日本各地の気候や風土によって
育てられたテキスタイルを使って、
クラッチバッグとポーチをつくりました。



赤や緑など、さまざまな色が
交差する生地は、
岩手県花巻市でつくられている
「ホームスパン」と呼ばれるもの。
糸の太さをあえて均一でないように紡ぎ、
１本の糸を少しの幅ずつ、さまざまな色に
染めわけたものをゆっくりと織ってゆきます。
糸の太さによって色に微妙な濃淡が出て、
複雑で深い味わいの格子の布になります。
これを、シンプルなクラッチバッグと、
ジッパータイプのポーチに仕立てました。



濃いベージュの布地に
まるで植物が植えられているかのような
特徴ある生地は、「高野口パイル」と呼ばれるもの。
和歌山県、高野山のふもとあたりで
作られています。
地元の紋屋さん
（パイルのもようを決める
　型紙をつくる会社）にあった
10年ほども前の柄をアレンジ。
クラシックな柄をナチュラルな色合いで表現し、
かわいらしい生地にしました。
ジッパータイプのポーチと、
がま口ポーチの2つがあります。



がま口ポーチは、マグネット式になっています。



どちらも、手帳カバーとおそろいでどうぞ。
岩手ホームスパン 彩格子はこちら
高野口パイル 花絨毯はこちら