シープスキンシリーズの手帳には、
「水染め」という染めかたの革を選んでいます。
理由は水染めが、まさに革の「ナチュラルな良さ」を
たのしむことができる染めかただったから。
手帳用の革に多くつかわれている「顔料染め」
(革を均一な見た目に仕上げるのがとくいな染めかた)
とは異なり、
「水染め」は皮いちまいごとの特徴を
残したまま染めあげる染色方法。
もとの皮の状態に仕上がりが左右されるので、
コンディションのよい皮からしか作れませんが、
そのやわらかな仕上がりは、
持つだけでうれしくなるような雰囲気があります。
また、手帳一冊ずつがそれぞれ
すこしずつ異なる色味や模様を持っていて、
また、つかううちに経年変化がたのしめる※のも
「水染め」の革の魅力です。
※「ナチュラル」ははっきりとした色の変化、
「ダークブラウン」「ブラック」は
ささやかな経年変化をしていきます。
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