TAKARAKUJI
「目から血、再び!」
「ほぼ日」の総力戦で、
宝くじを当ててやるぜ。

第一回:
「俺はつっこむよ!」と男らしく。


ほぼにちわ。キャサリン・捨木です。
もうガニマタはやめました。
椅子のうえで胡座を書くのもやめた師走でごわす。

師走といえば、「それにつけても金のほしさよ」です。
そういう考えはどうかと思うと言われても、
そういう考えが、街で渋滞を起しているではありませんか。
ほら、そこに、ここに。

「年末ジャンボ宝くじ」でございますよ!!!

ほぼ日では、過去にも、宝くじ企画
「目から血を出そう!
 とにかく当たりが見てみたい 」

がありました。
その時のdarlingの文章は↓こんなかんじ。
ぼくの知ってる人の同僚は、
500万円を当てたとき、あんまり真剣に
番号のチェックをして(眼圧があがって)
目から血が出たんだそうです。
出してみたいじゃありませんか、目から血!
ひとりで買ったら、なかなか当たりに出合えないけれど、
知り合いの番号を全部ならべてみたら、
案外、どれかが当たってるかもしれない。
知ってる人が当たったっていうだけでも、
けっこう自慢になると思うんですよ。

そう、「目から血、再び!」、であります。
前回は、
買った宝くじの番号を投稿してもらって、
夢を語ってもらう。
そして、投稿番号のなかから、当選者をさがす。
というものでした。
つまり、「知りあいが宝くじを当てたんだ」と、
自慢できるじゃないか、という消極姿勢でございました。

しかーーーし、今回はもっとアグレッシブ。
「俺たちが当てるんだ!」
という話なのであります。
でも、まとめ買いして、分けっこしようなんていう
小さい欲望からは自由に羽ばたきましょうぞ。
もし五百万が一くらいに
大当たりしてしまったり、
まあ万が一プチ当選が出た場合などは、
個人の夢を実現させるなんてことは、やめちゃうわけです。
「俺たち」全体の
夢と希望と欲望を語りあって、
一気に遣うのです。

どう遣うべきかについては、それぞれ意見を出してください。
小さなエゴにとらわれずに、
「やるねー、あいつら」と言われるようなことを
一所懸命に考えてください。
そう、自分は、なんにもトクをしない宝くじなんですよ。
でも、「俺たち」っていうか、
参加者は気分がいいというようなヴィジョン?

つまり、整理してみると。

1)ほぼ日のこれから開く予定の口座に、
  宝くじを買う資金を振り込んでもらう。
  同時に、「どう遣ってほしいか」メールも募ります。
2)吉日に「年末ジャンボ宝くじ」を
  (あんまりいなそうだけど)運のよさそうな
  ほぼ日スタッフが買ってくる。
3)参加者の名前と資金の額は、「ほぼ日」に掲載。
4)買った宝くじの番号も、どんどん掲載していく。
5)12/31の宝くじの当選番号発表を
  全世界から、固唾をのんで見守る。
  目から血を出すチャンスは、
  このとき!

6)当選がでた場合は、当選金の遣い道について、
  あらためて意見を募り、
  「ある意味では欲のないdarling」が決定する。
  (この人は、世界一周チケットとか、
   タダで景品に出しちゃったりする性格だし)

ご異存もあるかとは思いますが、
まぁ、賛同者がいなかったら資金も集まらず、
ジミになるというだけのことで、
特に問題もないと思いました。


(darling)

さて、ここからは社内モニターの
意見などきいてみたいね。
ねえ、この再企画の言い出しっぺであり、
ぼくの近所で一番ビンボーで、
しかもお調子者なゆーないとさん、
自分だったら、参加する?

(ゆーないと)
あ、そうっすね。
わたしのガチャピンの
貯金箱にはいってるお金全部
出しちゃいますよ。

(シェフ)
それってどれくらい?
5000円とかあるの?

(ゆーないと)
肉まん買うときとか、
ちゃりちゃり出しちゃってるから。
だけど1000円近くはあると思う。

(ロック)
近くってことは、
1000円以下ってことかい。
がちゃぴん、苦労してるんだなぁ。

(darling)

そうか・・・・。
俺は、
つっこむよ!!

よくわかんないけど、つっこむ。
正月休みに、ネットで当選番号発表見るときに、
泣きたくなるくらいじゃなきゃ、
社長とは言えない。


(ロック)

あ、自分のことを社長と呼ぶ、
貴重な瞬間だ!


(捨木)
つっこむって、競馬じゃないのになぁ。

(darling)
これが、あなた、密林のオランウータンを救うかも
しれないじゃないですか。
たとえば、な。
もう、110100円を賭けよう。
嫁には内緒だけど。

(ロック)

内緒って、奥さん
ほぼ日読んでるじゃないですか。


(darling)
いいんだよっ。
10円20円に厳しくケチくさい
モギは?
(darlingは「捨木」とは呼んでくれない)

(捨木)
よくぞきいてくださった。
もうこうなりゃ、
大枚はたいちゃいますね。
いちまんえん。

(darling)
とりあえず、お調子者二人で、
120100円は確保できたもんな。
ほれ、最低でも、12000円は当るだろ!

(シェフ)
最低でもって・・・。
なんか、根本的に考え方が
間違ってる気がしないでもないけど。

(シゲちゃん)
いいんだよっ!!
だって、これは夢と希望と
欲望を語るチャンスだ。
みんなもシゲちゃん
(俺のことだ)のように、
語ろうぜっ!!

(捨木)
こんどは社長としてじゃなく、
シゲちゃんかい。
(力なく)おうっ!!

(通天閣)
わたし、ペルシャ猫貯金の一部を供出します。
「ほぼ日トラック」が買いたい。

(べっかむ3)
ペルシャ猫貯金、してはったんですか?

(通天閣)
ええ。

人の夢って、いろいろだなぁと、つくづく思うのですが。
あんまり深いことを考えずに、やっちゃおうということに!

しかし!夜も更けたところで、気がついたよ。
どこの銀行に
振り込んでもらえば
いいんだっけ??

つうか、専用口座つくらないとやばくないか????

この時間じゃ、もう銀行やってないよ・・・。

(明日に続く。明日こそ銀行口座発表だぜ。
 すぐに振り込んでくれ、通帳の印字を見るのがたのしみだ。
 しかし、だいじょうぶなのか、こんなんで。)

2002-12-05-THU


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