2008年のヌメ革カバーをずっとつかっていて、
今年も中身だけ交換しました。
このカバーとの付き合いも7年目。
豪雨に遭ったときの盛大な水染み、
万年筆から漏れたインクの汚れ‥‥。
「いい色だねー」と人から言われる、
ヌメ革としてのピークを通り過ぎて、
「貫禄」みたいな域に達しています。
さすがにそろそろつぎのカバーを‥‥とも考えたりもしますが、
再来年くらいには新しくしようかな、というスパン。
ペンは、モンブランのボールペンを使っています。
同僚の結婚式の二次会のゲームでモンブランの万年筆を当て、
(ちなみに「オンリーでロンリー!」です)
しばらく万年筆をつかっていたのですが、
個人的にボールペンのほうがつかいやすく、
しかしながらデザインやムードはとても気に入っていたので
同種類のボールペンを手帳にさすようになりました。
7年目を迎える「すごみ」の出てきたヌメ革には、
これぐらいしっかりした文房具のほうが釣り合うので、
万年筆と合わせて、とても気に入っている組み合わせです。
手帳はスケジュール管理にはつかってなくて、
「つけるときに集中的につける」という
咄嗟のメモ用につかっていることが多いです。
会議中に思ったこととか、取材で録音されてないときとか、
「いま自分がメモしないとなくなってしまう」ことを
書きつけていることが多いですね。
社内取材を受けてあらためて読み返してみたところ、
福島に取材に行ってるときのページはびっしり埋まってますね。
福島シリーズの取材は基本的にひとりだし、
たとえば高校生に話を聞くようなときは
ICレコーダーを突きつけるより、
手帳を開いて談笑するほうがしっくりきます。
あと、糸井さんの発言をメモしていることも多いですね。
基本的には持っているだけで、
書かないことのほうが多いのですが、
じゃあ、ふだん持って行動しないかというと逆で、
書く書かないにかかわらず、必ず持ち歩いています。
仕事をする場に、この手帳はなくてならないもの。
仕事をする自分の一部のようになっています。
なんというか、シャツの襟のようなものです。
ないと困るというよりは、あって当然。
あ、機能としては、ぼくは名刺入れを持たないので、
名刺入れとして完全に機能しています。
外側のポケットに、すこし多めに入れてあります。 |