Teon × yozora 別注タンブラー・ボウル「しろ」

yozora 2024 autumn / winter

2024.10.30.wed on sale

キャンプやアウトドアで使う食器といえば、
金属製やホーロー、木製のものがありますが、
どこか味気なさを感じて自宅と兼用できるものが
多くはありませんでした。
また、取っ手があることで収納がしにくかったり、
あたたかいものがすぐに冷めてしまったりと
悩みが少なからずありました。
そんなとき、霧が晴れるように出合ったのは、
LOG(ログ)が開発した
Teon(テオン)のタンブラーとボウル。

温かいものは温かく、
冷たいものは冷たいまま、
長時間キープ。
そのひみつは真空二重断熱構造にあります。

キンキンに冷えた氷を入れても結露せず、
テーブルが濡れてしまうこともないし、
熱々のスープを注いで手に持ったときに「アチっ!」と
ヤケドをするおそれもありません。

実用性もさることながら、美しいデザインも
わたしたちが見惚れた理由のひとつ。

表面は湖面のおだやかなゆらぎのような波形で、
手に持つとしっくりなじみます。
ソリッドでタフなアウトドアギアというより、
うつくしい工芸品のようなたたずまい。
yozoraからのリクエストで、
白樺のような「しろ」の塗装で仕上げていただきました。

かねてから愛用している
ほぼ日・水野谷による、Teonの魅力。

Teonを開発した
LOG 須山友之さん・鈴木陽士さんに
詳しくうかがいました。

製作者より
LOG(ログ)
須山友之
鈴木陽士

多くの人にとって、
アウトドアやキャンプは日常のごく一部の時間。
だから、家の中の快適さや居心地のよさを
外に持ち出すような感覚でモノづくりをしています。
いちばん最初につくったボウルも、
家と外どちらでも使えるように。
一般的なシェラカップには直火にかけられるよう
ハンドルがついていますが、
実際のキャンプではその頻度は少ないし、
スタッキングにも不向きです。
いっそハンドルをとってしまおうかとはずして。
無機質なステンレスはアウトドアに向いているけれど、
家の食卓に置くと浮いてしまう。
そこで、有機的な波をつけることで表情が生まれました。
Teonオリジナルは鏡面磨きをほどこした
ステンレスシルバーなのですが、
yozoraさん別注のカラーは
ぼくらでは思いつかないような色で、
北欧家具やウッドテーブルにもマッチしそうです。
キャンプギアというより、
“うつわ”という雰囲気に近くなったように思います。
ぜひ、手に“ON”して食べて飲んでみてくださいね。

yozoraチームより

キャンプ大好きなほぼ日乗組員が
「Teonに出合ってから
キャンプでほかの食器を使わなくなった」
という声を聞いたのがはじまり。
絶賛していたので、そこまで言うならばと
実際にキャンプや自宅で使ってみたら、すごくいい!
佇まいが美しく、
散らばりがちなテーブルがすっきり整う感覚は
ほかには代えがたいものがあります。
しかも、手に持ったときは
熱さや冷たさを感じないのに、
口をつけると熱いものは熱いまま、
冷たいものは冷たいままなことに
毎回小さく驚いてしまいます。
真空断熱二重構造の器はほかにもありますが、
Teonのサイズは大きすぎずに手におさまる。
自然と所作がうつくしく見えるような
絶妙なサイズ感です。
表面のシルバーカラーを変えたら、
いっそうふだんの食卓にもなじみそう、と思って
「しろ」色をオーダーさせてもらいました。
(yozoraチーム・平野)

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