ある日、すこし変わったお問い合わせが
ほぼ日宛に届きました。
「じぶんの使っているほぼ日手帳を
大学の美術展で展示したいのですが、
大丈夫でしょうか?」
メールをくれたのは、東京学芸大学で
美術教育について学んでいるという田中亮丞さん。
「はい、大丈夫ですよ」とお伝えしつつ、
実際にその展示を見てみたくなったので、
手帳チームでお邪魔してきました。
こんにちは、ほぼ日の手帳チームの田中です。
(名前がややこしくてすみません)
今回は、すこし珍しい
手帳の使い方の事例をご紹介します。
そもそもは大学生の田中くん(田中亮丞さん)が
「ほぼ日」宛にくれた、こんなメールがきっかけでした。
「じぶんの使った、ふつうのほぼ日手帳を
大学の美術展で展示しようと思っているのですが、
大丈夫でしょうか。
ふだんあったことを書いたり貼ったり、
ただ記録しているだけで、
特別な絵や装飾をしているわけではありません。
ですが、ほぼ日手帳の機能のおかげで
自然に作品として成立した気がします。
この手帳を作ってくださって、ありがとうございました」
メールと合わせてハガキでも、
ていねいな案内をいただきました。
どんな展示かはわからないけれど、
「美術展で、ふつうのほぼ日手帳を展示する」
って、なんだかおもしろそう。
せっかくなので、実際に美術展にお邪魔して、
話を聞かせてもらうことにしました。
おとずれた場所はこちら。
東京学芸大学の秋のお祭り「小金井祭」の
「大美術科博覧会」の会場、芸術館です。
会場には、1階と2階のいくつもの部屋にわたって、
映像、絵画、彫刻、ポスターなどなど
みなさんのさまざまな作品が並んでいました。
そこに、田中くんが展示している
「ふつうのほぼ日手帳」もありました。
こちらが、田中くんの展示している、ほぼ日手帳。
おそらくふだんから田中くんが使っているであろう
ペンと一緒に置いてありました。
こちらが田中くんです。
(2013年9月に開催した「手で書く手帳展」。
たくさんのかたの手帳や
手書きのメモなどを展示させていただき、
おおぜいのかたにご来場いただきました)
(そのときのトーク内容は、こちらで読むことができます。
「手で書くことについてぼくらが考えたこと。」)
(田中くん、ありがとうございました)