2015年版のニュース(3)

松本大洋さん、PORTER、新シリーズSSACK‥‥。
ほぼ日手帳2015のラインナップ、
ちょっと先取りしてご紹介します②
 
昨日に引き続き、
ほぼ日手帳2015のラインナップを
すこし先取りしてご紹介します。
今日は、2015年ならではの
大きなニュースのある手帳カバーを中心に。
新しくなったアンリシリーズ、Hobonichi Planner、
荒井良二さんのカバー、松本大洋さんのWEEKS、
初めてのオリジナル・カズン両用カバー、
そして新シリーズSSACK(ザック)‥‥。
ますますひろがったほぼ日手帳の可能性を
どうぞ、おたのしみください。
ここをくぐると、願いが音になるんだそうです。(荒井良二)



2014年に続き、絵本作家の荒井良二さんと一緒に
ほぼ日手帳のカバーを作りました。
絵に描かれたイメージは「ユートピア」。
人と動物、街と自然が1つの世界に共存する、
荒井さんならではの世界が描かれていて、
眺めているだけで想像がふくらみます。
またタイトルにもあるように、
この絵のなかの門をくぐると、願いが音になる‥‥
そんなすてきな物語がこめられています。
製作にあたっては、
淡い色の絵の具や色鉛筆を塗り重ねた繊細な原画を
生地にプリントで表現したのち、
上からさらに金色の円をシルクプリントしました。
作品をそのまま持ち歩いているような
贅沢な気分を味わえるカバーです。
バタフライストッパーは蛍光色のピンクとグリーンで
キュートに仕上げました。
tenp02〈刺子織〉紺



イラストレーターの福田利之さんが
全製品のデザインを手がけるブランド
「十布(テンプ)」の手帳カバーです。
福島県伊達市の刺子織職人・大峽健市さんに
福田さんのデザインした柄を
織っていただいて作りました。
刺子とは、布地に一針ずつ規則的に糸を刺して
模様を作る東北地方の手芸技法のこと。
刺子を織機で織物にしたものを刺子織といい、
現在、その技術を継承しているのは
大峽さんただひとりなんです。
織機を用いても、1時間に織れるのは
わずか1メートル。
経(たて)糸と緯(よこ)糸を巧みに操ることで、
刺子の風合いを生かしながらも
緻密で美しい柄を表現しています。
福田さんによるデザインのテーマは「森」。
独特の模様をよく見ると木々が浮かんできます。
オリジナルは紺とベージュの糸を用いて、
クラシックな色合いに仕立てました。
内側とバタフライストッパーは
アイボリーの合皮を使用し、さわやかな印象に。
手に持ったときに心地よいカバーで、
裁断した場所によって柄が違うため、
同じものがふたつとないのも特長です。

ESSENCE BORDEAUX(アンリシリーズ)



毎年人気のアンリ・ベグランさんの革の手帳も
2015年は新たな装いで登場します。
オリジナル用の新しいアンリシリーズは
〈ESSENCE(エッソンス)〉という名前。
手帳が持つ人のエッセンスになるように、
また、使うにつれ、生きる上で必要不可欠な
大切な存在になればという思いが込められています。
手に吸いつくような、なめらかな肌ざわりの
上質な革を使用しているのは、今年も変わりません。
アンリさんからはこんな言葉をいただきました。
「同じ革、同じ色で100個作ったとしても、
 ふたつと同じものはありません。
 さらに、使う人の個性がそこに加わります。
 手帳の使い方やさわり方のクセで、
 革がそれぞれ異なる育ち方をするんです。
 このカバーはぼくが作っただけでは未完成。
 みなさんが使ってくれることで完成に近づいていきます」
丁寧に仕上げられた
ひとつひとつのステッチが美しく、
カバーそれぞれで色の異なる
ベルト部分のビーズもかわいいカバーです。
じっくりと時間をかけて使いこんで、
あなただけの一冊を完成させてください。

Base(PORTER)



「WEEKS用パスポートカバー」や
「WEEKS用ウォレットカバー」などを
一緒に製作してきた「PORTER」のみなさんとも
今年はまったく新しいタイプの手帳カバーを作りました。
名前は「Base(ベース)」。
仕事道具や遊びの道具、文房具、さまざまなガジェット、
電子辞書、大事な写真や小物、アウトドア用品など、
持つ人が好きなものを思いのままに詰め込んで、
日々の生活の「基地」のように使えるカバーです。
こちらの「Base」のいちばん大きな特徴が、
ほぼ日手帳初の
「オリジナル・カズン両用カバー」ということ。
カズン用のジッパーズとしても、
オリジナルを装着できるA5サイズのバッグとしても
使うことができます。
付属のベルトを装着することで、
ショルダーバッグのように肩にかけて
持ち運ぶことも可能です。

ボールのようなことば。(松本大洋)



WEEKSにも、これまでになかったタイプの
新しい手帳が登場します。
ほぼ日刊イトイ新聞が2012年に出版した
文庫本『ボールのようなことば。』
松本大洋さんが描いてくださったイラストを
WEEKSの表紙に大胆に配置したものです。
文庫本では、表紙から裏表紙にまたがって
使われていた男女3人のイラストですが、
WEEKSでは表紙に3人が並ぶ姿になりました。
また、布クロスにプリントした表紙は
キャンバスのような質感。
明るいゴールドで箔押しした「2015」の年号も
絵の美しさを引き立てています。
やさしくてあたたかい松本大洋さんの絵と一緒に
一年をすごすことができる、
持つだけでうれしくなってしまうWEEKSです。
Onett(MOTHER2)



本日、最後に登場するのが、
伸縮性のある、発色のいいシリコン樹脂を使った、
手帳カバー「SSACK(ザック)」。
「シンプルなデザインで持ち歩きやすい、
 新しいタイプの手帳を作りたい」
そんな思いのもと、ほぼ日手帳全体の
デザインディレクションをしてくださっている
佐藤卓さんと一緒に製作をした
まったく新しいかたちの手帳カバーです。
さまざまな可能性を試した末に完成したのは
手帳本体にくるりと巻いて、
マグネットで端を留めるタイプのカバー。
身軽に持ち歩けるようにと
あえて機能をしぼっているため、
分冊版のavecとも相性が良いです。
さらさらしたシリコン樹脂は
これまでにない手帳の触り心地で、
未来のほぼ日手帳の姿を予感させます。
色は、オリジナルではミントのほかに、
ブラック、レッド、イエローという
きれいな色味のものが揃いました。
2015年は、まったく新しい一年にしてみたい。
また、初めての使い心地をたのしんでみたい。
そんなかたにおすすめの、
ほぼ日手帳のニュータイプのカバーです。

さて、いよいよ明日は
ほぼ日手帳2015の全ラインナップ発表!
これまでご紹介してきたものはもちろん、
ひとつひとつに個性のある、全76種類の手帳を
すべてごらんいただけるようになります。
手帳の中身や細部も、明日から公開。
どうぞチェックしてみてくださいね。



  はじめに、糸井重里よりご挨拶。
ほぼ日手帳は「LIFEのBOOK」。
作者は、あなたです。
    はじめまして!
分冊版のほぼ日手帳
“avec(アヴェク)”です。
             
  ほぼ日手帳2015のラインナップ、
ちょっと先取りしてご紹介します①
       
LIFEのBOOK
ほぼ日手帳 2015
2014年9月1日(月)午前11時 販売開始!
  8月22日(金)にほぼ日手帳 WEB SHOP上にて
 全ラインナップ発表!
  8月23日(土)より「TOBICHI」にてラインナッププレビュー

ひと足先に、全76種類のラインナップを手にとって見られます。
ほぼ日手帳 2015 ラインナッププレビュー
場所:HOBONICHIのTOBICHI
会期:8月23日(土)、24(日)、29日(金)、30日(土)、31日(日)
   11:00ー19:00(23日のみ9:00オープン)
※TOBICHIは、とてもせまいスペースなので、
 混雑する場合は入場制限をさせていただくことがあります。

場所:HOBONICHIのTOBICHI
会期:8月23日(土)、24(日)、
   29日(金)、30日(土)、31日(日)
   11:00ー19:00(23日のみ9:00オープン)
※TOBICHIは、とてもせまいスペースなので、
 混雑する場合は入場制限をさせていただくことがあります。

 HOBONICHIのTOBICHIはこちら
  9月1日(月)より「LIFE is‥‥展」 開催!

9月1日(月)~9月11日(木)まで渋谷ロフトにて開催します。
詳細は8月26日(火)にお知らせします。

9月1日(月)~9月11日(木)まで
渋谷ロフトにて開催します。
詳細は8月26日(火)にお知らせします。
2014-08-21-THU
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