人気スタイリスト7人が見せる! 2013年版カバーの魅力

みなさん、もう何度もご覧になっているであろう、 「ほぼ日手帳2013」の各カバーを紹介しているページ。 今年はいままでと、ちょっとちがうところがあります。 どこかわかりますか? そう、写真がちがうんです。 それぞれのカバーの魅力を最大限に引き出すべく、 シリーズごとにお願いしたスタイリストさんに、 撮影場所、小物、モデルなど、商品写真にまつわる一切を、 スタイリングしていただいたのです。 ご担当くださったスタイリストのみなさんに、 それぞれのカバーの見せかたや、似合うシーン、人物像、 えらんだ小物について、たっぷり語っていただきました!
ほぼ日手帳2013ラインナップ
05 ジッパーズ担当 真壁いずみさん  「それぞれのアイテムのよさが、  欲しいかたに、ちゃんと届いてほしいんです」
 

雑誌を中心に活躍される真壁いずみさんには、
ジッパーズのスタイリングを
担当していただきました。
撮影では、忙しく駆けまわりながら、
その場で次々とスタイリングされている印象でしたが、
あとでお話をお聞きしたところ、
実はカメラマンの松木宏祐さんと
かなり入念な打ち合わせをして
臨んでくださっていたのだそうです。
「とにかくできるだけ、それぞれのアイテムのよさが、
 欲しいかたにちゃんと届いてほしいんです」
と何度もおっしゃっていた、真壁さん。
つかう人とおなじ目線に立って、
それぞれのジッパーズのよさを表現してくださいました。

 

<真壁いずみさん プロフィール>

スタイリスト。
神奈川県生まれ。
早稲田大学を卒業後、長友善行氏に師事。
独立後は主にファッション誌、カタログ等を中心に、
メンズ・レディースを問わず活動中。
心地よい色づかいを大切にした、
シンプルでクリーンなスタイリングが得意。

 
<スタイリングのポイント>  「いろいろたくさん入るたのしさ」が 伝わるように、こころがけました。

今回担当させていただいたジッパーズでは、
「いろんなものが、たくさん入るたのしさ」を
特に意識して、スタイリングしました。
わたし自身、このシリーズの手帳に
何を入れようかと考えていたときに、
「こんなものまで入るんだ!」という
驚きがたくさんあって、たのしかったんです。
また、何を入れていいんだよ、
ということも伝えたかったので、
お菓子とか、リップグロスとか、
ふつうはあまり入れないようなアイテムも
混ぜてみたりしています。
でも実際、ちょっとお腹がすいたときのために、
お菓子をしのばせておくとか、よくないですか?(笑)

 

   
ジッパーズのデザインは、 バッグの中の遊び心として、ちょうどいい。

手帳って、バッグに入れる持ち物のなかで
特に色や柄で遊びやすいアイテムだと思うんですね。
お財布とかだったら、何年かつかうことを考えて
ベーシックなものを選ぶかたが多いと思うのですが、
毎年変える手帳は、遊びやすいし、
むしろ遊ぶことでバッグの中が
ぐっとたのしくなるものだとも思うんです。
今回担当させていただいたジッパーズのデザインって、
そういう遊び心として、
ちょうどいいものが揃っていますよね。
たとえばお財布はベーシックなんだけど、
一緒に持ち歩いている手帳は迷彩、というのも、
とてもかわいいと思いますし。
ジッパーズに限らず、これから手帳を選ぶかたは、
そんな、バッグの中身をスタイリングする感覚で
カバーを選んでも、たのしいと思いますよ。
 
 
 



  エナメルシリーズは クラッチバッグみたいに持てる手帳。

エナメルシリーズのスタイリングは、
おしゃれが大好きな女の子の手帳、というイメージです。
「クラッチバッグみたいに、
 この手帳それだけで持っても素敵だよ」
という提案をできたらと思いました。
男性は手ぶらもかっこいいな、と思うんですが、
女性はちょっとカフェに行くときとか、
ちょっと何か持っているほうが
ぐっとおしゃれに見えるので、
そんなとき、この手帳はぴったりですよね。
それぞれの色についていえば、
「エナメル・ブラック」は万能選手。
どんな格好にでも合わせやすいと思います。
「エナメル・ホワイト」は、この色ならではの、
女性らしい雰囲気が魅力ですね。
これからの寒い時期、
こういった白のアイテムを持ち歩くのって、
とても素敵だと思います。
     



  リネン・オレンジレッドのきれいな赤は、 みんなが「いいな」と思う色。

リネン・オレンジレッドの魅力は、
やっぱりこの、きれいな赤色ですよね。
「赤」といっても、
すこし朱色やオレンジも感じさせる絶妙な赤で、
毎日見ていても飽きない、みんなが「いいな」と思う色。
だから、どんな女の子でも一度は通るような、
だれもがかわいいと感じるスタイリングを
したつもりです。
具体的には、自分の世界をしっかり持っている女の子が、
大切なものを詰め込む場所として、
手帳をつかっているところをイメージしました。
何にでも合わせやすいですが、
持ち物の主役になってくれる色だから、
手帳を引き立てるように、
ほかの持ち物をそろえるといいと思います。
     



  「ツール」気分で持つとかっこいい、 アーバンカモフラのジッパーズ。

アーバンカモフラのジッパーズは、
いかにも迷彩というムードじゃなく、
やわらかい雰囲気を持っているので、
男女や年齢に関係なく、どなたにも似合うと思います。
だから、写真全体の空気が男性的だとか、女性的だとか、
そういうことにとらわれないように気をつけました。
モデルは女性ですが、
着てもらっているセーターはメンズアイテムだったり、
工具やボンド、靴磨きクリームがありつつ、
ドライフラワーも一緒に置いていたり、
ムードをどこかに寄せすぎないようにしています。
まわりに置いた道具とおなじように、
この手帳も「ツール」の一つととらえて、
そういう気分で持っていただけると、
かっこいいんじゃないでしょうか。
このカモフラには、おもに茶系の色や、
アースカラーがつかわれているので、
ほかのアイテムとの合わせかたで迷うときは、
茶系で揃えると、すんなりなじむと思いますよ。
     
   
 
   

【エナメル・ブラック】

チューブトップ 1,850円
(アメリカンアパレル)
その他スタイリスト私物


<問い合わせ先>
アメリカンアパレル / 電話 03-6418-5403

 

 

【エナメル・アイボリー】

すべてスタイリスト私物

 

【リネン・オレンジレッド(オリジナル)】


黄色い鉛筆 100円(mu・mu)
ニットキャップ・スカート
(ともに衣裳協力 / サンタモニカ表参道店)
その他スタイリスト私物


<問い合わせ先>
サンタモニカ表参道店/03-3498-3260
mu・mu / 03-3794-8805

 

         
   

【リネン・オレンジレッド(カズン)】


チェックのワンピース
(衣裳協力 / サンタモニカ表参道店)
エメラルドグリーンのペン 4,095円
(リビエラ ベビープレス
 / スミス渋谷ヒカリエシンクス)
その他スタイリスト私物


<問い合わせ先>
スミス渋谷ヒカリエシンクス /
電話 03-6427-2330
サンタモニカ表参道店 /
電話 03-3498-3260

 

 

【アーバンカモフラ(オリジナル)】


ネイビー×ホワイトのニット 21,000円
(GANT RUGGER
 / ジャーナル スタンダード 新宿店)
キーモチーフのボールペン 1,890円
ゴールドのホイッスル 1,260円
(ともにPUEBCO)
その他スタイリスト私物


<問い合わせ先>
ジャーナル スタンダード 新宿店
/ 電話 03-5367-0175
PUEBCO / 電話 03-6805-3960

 

【アーバンカモフラ(カズン)】


イエローのケーブルニット 57,750円
(INVER ALAN / ÉDIFICE TOKYO)
その他スタイリスト私物


<問い合わせ先>
ÉDIFICE TOKYO / 電話 03-3400-2931

 

2012-11-21-WED