【ことしのわたしは、たのしいB】 手帳は、もうひとつの家族のアルバム。
〜「ほぼ日手帳公式ガイドブック2014」の取材から〜 「ほぼ日手帳」をともに10年使っているというお母さんと娘さん、 潮田久仁子さんと梅森絵美さんに、 10年分の手帳を前に取材させてもらいました。 お互いの手帳をちゃんと見るのは、 このときがほとんどはじめてだったそうです。  絵美さん(以下:娘) : 10年前というと社会人2年目かぁ。 ライブに行ったり旅行に行ったり、私、遊んでばっかり(笑)。 久仁子さん(以下:母) : まだ独身で、時間だけはたくさんあったものね。 そういえば一緒に山下達郎のライブに行ったよね。 母さん、チケットを貼ってあるわよ。 娘:えっ、私も貼ってあるよ。 へぇ〜、同じことしてるんだね。知らなかった。 母:あっ、絵美の誕生日にバッグを買ってあげたって書いてある。 娘:うわっ、そのこと忘れてた。えーと、書いてあるかな。  ……あっ、よかった、書いてあった! 母:書いてなかったら、親子関係にヒビが入るところだったわね! 娘:私の結婚式の日のことは、なんて書いてあるの? 私はバタバタしてたのか、全然書いてない。 母:いろいろ忘れないように貼ったりしてるわよ。 この年は、あなたのウエディングドレスを 8カ月かけて縫っていたから、よく覚えてる。 ウエディングドレスを縫うなんて、娘を持った者の醍醐味だけれど、 もう二度とやりたくない(笑)。娘があなただけで助かったわ。  (たのしい取材は、このあともまだまだ続きました)
2013-08-20-TUE
メールをおくる ツイートする ほぼ日ホームへ