「ほぼ日手帳」を使っている人が集まって、
手帳を見せ合いながら交流するイベント、
「ほぼ日手帳ミーティングキャラバン」が
2年めにして海外での開催を叶えました!
10月1日(日)、ほぼ日手帳チームが訪れたのは、
香港の大型ライフスタイルショップ、「LOG-ON」。
「ほぼ日手帳」の販売を手がけるほか、
文房具や雑貨のファンで賑わうお店です。
香港では、広東語と英語が使われますが、
今回は英語メインでやり取りしました。
国や言語こそ違っているものの、
「こんなに似ているんだ!」という
発見の多かった香港レポートをお届けします。
会場となる「LOG-ON」は、
地下鉄「九龍塘」駅と直結した
大型ショッピングモール、
フェスティバル・ウォークにありました。
日本から送った「のれん」が会場の目印に。
このスペースは普段、ワークショップや展示、
人が集まるイベントができる場所として、
使われているそうです。
「はじめまして」の気持ちを込めて、
「ほぼ日手帳の歴史」の紹介と、
過去に販売していた手帳のアーカイブを
展示させていただきました。
全3回のミーティングがスタート。
持ってきた「ほぼ日手帳」を開いて、
どう使っているかを話します。
気になることがあると「これは何?」と
参加者どうしで質問しあう場面もありました。
文具が大好きなかたは、
「ほぼ日のテンプレート」の
ほぼすべてをコンプリート。
ジッパーズのカバーをポーチ代わりにして、
かわいい文具をしまっているそうです。
weeksにぎっしりと描かれた絵日記。
左ページにはその日の出来事や
印象に残ったことを書いて、
右ページには主に食べ物のことを書きます。
日本語を勉強しているので、
日本のドラマやアニメのことも書かれています。
文房具を自分でつくることが
文具ファンの間で流行しているようで、
自分のInstagramアカウントを載せた
特製シールを配る方がいれば‥‥
マスキングテープの柄をデザインして、
台湾の会社に注文して
使っているというかたも。
ページの装飾が、かわいいですね。
自作のシールで、こんなアイディアも。
よーく見るとわかるのですが、
切手をたくさん買った時についてくる
端っこの部分にスタンプを押したもの。
切手だから、糊もついていますね。
水彩絵の具で絵を描く人の割合が
日本よりも多いような気がします。
水彩絵の具は小さいものもあるので、
意外と気軽に続けられるそうです。
ファンシーな色づかいは、
日本の”Kawaii”文化に影響を受けた
「ユニコーンカラー」。
彼女が手帳をデコレーションする動画は、
LOG-ONの公式動画としても紹介されていました。
美大の学生さんが書くスケジュールが、
とても整理されていてきれいでした。
毎日「THANKFUL FOR」と
感謝する相手のことを書くのも素敵。
ミーティングをしていると、
すこしずつ距離が縮まってきます。
みんなで一冊の手帳を覗き込む場面も。
香港のインスタントラーメンといえば、
日本発の「出前一丁」がなぜか大人気!
香港では国民食として定着していて、
日本にはない味も売られているようです。
はっ、この「回」の文字は、
今年のお正月に作った、
「ほぼ日手帳甘味くじ」。
日本とお正月の時期は違いますが、
たのしんでもらえたようで嬉しいです。
高校生の手帳に書かれているのは、
友達のことや試験のこと。
手作りの要素を入れたくて、
シールを貼るだけよりも
マスキングテープを切って貼ることが
好きなんだそうです。
3回のミーティングのすべてに、
LOG-ONのマネージャー、Ritaさんが参加。
ジョークを交えながら、
ミーティングをまとめてくださいました。
ミーティングの終わりには、
みんなで「ほぼ日手帳」を持って集合写真。
終了後でも話が盛り上がって、
しばらく手帳を広げながら
話しつづける人でいっぱいでした。
香港でのミーティングキャラバンの
ご報告は、これでおしまいです。
参加いただいたみなさん、LOG-ONのみなさん、
本当に、ありがとうございました!
LOG-ONの手帳売場に並んでいる手帳は、
ほとんど(9割以上)が日本のブランド!
香港の多くのみなさんは、
「手帳=日本のもの」と認識されているようです。
参加者のみなさんに聞いたら、
「みんな、日本のものが好きなのよ。
手帳にかぎらずだけどね。
かわいくて、クオリティがいいから。」
と教えてくれました。
日本人として、とてもうれしい一言でした。
お互いの手帳を見せあっている時間は、
終始なごやかな雰囲気。
絵をほめあったり、
その日にあったできごとを説明したり、
使っている文房具の情報を交換したり。
日々をたのしみながらつづっている様子が、
日本のユーザーさんと重なりました。
もし、日本と香港と、そして他の地域からも
ユーザーさんをあつめて、
多国籍の「ミーティングキャラバン」を開催したら、
ぜったいみんな、いいお友達になれるんだろうな、
と感じました。いつか、できるかな!?
(リンリン)
まず驚いたのが、
3回とも、会が始まる前から
誰からともなく話しはじめ、すぐに仲良くなり、
終わったあとも連絡先などを交換している姿が
日本のキャラバンとまったく一緒で、
“ほぼ日手帳”ともだちは、
万国共通なんだな、と思いました。
そして、どの会もとても盛り上がり
時間が足りませんでした。
海外からは値段も割高だし、
買いやすいわけでもないのに、
複数所有してくださっている方もいて、
とてもありがたい気持ちでした。
みなさん自分なりに自分の
その日一日をどんなふうに記録に残すかを
工夫していてオリジナルマステを作ったり、
それをさらにアレンジしたり、
色鮮やかにきれいな絵を書いたり、
オリジナルのシールを作ったりして記録を残して、
手帳を使うこと自体がその人たちの
LIFEの楽しみになっているんだな、
ということがうれしく、また印象的でした。
(シオリ)
「ミーティングキャラバン」を初めて海外で開催、
ということで、最初はすこし不安がありました。
言葉や文化が日本とは異なる香港なのに、
手帳を見せ合うイベントで
みんな喜んでいただけるのかなあ、と。
蓋を開けてみれば、参加されたみなさんは、
とてもアクティブだし、フレンドリーで驚きました。
初めての海外開催は、「大成功!」です。
パッと見た感じでは、日本に比べると、
絵が好きな人が使うもの、文具が好きな人のもの、
という傾向は強かったものの、
どんなことが書かれているのかな、
と「ほぼ日手帳」を見せていただくと、
その人の「LIFE」が詰まっていました。
これはきっと、世界共通なんでしょうね。
いい経験ができました、楽しかった!
(ひらの)