最初に演劇を観たのは高校のときですね。
友人が演劇部に所属していて
「観に来てよ」と誘われたのがきっかけです。
それからしばらく経って、大学1年の時にその友人から
「地元で公演をやりたい、
でも脚本を書けるメンバーがいないから、やってよ」
と言われたんです。
そのときは、友達がやっている学生演劇を2~3回、
プロのは1回くらいしか観たことないのに
「書けるでしょ?」みたいに言われたんですよね。
思えば変なはじまりかたでした。
でもまあ、とりあえずやってみるか、
という感じで脚本を書いたんです。
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そのあと、大学1年生の終わりに
演劇サークルに入ったんです。
そこからだんだん演劇が好きになっていきましたね。
学生サークルの演劇って、自分のやりたいことだけやって、
お客さんを呼ぶことを考えていないひとも
けっこういたんですけど
私は「お客さんがいないと、そんなの演劇じゃない」
って思っていたんです。
お客さんにいてほしい。
当時から「お客さんを集める」ことに
興味があったのが
今の自分の仕事につながっているんだろうなと思います。
演劇って、観てくれる人がいてこそのものですから。
もっとたくさんのひとに演劇を観てもらいたいんです。
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大学の演劇サークル時代の大林さん。
演劇の魅力ですか‥‥。
一言で言うのは難しいですね(笑)。
わざわざ劇場にくる人たちを相手にするわけですから、
けっこうな無茶苦茶をやっていても怒られない、
というのは魅力のひとつですかね。
表現として突飛なこともできるし、
つくり手の思いや言いたいことも
反映させやすくて、そこがおもしろい。
映像みたいに編集できないこともおもしろいですね。
実際に人がやっていることですから、
とりあえずウソがない。
目の前で起こっていることのおかしさ、
みたいなものがあると思うんです。
演劇に限らずライブはコール&レスポンスがあるので
そういう部分もすごくたのしいし。
ほんとうに魅力のあるものなので、
今はこの仕事をしながら、演劇の裾野を広げ、
見に来てくれる人を増やしたいと思っています。
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ほぼ日手帳は今年で3年目です。
この「年間カレンダー」のページはよく使いますね。
仕事では、例えば春先の公演だったら
冬からどう売るかのスケジュールを考えたりするんですよ。
だから、このページを見て
むこう3~4ヶ月のカレンダーを確認しながら
「この日が一般発売なので、この辺から
先行販売したいな」とか考えたりするんです。
さらに、去年のカレンダーがついているのも
「去年はこのくらいの時期に発売してたよな」
みたいな話のときに、パッと確認できるのがいい。
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これから観る演劇のチケットや、観終わったチケットを
いったん手帳の外ポケットに入れています。
そのあと、適当なタイミングでエクセルにまとめて、
保管用の袋にごそっと移しています。
チケットをとっておけば、何年何月何日に、
どこで、何を観たかわかるじゃないですか。
年末に芝居好きの友達と、
今年何を観たか話すのに使ったり、
何年か経ったあとでも、自分が何歳のときに、
どんな作品に出合ったのか思い出せるからいいんですよ。
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チケットをいつから貯めているかは、もう、
ちょっと分からないですね。
でも、ずいぶんな量になってきています。
とっておいて、老後に見て
ニヤニヤしようと思ってるんですけど(笑)。
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あと、いつも机が散らかっているので、
ものを書いたり、捺印したりといった作業も
手帳の上でやっていますね。
以前は手帳のほかにA4ノートも持ち歩いていて、
打ち合わせや取材の時に使っていたんですけど、
「手帳と一緒にしたら2つ持たなくて済むよな」
「ほぼ日手帳って、書くスペース多いな」
そんなふうに思って、
カズンのほぼ日手帳を使い始めました。
1日1ページを埋めることはないんですけど、
仕事のこともプライベートのことも関係なしに
ぜんぶ書き込んでますね。
もちろん演劇を観る予定も(笑)。 |