島根県隠岐郡海士町(あまちょう)。
米子空港からバスで30分、
そこからフェリーで3時間。
島根沖60kmに浮かぶ離島です。
ここはいま、なんだかとっても元気な町。
人口わずか2400人弱の小さな町なのに、
毎年数十人もの人が移住してきます。
行政も、産業も、そして教育も、
もともとの住人と、外から来た人とが協力しあい、
ダイナミックに変化し続けています。
その変化のひとつが、
一時は廃校の危機にあった島前高校。
海士町を含む島前地域の離島3島に
たったひとつの高校です。
その高校はいま、島外からの
入学志望者が増え、推薦入試は
定員の約2倍にもなっています。
その島前高校のすぐそばに建っているのが、
公立塾「隠岐國学習センター」。
島前高生180人のうち、
140人が通っています。
2016年の春、この隠岐國学習センターの
副長・大辻雄介さんから
ほぼ日に問い合わせがありました。
「生徒たちに、ほぼ日手帳を配りたい」と。
離島で使われるほぼ日手帳のこと、
お伝えします。
なぜほぼ日手帳を選んだんですか?2016-10-8-SAT
高校生たちは、ほぼ日手帳をどんなふうに使っていますか?2016-10-9-SUN
島の大人たちも、ほぼ日手帳を使っているって本当ですか?2016-10-10-MON
大辻雄介
大手進学塾・予備校に勤務したのち、教育系企業でICTを活用した教育の事業開発を担当。その後、海士町へ移住し、隠岐國学習センターの副長として、日々生徒の指導を行う傍ら、島のICT活用を推進している。
佐藤桃子
教育系企業で幼児向けの教材編集を経て、海士町に移住。生徒たちのよき理解者として高校1年生の担任と夢ゼミを担当。
2016年4月から、
ほぼ日手帳を導入した隠岐國学習センター。
副長の大辻雄介さんと、指導スタッフの佐藤桃子さんに
導入の経緯と現在のようすをうかがいました。
(つづきます)
写真/松村隆史
2016-10-08-SAT
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2017」にも、
海士町の記事を掲載しています。