卒業の日に、「ほぼ日手帳」を。 東京マルチメディア専門学校の卒業式で、 「ほぼ日手帳」が贈呈されました。
 
  小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校などなど、 学校を卒業するときに贈呈される卒業記念品。 「あ、これ、そういえば卒業式のときにもらったなぁ」 なんて経験、みなさんも一度はあるのではないでしょうか? そんな卒業式の思い出ともなる記念品に、 「ぜひ、ほぼ日手帳を」と 東京マルチメディア専門学校さんより 昨年の終わりごろ、お声がけいただきました。 わぁ、そんな光栄なこと、こちらこそよいのでしょうか? このたび、卒業式にお招きいただき、 「ほぼ日手帳」が贈呈されるところを 取材させていただきました。
ほぼ日手帳2013ラインナップ

2013年3月某日。
晴天にめぐまれたこの日、
わたしたちは、新宿区百人町にある
東京マルチメディア専門学校にお邪魔しました。



 

東京マルチメディア専門学校では、
マンガやイラスト、デザイン、スマホアプリ、情報処理などについて
2~3年かけて、じっくりと学べます。
この日は、学業を終えた第23期生の卒業式。

 


 

晴れて、129名の方々がご卒業されました。

 


 

卒業証書の授与、とても緊張した記憶があります。

 


 

さて、この記念すべき場に、なぜわたしたちがいるのか。
この日、学校から卒業生へ贈る卒業記念品として、
シヤチハタさんの印鑑と
なんと「ほぼ日手帳」を選んでいただいたのです。

 


 

この、なんとも光栄な提案をしてくださったのは、
情報処理科の担任されている岩田宏之先生。
笑顔がとってもすてきです。

 


 

岩田先生が「ほぼ日手帳」を記念品にしたいと考えていることを
シヤチハタさんにお話されたことがご縁となり、
卒業記念品として贈っていただくことになりました。

 

それにしても、「東京マルチメディア専門学校」と
デジタルなイメージのある学校の記念品に
アナログな「ほぼ日手帳」をえらんでいただいたのでしょうか?
式が終わったあと、岩田先生にお話をうかがいました。

 

 


 

「まず、ほんとうに実用性があるものを
 贈呈したいという思いがありました。
 最近、スケジュールといった大事なことを
 『メモしないで、写メールを撮って終わり』
 という学生が増えています。
 本校は中国や韓国、タイ、ミャンマー、
 ネパール、ベトナムなどからの留学生も多く、
 彼らは手帳にメモをとるという
 習慣そのものがあまり身に付いていません。
 どれだけメールやアプリなどのデジタルが発達しても、
 やっぱり『書く』という行為は、
 なにかを覚えるのにとても大切なことだと、
 私は思っています。
 ですから、これから社会に出て行く卒業生に
 ぜひ、書くクセをつけてもらたいと思って、
 『ほぼ日手帳』をプレゼントしたかったんです。」

 

数ある手帳のなかから、
「ほぼ日手帳」を選んだいただいたのは‥‥?

 

「卒業という日に心をこめて贈るものだからこそ
 自分の好きなものを渡したかったんです。
 私自身、去年からつかいはじめたところで
 『ほぼ日手帳』歴は浅いのですが、
 この手帳を、みんなにつかってもらいたいと思って。
 今回、幸運にも『ほぼ日』さんと
 やりとりさせていただきましたが、
 もしそれができなかったときは、
 自分の足でロフトにいって、
 130冊ほど買ってこようかとも考えていました(笑)。」

 

そこまでしてでも、「ほぼ日手帳」を
卒業記念品にしたいと思ってくださっていたのですね。
ありがとうございます!

 

「私が『ほぼ日手帳』がすてきな手帳だな、と思った
 きっかけは、本屋でたまたま見つけた
 『ほぼ日手帳公式ガイドブック』なんです。
 今まで、私は仕事についてのことしか
 手帳に書いていなかったのですが、
 『こんな自由なつかいかたがあるんだ!』と
 衝撃をうけました。
 シールを貼ってもいいんだとか、
 もっとプライベートなことも書いていいんだとか、
 手帳って、もっと自由につかっていいんだと。」

 

 

岩田先生は、現在WEEKSを
つかっていただいているんですね。

 

「まだまだ、公式ガイドブックに掲載されているような
 自分らしいつかいかたはできていませんが、
 たのしんでつかっています。
 卒業生たちにも、仕事でもプライベートでも、
 たのしんでつかってもらいたいですね。」

 

そんな思いがつまった卒業記念品の贈呈は
卒業式のあとの最後のホームルームのとき。

 

では、時間を卒業式の終わりのほうに戻しましょう。

 

 


 

式はクライマックス、卒業生からの答辞が終わると、
閉式の辞が述べられます。

 

「一同、起立。 礼。」

 


 

卒業生のみなさんはそれぞれの教室に戻り、
いよいよ、最後のホームルームです。

 


 

ここで、「ほぼ日手帳」を含む
卒業記念品が贈呈されます。
「ほぼ日手帳」、みなさんよろこんでくれるかなぁ?

 




 

そんなわたしたちの心配はよそに、
さっそくパッケージから出して
「ほぼ日手帳」を見てくれてる方があちこちに。

 


 

ちょっと、声をかけてみましょう。
今、手帳って、つかってますか?

 

「手帳はもらうのも、つかうのもはじめてです。
 この手帳は、たくさん書くところがあるんですね。
 これから、つかいます!」

 


 

「私は、もともと手帳をつかっていました。
 今回、こんなにすてきな手帳を贈呈していただて、
 とてもうれしいです!
 今までつかっていたものよりもちょっと厚いけれど、
 これから就職活動をしていくなかで
 スケジュールなどを細かく書けるのがいいですね。
 赤が好きなので、ひと目でお気に入りになりました。」

 

予想以上に、みなさんよろこんでくれている様子。
ほっとしたところで、ホームルームも終盤です。
岩田先生から卒業生への、最後のお話がはじまりました。

 

 

「就職、進学、起業と
 みんなの進路はいろいろですが、
 社会に出たら
 たのしいこと、嫌なことが半々あると思います。
 どうしても嫌なことや、がまんしなくては
 いけないことが出てくるかもしれません。
 どうか、ここで学んだことを忘れないで、
 なにかあったら、いつでも学校にきて相談してください。
 お金を貸す以外は、なんでも相談にのります(笑)。」

 

 

笑いにつつまれた、和やかなホールムールでした。
最後の号令のあと、「ほぼ日手帳」に
岩田先生からメッセージをもらう生徒さん。

 


 

よければ、岩田先生になんて書いてもらったのか
見せてくれませんか?

 


 

新品だった「ほぼ日手帳」が
もう、思い出の品になっています。
どうぞ、ときどき、
このページを読み返してみてくださいね。
きっと、力が湧いてくると思います!

 

東京マルチメディア専門学校、
第23期の卒業生のみなさん。
記念すべきときをともに過ごさせていただき、
ありがとうございました。
そして、ご卒業、おめでとうございます!

 

 
2013-03-27-WED