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あなたは、朝起きるとき、何を使って起きてますか?
あてはまるものすべてを答えてください。
(複数回答) |
一番多かったのは、目を覚ますための専用の時計、
いわゆる「目覚まし時計」ではなく、
なんと、
「携帯電話」でした。
現代っぽいですね。
携帯電話が一般的になる前は、
このグラフからしますと、たぶん「目覚まし時計」が
1位に輝いていたことと思います。
いつ、この首位交代が起こったのでしょう。
どこにもそういったデータはなさそうですが、
ちょっと知りたくなりました。
ほかには、「自然に目覚める」という方も
けっこう多いのですね。
さてこの設問では、「書いて答える(そのほか)」の欄も
設けていました。
そこで多かった回答は、こちらです。
iPodやゲーム専用機のアラーム機能、タイマー、
コンピュータ、家の電話のモーニングコール機能、
婦人体温計(基礎体温計)のアラーム機能、
家族の起きた気配、ペット、差し込む朝日、外の音 など。
先に
「自然に目覚める」と答えた方は、
家族の気配や日光、周囲の物音など、
いつもの条件を体が覚えている、
ということかもしれませんね。
さて一番目と二番目に多かった
「アラーム機能」的なものですが、
これらをいくつもセットする、という回答もありました。
次は、その数をお聞きした設問の集計です。
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目覚まし時計や携帯電話など、
アラーム機能があるものを
合計いくつセットして寝ていますか? |
「一個だけ」がトップですが、
2個、3個という方も割合からいうと多いですね。
うっかり二度寝してしまったら‥‥、
なんらかの異変が起こって、時計が壊れてしまったら‥‥、
といった心配もありますが、
実際問題として
「絶対にこの時刻に起きなければいけない」のか、
「だいたいこのあたりの時刻に起きればいい」のか、
生活のスタイルによっても違うのかもしれませんね。
そういえば、このアンケートの実施中にみなさんから、
就職したり子供ができたりして、睡眠生活が激変しました、
といったメールをいただいていたのでした。
そして次の質問は、こちらです。
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「重要な約束があるから、
明日の朝は必ず○時に起きなくてはならない」
というとき、起きる自信は、
何パーセントくらいありますか? |

どうしても、いつもより睡眠時間が短くても、
決めた時間に起きなければいけないというときが、
誰の人生にもたまにあります。
その時、どれくらい起きる自信があるか聞いてみたところ、
90%から100%がほとんど。
高い割合で、「自信あり」という結果になりました。
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いま、あなたが目覚まし時計を買うとしたら、
重要視するのは、どういうことですか? |
こちらは自由に書いて答えていただきました。
みなさんの重要視する点は
はっきりしている方が多いらしく、
以下の3つの端的なお答えに集中しました。
●音:音量、音の種類
●デザイン
●機能:スヌーズ機能(二度寝防止)
電波時計(時間のセットが自動)
他に複数あって目立ったのは、
「うるさすぎない」「秒針の音がしない」
「壊れにくい」です。
このほか、ちょっとユニークな回答としては、
「優しく、あきらめずにおこしてくれる」
(時計にそれを望みますか‥‥。)
「寿命が縮むような音が出ない目覚まし」
(買う前に確認できるところで買ってくださいね。)
「落としても、踏んでも、叩いても壊れない」
(程度の問題ですが‥‥。)
などがありました。
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寝床を離れたあと、「完全に目を覚ますため」に、
なにかやっていることがありますか?
「起きてからやること」ではなく、
「これをやると目が覚めるんだよね!」
というものを、いくつでもお答えください。
(複数回答) |

昨日は「寝る前にすること」の集計結果を発表しました。
今回は、「目を覚ますためにすること」です。
一番多かったのは
「飲み物を飲む」、
次は
「顔を洗う」でした。
体を新しい水分にふれさせることが、
体を起こすために有効なのかもしれません。
さらにここでも、自由に回答していただきました。
中でも特に多かった答えが、
「トイレに行く」でした。
たしかに、平均的な睡眠時間からいうと、
6~7時間はトイレに行っていません。
また、排尿するということで、
体の機能を使うと、覚醒の役に立つのかも。
他に多かった自由回答は、
コンタクトレンズを目に入れる。
甘いものを口に入れる。
のび、ストレッチ、体操、ヨガをする。
シャワーをあびる。うがいをする。歯を磨く。
煙草を吸う。
でした。
つい笑ってしまった回答もご紹介しますね。
「裸になって体重を量る」
(ある意味、目が覚めそうですね‥‥。)
「雄叫びを上げて伸びをする」
(ご近所に心配されませんように。)
「編み物をする」
(寝起きに編み物?)
「まんがを読む」
(寝起きにまんが?)
「怒られる」
(えっ!?)
目を覚ますための努力も、さまざまでした。
最後に、あなたの眠りの自己評価を。
ここまでアンケートにお答えいただいたみなさんは、
いつもよりもご自分の眠りについて意識されたのでは
ないでしょうか。
最後に、あなたの眠りたさや、
眠りの位置づけ、点数についてうかがいました。
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ざっくりとした質問です。
あなたは、いつも眠い? |

選択肢は、 次の2つでした。
●どちらかといえば、いつも眠いわけではない
●どちらかといえば、いつも眠い
「どちらかといえばいつも眠い」という方が多く、
半数以上いらっしゃいました。
他の設問から見ても、
みなさん、ちょっと寝不足気味なようですね。
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軽い気持ちで、なんとなく答えてくださいね。
以下のものに、優先順位をつけるとしたら、
どういう順番になりますか? 直感で、どうぞ。 |
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食事 |
娯楽 |
睡眠 |
1位 |
33% |
28% |
39% |
2位 |
38% |
25% |
37% |
3位 |
29% |
47% |
24% |
第1位として、「睡眠」を挙げる方が多いようです。
その次は「食事」でした。
生命を維持するために必要な2つが
優先度が高い、と言えるかもしれません。
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さぁ、最後の質問です。
いまのあなたの睡眠生活を
100点満点で自己採点してください。 |
こまかく、1点きざみで回答していただきました。
多かった点数は、70点から80点。
ついで、50点台、60点も多めでした。
「自分の睡眠は、そんなに悪くはないけれど、
まだ良くできそう! 」
といったところでしょうか。
ぜひ、これからの特集「『ほぼ日』の睡眠論。」を
ご覧くださいね。
最後に、これらの30問からわかった、
3万名のみなさんの、
最も平均的な眠りの姿をご紹介します。
「眠る時間は午前0時から1時。
6時間27分眠って、午前7時くらいに起きます。
しかし休日はちょっと寝る時間が遅くなって、
午前0時から2時に眠り、7時間42分後の
午前8時から10時に起きます。
ほんとうは8時間眠りたいと思っています。
でも、人間として6時間眠れば十分なはず、と、
頭では思っています。
あまり眠れなくて困るということはなく、
眠りも深い方です。
起きるのにはちょっと苦労します。
眠る時は部屋を真っ暗にします。
寝間着はパジャマです。
まくらや布団やマットレスは、
どちらかというと好みのもので眠りたいです。
眠る前にすることは、特にありません。
しいていえば、本を読んだり、
音楽を聴いたりでしょうか。
眠るときの格好は仰向けで、寝ている間やや動きますが、
起きたときも仰向けになっていることが多いです。
思うとおりの時間に起きるために、
携帯電話のアラーム機能をひとつ、セットします。
どうしても起きなければいけない時間があるときは、
90%くらいは、その時間に起きる自信があります。
起きたら目を覚ますために、飲み物を飲みます。
こういった睡眠生活をしている自分は、
どちらかといえば、いつも眠いのですが、
優先順位としては睡眠を上位に考えていますし、
まあ、採点すれば70~80点くらいかな、
と思っています。」
アンケートにご協力いただき、
また、集計の結果をご覧いただきまして
ありがとうございました!
よろしければ、
ご感想をお送りくださいね。
これから展開します特集「『ほぼ日』の睡眠論。」で
参考とさせていただきます。