女性4人のユニット「sunui/素縫い」の写真集、
『カンカンバッチ』は、
ウェブショップ「ほぼ日ストア」でも販売します。
TOBICHIでの催し、
「sumuiの素(もと)」に来られない方は、
ぜひこのページからお買い求めを。
到着までにすこし時間がかかりますが、
sunuiの手仕事による、
スペシャルな特典がついてくるんです!
「カンカンバッチ」とは、
旅先で集めたお菓子のアルミカップを
木槌でたたいて平らにし、
「勲章」に見立てたバッチのこと。
結成当初から14年、
手作業でつくり続けられている、sunuiの代表作です。
このバッチは、ほぼ日とも縁が深く
2010年の「第一回 ほぼ日作品大賞」では
みごと大賞を受賞しています。
こちらの作品集には、
100を超えるカンカンバッチが収録されています。
ほとんどが、この本のためにつくられた新作です。
オールカラーの写真たちは、
ほぼ日で連載中のコンテンツ、「もっと撮りたい。もっと食べたい」の
長野陽一さんをはじめ、
上山知代子さん、大沼ショージさん、齋藤圭吾さんという
4人の写真家さんによる撮りおろし。
デザインは雑誌『つるとはな』の
アートディレクションも手がける有山達也さん。
カンカンバッチに焦点を絞りながら、
sunuiの多面的な魅力があざやかに伝わってくる一冊です。
「ほぼ日ストア」(つまりこのページ)でお買い求めいただくと、
ふたつの特典がついてきます。
A4サイズの作品集『カンカンバッチ』が
すっぽり入るサイズのトートバッグです。
ひとつひとつ、sunuiのみなさんが
シルクスクリーンを手で刷っていたもの。
蛍光黄色のカンカンバッチ柄と、
ニッコリ笑顔の柄の
2種類つくってくださいました。
TOBICHIの催しで販売する
「カンカンバッチ・ステッカー」が1枚ついてきます。
勲章のようなカンカンバッチなので、
お気に入りのものにペタリと貼ると
さらにうれしいものになりそう。
<ご注意>
・トートバッグ、ステッカーともに
種類を選ぶことはできません。
どれが届くのか、たのしみにお待ちください。
・ご注文いただいてからトートバッグを製作するため、
12月4日(火)からの順次発送になります。
恭子さん、晴奈さん、ありがとうございました。
蛇足のように付け加えさせていただければ、
作品集のなかの文章も、とてもすてきでした。
まえがきも、それぞれのことばも。
sunuiというユニットがどうやってうまれたのか、
どういう姿勢で作品に向かっているのか、
あふれる想いに、こころの奥のほうがつかまれました。
「ものづくり」にたずさわるひとはもちろん、
チームで、仲間で、何かに取り組む方々に、
自信をもっておすすめしたい一冊です。
sunuiのはじめての作品集を、どうぞあなたの本棚に。
「わたしたちにとって、これがはじめての本なんです。
最初はsunuiのあらゆる仕事を網羅的に載せて
もっと『sunuiとは』という内容にしよう、
という案もあったのに、
気がついたら、カンカンバッチの作品集になりました。
活動の根っこである
カンカンバッチに焦点を絞ることで
「sunui」というものが
より強く伝わるように思いました。
この本のためにつくったバッチは、
たくさん並べた言葉のカードを
無作為に組み合わせて、
できたタイトルからイメージして、つくりました。
たとえば『駆け落ち』と『エスキモー』
というカードを組み合わせて『駆け落ちエスキモー』。
へんなタイトルですよね(笑)。
でも、そこから想像をふくらませて
カンカンバッチをつくるのがたのしくて。
そう、偶然なんです。
『ほぼ日作品大賞』をいただいたとき、
審査員の佐藤卓さんが言ってくださったことが、
まさにsunuiそのものでした。
どんなことを言ってもらったかというと‥‥
『カンカンバッチには、
計画性と偶然性の両方がある。
そのバランスがいいと思う。
で、どちらかといえば、
偶然性のほうに少しだけウェイトがある。
そのわずかなかたよりが魅力的だと思う』、と。
うれしかったです、とても。
ここしばらくは集中して4人で、
この作品集をつくっていました。
買い付けの旅で集めてきた素材を縫いつなぎ、
偶然性をたのしみながら、
4人の手が動くままにつくられたカンカンバッチが
100以上、載っています。
どうぞ、ページをひらいてみてください。
カンカンバッチは、
ほぼ日さんと出会うきっかけをつくってくれた
わたしたちの代表作です。」