自分に合ったサイズを知ることが大切です」
と、下着デザイナーの惠谷太香子さん。
みなさんにとってベストな一枚を選んで
購入いただけたらと思い、
あらためて「じぶんで下着のサイズを測る方法」を
惠谷さんに伺いました。
生活のたのしみ展でお客さまとお話した際、
「わたしはMとL、どちらだと思いますか?」
と聞かれることがすごく多かったんです。
お尻を向けて「どちらだと思いますか?」と
聞かれても、わからなくて‥‥。
あはは(笑)。切実だけど可愛いですね。
自分にとって心地のいいサイズを選ぶには、
どうしたらいいものでしょうか?
思うのは、コロナ禍になって、
「リラックス」への感覚が変わってきたんです。
おうちに居る時間が長くなったことで、
ファッションもオーバーシルエットですし、
締めつけることに抵抗感が高まっていて。
だから、身体は変わっていなくても、
サイズへの感覚は変わっているかもしれません。
ゆったりしたい気分だから、
ワンサイズ大きなものを
選ぶ方もいるかもしれませんが、
わたしが個人的におすすめしたいのは、
やっぱり自分の今のサイズを把握して、
ピッタリ合ったサイズを着ること。
基本ですね。
「つきのみせ」のシグネチャーラインは、
すごくきれいに縫ってあって、
自分でつくっておいてなんですが、
なかなかヘタらないんですよ。
そうすると、長年同じものを着てしまう。
ですが、ほんとうは定期的に
身体のサイズを測ってもらって、
合ったものを着ていただきたいです。
年齢によって、身体のラインも変わってきますしね。
この間チームで話していてびっくりしたんですけど、
つきのみせが始まって、2年以上経つんですよね。
もう、そんなに。
最近、はじめの頃に購入したブラが、
なんとなくサイズが合わなくなってきたんです。
それをチームの人たちに相談したら、
「くたびれてきただけじゃない?」って。
2年も着てたら、そうですね(笑)。
状態はきれいだから
そんなに長いこと着ていることに気づかなくて。
それで、ストラップ位置を見直しました。
今度サイズも測ってみようと思います。
あの、もしよかったら、
正しいサイズの測りかたを教えていただけませんか?
もちろんです!
自分で測れる方法をお教えしますね。
メジャー、鏡(できたら等身大の姿見)。
できたら裸、または薄手のトップスを着た状態で
測ってください。
胸のふくらみの下の部分、アンダーから測ります。
鏡に身体を映し、
背筋を伸ばした状態でメジャーを当てます。
メジャーが床と水平になっているか
確認しながら測ってください。
このとき、メジャーの背中部分が
たゆんでしまう方が多いそう!
衣服を着ている場合は、
すこしきつめにメジャーを当ててください。
次に、胸のふくらみが一番高い場所、
バストトップを測ります。
鏡に身体を映し、
背筋を伸ばした状態でメジャーを当てます。
メジャーが床と水平になっているか
確認しながら測ってください。
アンダーとトップの差で、
カップサイズが決まります。
つきのみせのブラは、S、M、L‥‥というサイズ表記です。
該当するカップサイズが2サイズにまたがる場合は、
ホックの位置で調節してくださいね。
(たとえば A70の場合は、
Sの一番外側か、Mの一番手前に。)
バストトップ (ヌード寸法) | カップサイズの目安 | |
---|---|---|
S | 73~80cm | AA65.A65.B65.AA70.A70 |
M | 79~87cm | A65.A70.B65.B70.C65 |
GM | 83~90cm | D65.D70.E65.E70 |
L | 86~94cm | A75.B70.B75.C70.C75 |
LL | 93~101cm | A85.B85.C80.D80 |
単位:cm |
肩ひもを調節
両方の肩ひもを平行にし、
ひもを上に伸ばした時に、
身体とひもの間に指一本分のくらいの
すきまができる状態に調節します。
つきのブラは
ストラップのフックをつけかえて
クロスにできるように、
ストラップを長めにつくっています。
運動する際など、ずれが気になるときは、
ひもの長さを調節して試してみてください。
ショーツはウエストではなく、
「ヒップ」の大きさに合うものを
選んでください。
つきのみせのサイズ表では、
「ヒップ(対象サイズ)」と
記されているところになります。
S | M | L | LL | |
---|---|---|---|---|
股上 | 24.5 | 26 | 27.5 | 29 |
ウエストゴム上がり(ぐるり) | 47 | 51 | 55 | 60 |
ウエスト(対象サイズ) | 58~64 | 64~70 | 69~77 | 77~85 |
ヒップ(対象サイズ) | 82~90 | 87~95 | 92~100 | 97~105 |
単位:cm |
計測するのは、お尻の一番高いところ。
目安でかまいません。
鏡に身体を映し、
まっすぐ立ってください。
メジャーが床と水平になっているか
確認しながら測ってください。
2サイズにまたがる数字の場合は、
お好みでお選びください。
たとえば90cmのかたは、
ゆったり目が好みであればMサイズ、
しっかりフィットが好みならSサイズ。
つきのみせのシグネチャーラインは
テンセル素材で立体的な形につくってあるので、
どちらを選んでいただいても
ほどよく身体になじんでくれますよ。
つけ心地はリラックスできるのに、
ちゃんと脇のボーンやホックがついていて、
形がきれいなところが気に入っています。
他のブランドではあまり見かけないような
きれいなカラーリングと、
チュール部分の透け感がうれしいです。
洗濯をするときには、
パットを外してから干すと早く乾くので、
ちょっと手間ですがおすすめです。
(ほぼ日乗組員・田中)
シグネチャーシリーズの色合いやデザインが
とても好きですが、あえて
生理のときだけショーツと合わせて上下でつける!
ということにしています。
そうすると、つらい一週間がやってくる悲しさを
きれいな色の下着をつけられるうれしさで
ちょっと跳ね返せる気がします。
(ほぼ日乗組員・諏訪)
つきのみせのショーツは、エブリデイふくめ全型、
とっても優秀なショーツだなと思っています。
そけい部をしめつけないような工夫がされていますし、
防水布は通気性が良く、匂いを防いでくれる素材なので、
生理の日だけじゃなくふだんも使えるのです。
わたしは生理の最終日に使って、
面倒な日々が終わることを、
快適な履き心地とともにうれしく感じられるのが好きです。
また、旅行のときに持っていくことも多いです。
(ほぼ日乗組員・田中)
何よりも、そけい部の締め付け感が無いのが、
穿いていてとっても楽ちんです。
そけい部は、
パソコン作業など座っている時に特に圧がかかるので、
デスクワークの多い日に特に愛用しています。
防水布がごわつくこともないですし、ストレスの無い、
履き心地の良いショーツです。
(ほぼ日乗組員・金子)
生理用のショーツってゴワゴワ、ガサガサしていて
仕方なくがまんして履くイメージでしたが、
これを履くようになって、ガラッとイメージが変わりました。
生地がやわらかく、お尻をすっぽりと
包み込んでくれる安心感があります。
防水布も普段から履けるほど柔らかくて、感動しました。
スペシャルは防水布がお尻部分まであるので
多い日の夜も、安心して使えます。
(ほぼ日乗組員・武井)
冷え性なわたしは、
お腹まであるハイウエストショーツが大好き。
なのですが、ウエスト丈が長めのショーツは、
動きとともにお尻のゴムが食い込むことが多く、
なかなか良いものに巡り会えませんでした。
こちらは立体裁断のパターンが素晴らしく、
食い込んだりズレたりすることなく、
お尻をすっぽり包んでくれて、安心して履けるショーツです。
(ほぼ日乗組員・金子)
つきのみせのシグネチャーシリーズが登場して以来
すっかりやみつきになってしまったのですが、
クロッチ部分が綿のものもあったらいいなあ、と
かねてから思っていました。
他のショーツは生理やおりものが気になる日に穿くのですが
この「エア」はほぼ毎日穿いています。
運動して汗ばむ日でも快適ですし、
乾燥が気になる日にもしっとりした綿の質感がここちよいです。
色味もどれもきれいなので、
クローゼットに並べたときも穿いているときも
気分良くいられるところも気に入っています。
(ほぼ日乗組員・平野)
太ももにかけてほんの数センチ長いだけなのに
こんなに安心感が違うのか~という頼もしさです。
ボリュームのあるナプキンを選んでも
足の付け根でしっかりショーツをホールドしてくれるせいか
体から離れにくく、ゴワゴワしづらいところが気に入っています。
私にとっては毎度のひやひやドキドキを
軽減させてくれるありがたい存在なので
1~3日目はかならず選んでいます。
(ほぼ日乗組員・諏訪)
ボクサータイプを愛用している乗組員からおすすめされて
使ってみたら、とても快適!
わたしは腰回りが冷えるのが苦手なので
ハラマキを重ね着する日もあるくらいなのですが、
このボクサーを穿いている日はその必要はありません。
お尻〜足の付け根まで、するんと柔らかく包まれる感覚で
肌寒い日やスカートを穿く日には特に重宝しています。
(ほぼ日乗組員・平野)
よく伸びる生地と立体裁断のおかげか
自分の身体にぴったりとよりそってくれるところが
気に入っています。
紐や生地が重なりがちな肩まわりも「モリっ」とせず
薄着でもインナーが目立ちづらいです。
世の中にはデザインがシンプルなタンクトップが多い中、
チュール生地がついているおかげで
着ているだけでごきげんになれるのもお気に入りの理由です。
(ほぼ日乗組員・武井)