ仕込み”の‥‥ おらがジャム りんご 「あか」「しろ」「第2回 生活のたのしみ展」で先行販売します。

ほぼ日のジャムに、新しい仲間ができました。
旬のくだものを、“本気めんどくさ仕込み”でしあげた
「おらが」シリーズのりんごジャムです。
使用したのは、甘酸っぱさが特徴の
「紅玉(こうぎょく)」。すっきりとした甘みの、
華やかな香りを持つジャムになりました。
大きめの果実が残るように煮ているため、
食べるときにぜいたくな気持ちが味わえます。
紅玉らしい「あか」と、かわいい「しろ」の2種類。
毎朝のおともにも、贈りものにもおすすめです。
ぜひ味わってみてくださいね。

こんにちは、ジャムチームです。
「新しいジャムを製作中です」とお伝えしたまま、
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、
ついに今秋、新しいジャムを
お届けできることになりました。
数え切れないほどの試作をもとに完成した、
渾身の自信作です。

新しいくだものは、りんご。
全国でも有数のりんごの産地である、
長野県飯綱町の旬の「紅玉」を
たっぷり使って作りました。

使わせてもらったりんごを育てているのは、
ご家族でさまざまな品種を育てている
りんご農家の大川さん。
自然にやさしい農業をされる
エコファーマーのかたでもあります。

ことしの紅玉について聞くと、
なかなか良いできばえなのだとか。
「雨がたくさん降ったので、養分をしっかり吸って、
大きく育ってくれています。
そのあと急に涼しくなったのも良くて、
色づきもよく、きれいな色になりました」とのこと。

また大川さんによると、紅玉の特徴は、
「きれいな色」と「甘酸っぱさ」。

「酸味が強いりんごなので、酸っぱいりんごが
好きなかたに喜ばれますね。
ジャムやジュースなどの加工用としても
人気があるんですよ」と教えてもらいました。

木になっているものを採らせてもらい、
そのままかじると、サクッといい歯ごたえ。
さわやかな果汁が口じゅうに広がって、
(新鮮なりんごって、なんておいしいんだろう‥‥)
と、しみじみ感じます。
このおいしいりんごを、採ってすぐに工場に運び、
ていねいに下ごしらえして、煮る。
そうやって完成したのが、
新発売の「おらがジャム・りんご」です。

このりんごジャムの試作とレシピ製作は、
「感じるジャム」シリーズのレシピを手がけている、
小菅くみさんにおねがいしました。

くみさんがコツコツと、
さまざまな品種(20種類以上!)のりんごを、
すこしずつ条件を変えて、大量に試作。
それをみんなで、味見しては相談し、
また次の試作をおこなって‥‥の繰り返し。
「これよりもあっち?」「毎日食べるには濃すぎるかも」
「おいしいけどなにか違う」「ちょっと甘すぎる?」など、
みんなで徹底的に悩みつつ、1年がかりで
レシピを完成させていきました。

ほぼ日のジャムおじさん・糸井重里にも、
要所要所でアドバイスをもらいました。
糸井が言ったことのなかで、とくに決め手になったのが
「りんごはとにかく品種が大事」ということ。
実際に作ってみると、ほんとうに品種で
まったく味がちがいました。
甘いりんご、青いりんご、外国っぽい味のりんご、
蜜入りりんご、高級なりんご、珍しいりんご。
いろいろ試作して食べてみるたびに、
さまざまな可能性が考えられて、悩みに悩む日々‥‥。

そして最終的に
「毎日食べても飽きない、みんなが好きなおいしさ」
ということから、
「紅玉にしよう!」と決めました。
また砂糖の量や、りんごの切り方なども
たくさん試行錯誤しました。

さて「実際にジャム工場でどう作るか」の部分を
担当してくれたのは、
いつもほぼ日のジャムを作ってくれている
長野のサンクゼールのみなさん。

今回も手作業の工程がたくさんある
“本気めんどくさ仕込み”です。
これまでの「おらが」シリーズの経験を活かして、
レシピのおいしさを再現してくれました。

そうしてできあがったのが、
「おらがジャム・りんご」です。

販売するのは、2種類のりんごジャム。
同じ紅玉を使いながら、まったく色が異なる、
かわいい「あか」と「しろ」です 。
この色の差を生んでいるのは
「皮を入れているか、いないか」。
味がものすごく違うわけではないですが、
食べくらべてみると、すこし味わいが違います。

こちらが「あか」。りんごを皮ごと煮ることで、
こんなにきれいな紅色になります。
よく見ると、果肉が皮つきなのがわかります。
ほんのり渋みが混じった、
重層的な味わいが魅力です。

果肉だけで作った「しろ」は
雑味のない、さらりとした上品な味わい。
しっかり皮をむいて煮込むと、
こんな色のジャムになります。
甘い蜜を思わせる、かわいい色のジャム。

どちらも果肉の大きさは、このくらい。
くだもの感をしっかりたのしめます。
豪華な感じがありながら、スプーンですくって
パンにのせやすい、ちょうどいい大きさです。

「おらがジャム・りんご」でまず試してほしいのが、
シンプルなバタートーストとの組み合わせ。
焼きたてにのせて、がぶっとどうぞ。
バターとの相性もばつぐんです。

クロワッサンなど、デニッシュ生地のパンと
あわせても、おいしい。
アップルパイ的なおいしさを、
家で手がるにたのしめます。

ヨーグルトやアイスにのせたり、
パンケーキと一緒に食べても、間違いない味。
(上級編としては、紅茶に入れたり、
肉料理のソースにしたりしても、おいしそう)

ふたつ並べると、かわいいのはもちろん、
縁起のいい印象もあるので、
ちょっとした贈りものにもおすすめです。

‥‥というわけで、
いよいよ完成したほぼ日の新しいジャム
「おらがジャム・りんご」は、
2017年11月30日(木)午前11時に販売スタート。
(※「第2回 生活のたのしみ展」では
先行販売もおこないます)
かわいい、かわいい、おいしいジャムです。
たのしみにしていてくださいね。

本気めんどくさ仕込み
おらがジャム・りんご

「あか(皮入り)」
1,836円(税込・配送手数料別)
190g入り

「しろ(皮なし)」
1,836円(税込・配送手数料別)
190g入り

2017年11月30日(木)午前11時より、
「ほぼ日ストア」と
「TOBICHI(東京&京都)」にて販売。