リネントートバッグをつくってもらっているところに、
同じリネン(麻)で、
キッチンクロスをつくっていただいたんです。
もともと、外国製の大きなキッチンクロスが好きで、
何枚か集めていたりしました。
日本のふきんは、私には小さくて薄くて、
大きなお皿を拭くときなんかは
ちょっとこころもとなかったんです。
で、ある日、世田谷のボロ市通りにある雑貨のお店で、
白麻の大きなキッチンクロスを見つけました。
これこそが私の探していたキッチンクロスと思って、
たくさん買っておいたんです。
でも、しばらく使っているうちにへばってきたので
また買い足しに行ったんです。
そしたら違う素材のものに変わっちゃってて。
ああ、もう買えないんだ、と。
あの大きさの麻のキッチンクロスには、
なかなか出会えません。
そのころイオグッズでも、
リネンのキッチンクロスを扱ってたんですが、
これはちょっと小さかったんですね。
工場でつくってくださる大きさは決まっているから
私の好みでは変更できないと思っていたので、
ちょっと小さいのを売っていました。
ところが、相談してみたら、
大きいのをつくれることがわかったんです。
布幅の関係で3枚とれるところを、
2枚になっちゃうので割高にはなるけれど、
できますよ、と。
お願いしてみるものですね。
自分の好きなキッチンクロスに、
ようやくたどりついたという感じです。
使っていくうちにやわらかくなって、
リネンの良い質感が出てきますよ。
ナチュラルと白の2種類があります。
(お話/大橋歩さん) |