しなやかな革の、ふわりと柔らかい感触や、
ほかにないおしゃれな色合わせが特長の
undoseの革のバッグやウォレットは、
ほぼ日で長く愛され続けている作品です。
先ごろ、6月に開催した、
「ほぼ日の神田まつり LIVE&SALE」では、
東京・神田のポートビルを会場にして、
じっさいにundoseの作品を眺めながら
ご購入いただける、久しぶりの機会をつくりました。
ですが、東京は緊急事態宣言下、
会場にお越しになれなかったかたもいたと思いますし、
また、同時期に開催した、
ウェブ抽選販売も数に限りがありました。
そこで今回、会場販売用として
考えていた分の作品を、あらためて準備し、
ウェブ抽選販売のかたちでご用意しました。
8月18日(水)午前11時から抽選で販売します。
どの作品にしようかと、迷うワクワクを、
どうぞおたのしみください。
申し込み受付は終了しました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
undose(ウントエーゼ)は、双子である、
木曽総子さん・嘉子さんからなるユニットです。
革の切りっぱなしの部分や、
生まれながらにもつシワやキズなど、
一枚一枚違う個性を活かしながら
ていねいに重ね、手縫いでつくる一点ものの作品を、
ギャラリーやイベント、ショップなどで、
不定期に展示・販売をされています。
今回、抽選販売でご紹介するのは、
リュックサック、ビッグトート、ワイドトート、
ミニトート、ポシェット、
ロングウォレットの6つのかたち。
意外なのにどうしようもなく惹かれる色同士だったり、
きりっと潔いワントーンの組み合わせだったり、
革の質感が主役だったりと、
それぞれに表情の異なる作品がならびます。
重ねられた革に、ラフにプリントされた
シルクスクリーンの文字がかっこよく、
ユニセックスでお使いいただけるおしゃれさも魅力。
「制作をはじめた頃は、カーキとかグレーとか、
くすんだ色が好きで、地味な作品が多かったんですよ」
と木曽さん。
「あるとき、ふと入れてみた青が、
ほぼ日で人気だったとお聞きして。
そこから、いろんな色を取り入れるのも面白いなと、
発想が広がっていったのかもしれません」。
作品づくりのときの気持ちはもちろん、
季節だったり、天気だったり、
いろんなことのバランスで、
昨日はいいと思っていた革の組み合わせが、
今日はピンとこない、ということもあるんだそう。
狙ってできるものではない、
ほんとうの「一点もの」なんだなと感じます。
その一方で、
「革ですから、大事にしたくなるかもしれませんが、
ぜひ気負わずに使ってもらいたいです。
作り手である自分たちにとっても、
たまたま革だった、という感じなので。
何かあったら、修理もできますから、
どんどん日常で使ってくださいね」と、
木曽さんはおっしゃいます。
使い始めの、凛としたたたずまいも、
使っていくうちに馴染んでいく風合いも、
どちらも素敵ですので、
ゆっくり味わっていただけたら嬉しいです。